気分爽快で夏バテにおすすめ。
「コーヒートニック」の作り方をお教えします。
こんにちは。
コーヒーマイスターの濱田です。
暑い日が続くと食欲が落ちて、
気がついたら夏バテしてしまった...
なんていうことも。
今回は、そんな暑い時期にピッタリで、
気だるい気分をリフレッシュしてくれる
「コーヒートニック」の作り方をご紹介します。
コーヒートニックとは?
コーヒー好きでないと、あまり聞き馴染みのない
コーヒートニックですが、北欧やオーストラリアなど
カフェ文化の盛んな地域から大流行した
アレンジコーヒーのひとつ。
基本的な作り方は氷を入れたグラスに
トニックウォーターを注ぎ、その上から
エスプレッソを流し入れるというもの。
個人的な味覚を頼りに味を思い浮かべてみると、
大人のコーラといった感じです。
柑橘系の酸とコーヒーが持つ奥行きのある苦味、
炭酸の爽快感がクセになってとっても美味しいんです。
コーヒートニックを作ってみよう!
用意する材料は、こちら。
- 豆 40g(細挽き)
- お湯 100cc(94℃前後)
- きび糖 20g
- 炭酸水 140cc (なんでも可)
- ライム 1/8カット
- ミント 少し
- ドライフルーツ(飾り用)
240cc、約2杯分のレシピです。
トニックウォーターはAmazonや酒屋さんで
簡単に購入できますが、今回はスーパーで購入できる
炭酸水とライムを使って代用していきます。
また、飾り用のドライフルーツを用意すれば、
インスタ映え間違いなしです^^
まずは、濃くて甘い原液を抽出していきます。
一般的には、エスプレッソを使用することが多い
コーヒートニックですが、ご家庭でも手軽に
楽しめるよう、カリタの「ウェーブドリッパー」を
使って抽出していきます。
誰でも安定したコーヒーを抽出できるため、
初心者の方にもおすすめのドリッパーです。
まずはケトルでお湯を沸かします。
温度は94度前後の比較的高温の
お湯を使用します。
温度計のない方は、沸き立てのお湯を使用しても
美味しく淹れられますので、
ここはお好みで調整しましょう。
お湯を沸かしている間に、
サーバー内にきび糖20gを入れておきます。
また、コーヒーを抽出する際には必ずドリッパーに
湯通し(リンス)を行い、紙の匂い除去と
抽出効率アップのための保温を同時に行います。
湯通しができたら、細めに挽いた40gのコーヒー豆を
ドリッパーに入れて、平にならします。
これで準備完了です。
コーヒートニック用の原液は、
とにかく濃く抽出するのがポイントなので、
100ccを3回に分けてゆっくり注ぎます。
まずは、蒸らしの工程から。
ハンドドリップと同じ要領で、
1等目は40ccのお湯をゆ〜っくり
全体に満遍なく注ぎ、1分間待ちます。
1分間待ったら、
2投目を30cc注いでいきましょう。
湯量が少ないため、
慎重にお湯を注いでいきます。
1分30秒を目安に注いだら、2分まで待ちます。
2分になったら、
残りの30ccを注いでいきます。
最後まで焦らずゆっくり抽出。
3分以内を目標にドリッパーから
コーヒーが落ち切るまで待ちます。
事前に入れておいたきび糖がしっかり溶けるまで、
サーバーをよく回してください。
これでコーヒートニック用のコーヒーが
抽出できました。
抽出できたコーヒーは一度、冷蔵庫に入れておきます。
粗熱が取れたら、原液の完成です^^
あとは注いで添えるだけ。
写真にも映えるコーヒートニック
あとは材料を加えていくだけの簡単なレシピ。
原液さえ作ってしまえば、あともう少しです^^
では、氷をたっぷり入れたグラスに、
原液を注いでいきます。
その上から、氷に沿わせるようなイメージで
冷えた炭酸水をゆっくり注ぐぎます。
仕上げにライムを絞り、ミントを加えます。
ドライフルーツを添えれば、写真映えもバッチリな
「コーヒートニック」の完成です。
作り方をおさらいしておきましょう。
【2杯分 240cc】
- 豆 40g(細挽き)
- お湯 100cc(94℃前後)
- きび糖 20g
- 炭酸水 140cc
- ライム 1/8カット
- ミント 少し
- ドライフルーツ(飾り用)
【原液】
- 一投目(蒸らし)・・・40ccのお湯を全体にまんべんなくいき渡るようゆっくり注ぐ
- 二投目・・・1分になったら30ccのお湯をゆっくり注ぐ
- 三投目・・・2分になったら残りの30ccのお湯をゆっくり注ぐ
- 完成・・・3分以内を目安に最後までコーヒーを落とし切り、粗熱をとって完成
【コーヒートニック】
- グラスに氷をたっぷり入れて原液を注ぐ
- 氷に炭酸水を添わせるようゆっくり注ぐ
- ライムとミントを加え、ドライフルーツを飾る
- 炭酸が抜けないよう、ゆっくりかき混ぜれば完成
ベースとなる原液は、
大量に作り置きしておくと便利です。
コーヒートニック以外にも、ビールで割ったり
他のお酒とも相性が良いので、
ぜひ、色々試してみてください^^
暑い夏は「コーヒートニック」で、
気分をリフレッシュ!
今回は「コーヒートニックの作り方」を
ご紹介させていただきました。
アイスコーヒーだけじゃ物足りないなーと
感じている方にも、おすすめです。
夏バテ気味のタイミングでは、
特に美味しく感じていただけるかと思います。
また、今回使用した「ダブルウォールグラス」は、
氷が溶にくい2層構造なので、
夏にとてもおすすめのグラスです。
冷えた状態が長持ちし、味も薄まらないので、
最後まで、美味しく飲むことができました^^
ということで、
新たな夏の定番としてコーヒートニック作りに
挑戦してみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。