春かおる、桜もちの簡単レシピ
みなさま、こんにちは。
Re:CENO KYOTOのはおりです。
気温も少しずつ温かくなり、
桜がきれいな時期がやってまいりましたね。
今の時期、新生活のスタートに向けて、
バタバタとお過ごしかと思われます。
たまには、肩の力をゆるめて、
あまいお菓子をほお張りながら、
お花見、なんてのも素敵ですね。
そのお菓子が、手作りだったら。
それも簡単に作れるのであれば、なおさら。
お花見だけではなく、準備段階からも
わくわく、思わず笑みがこぼれます。
そこで今回は、おうちで簡単に作れる、
春かおる「桜もち」のレシピをご紹介いたします。
おうちで簡単、ほんのりしょっぱい桜もち
『 材料のご紹介 』(12個分)
- もち米 300g
- 水 330g
- 梅じそ 10g
- お湯 20g
- あんこ 80g
- 桜の塩漬け 12枚
桜もちには、2種類あることをご存じでしょうか?
実は東西で桜もちの作りが違うんです。
「長命寺」と呼ばれる、関東発祥の桜もちは、
小麦粉を焼いたクレープであんこを包み、
どら焼きを半分に折ったような形。
そして関西発祥の「道明寺」は、
もち米を練った皮の中に、あんこを包み、
丸い形をしています。
みなさまは、「桜もち」と聞くと、
どちらを想像しますでしょうか?
地域によって、材料や形も違いますが、
同じ名前のお菓子というのが、おもしろいですね。
今回は、全国的にも主流となってきた、
「道明寺」スタイルで、
もち米を用いたレシピをご紹介したいと思います。
それでは、さっそく作っていきましょう。
1.水を入れて、お米を研ぐ。
もち米を、濁りがある程度落ち着くまで研ぎます。
その間に、梅じそにお湯を注ぎ、
しその色味を引き出しておきましょう。
2.研いだお米に水と、しその汁を入れる。
研いだお米に水330gを入れ、
しその色を引き出した汁も流し込みます。
POINT
この時に、しその葉が入ってしまうと、
完成時につぶつぶと、しそ模様が入ってしまいます。
混じりけのない、きれいなおまんじゅうを
作りたい場合は、しそが入らないようにしましょう。
ただ今回は、しそが混じっているのも
ひとつの味だと思い、あえて少し、混ぜこみました◎
3.桜の塩漬けを乗せ、炊飯器へ。
桜の塩漬けを上から乗せて、
炊飯器であたためボタンをポチッ。
(炊飯器によると思いますが、約40分待ちます。)
POINT
桜の塩漬けとしそから出る塩分で、
桜もちのしょっぱさは十分に出ます。
なので、追加でお塩は必要ありません。
甘さはあんこで十分ですが、甘めがお好きな方は、
この時に、すこし砂糖を少し入れても◎
4.桜の塩漬けを移動させ、もち米を混ぜる。
桜の塩漬けを別のお皿に移動させ、
もち米を混ぜます。
POINT
この時、もち米を潰しながら、
しっかりと混ぜることで、お米感がなくなり、
おもちっぽさが増してきます。
5.もち米を丸めて平たくし、あんこを包む。
手のひらで、ゴルフボールくらいの大きさに丸めて、
平たくし、小さじ山盛り1杯分のあんこを包みます。
POINT
この時、手をしっかりと水に濡らしておくと、
もち米がひっつきにくく、きれいな形が作れます。
6.桜の塩漬けを乗せる。
丸く形を整えて、
別皿に移動させた桜の塩漬けを上に乗せたら...
7.お皿に盛りつけて、完成。
今回は、和菓子でしたので、
和の雰囲気を引き立たせる、
かいらぎ模様の食器に添えてみました。
食紅を使わない、天然の桜もち
今回こだわった部分は、食紅を使わずに、
桜色にするところです。
天然由来の色を使って作るために、
いちごパウダー?パプリカ?ビーツ?
いろいろ考えました。
味を邪魔されたくないし、
どうせなら春っぽいもので作りたい...。
天然の色で赤く色づけられ、
春っぽさがあって、なおかつ塩味のあるもの。
梅じそ一択でした。
天然の着色なので、
どうしてもピンクの印象は弱くなりますが、
ほのかに色づき、やわらかいピンク色に。
梅のしょっぱさが香るもち米は、桜との相性も◎
炊飯時間を除けば、10分程度で簡単にでき、
また包丁も使わないので、
安心してお子さまともお作りできます。
ぜひ、ご自宅で作ってみてください。
ひといき時間に、実食。
今回は、お昼休憩中のスタッフに、
おやつとして、桜もちを召し上がっていただきました。
「やわらかくて、ほんのり甘じょっぱくて、やさしい味がする」
2個ずつ用意した桜もちも、すぐにお腹の中へ。
他のスタッフにも、
お昼休憩中におすそ分けしました。
12個作った桜もちも、1日でなくなってしまい...
(作りながら、私もつまみ食いをしたのは内緒です...。)
「しょっぱさの後に、あんこの甘みがあって美味しい」
「正直いくらでも食べれる」
美味しそうに食べていただけてよかったです。
おさらい
それでは、最後にレシピのおさらいです。
- 米をとぎ、梅じそをお湯にひたす
- といだお米に、水と梅じその汁をいれる
- 桜の塩づけをのせて、炊飯器へ
- 炊飯後は、桜の塩づけを移動させて、まぜる
- 平たくした、もち米にあんこを入れて丸める
- 桜の塩づけを1つ乗せる
- お皿に添えたら、完成
お花見のシーズン。
大人数でのお花見はまだ難しいですが、
少し気晴らしに、作った桜もちを持って、
近くの公園にお出かけするのもいいですね◎
最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。