白味噌のお雑煮
今日のRe:CENOランチは、
京都の白味噌のお雑煮です。
メリークリスマス!
素敵なクリスマスを過ごしておられますか?
素敵な思い出が、今年もまた一つ増えましたか?
クリスマスの思い出というと
小さい頃、「サンタさん」のように「メリーさん」
という人がいて、クリスマスに関係しているんだ、
だからメリークリスマスと言うんだ、
と思っていました。
誰でしょう?メリーさん...。
さて、今年最後のランチ部は、クリスマスメニュー...
ではなく、一足お先に、お雑煮作り。
Re:CENOのオフィスは、京都にあるのですが、
働いているスタッフが、みんな京都の人間という
わけではもちろんありません。
それもあって、お正月の前に白味噌と金時人参、
丸餅を使った京都のご当地お雑煮を、一度みんなで
作ってみることにしました。
鮮やかな赤い色が特徴の、金時人参。
京都のお正月、定番の地野菜で、少しふだん食べる
人参よりも、しっかりとした硬さがあるのが特徴。
これを今日はお正月らしく、
華やかな飾り切り「ねじり梅」に。
みんな初体験です。
ねじり梅
花びらが立体的に見えるにんじんの飾り切り。
和食の煮物の賑やかしなどに使われます。
「こことここに、切れ込みを入れて...」
「あれ?んー、難しいなー」
「あ、段々コツがわかってきたかも♪」
食べるのもそうだけど、
できあがりを想像しながら、作るのは、
本当に楽しい時間です。
「ほらほら、うまくなってきたんじゃない?」
金時人参をだし汁で下茹でしたら、
そこに、京都のお雑煮のもうひとつの大きな特徴、
白味噌をたっぷりいれます。
ふだんのお味噌よりも、ちょっと多めに
入れるのがポイント。
丸いお餅は焼かないで、しばらく煮立たせます。
とろっとなるくらい煮るとOKです。
1人4つのお餅が、どこからがひとつなのか、
わからなくなっちゃいました。笑
はじめての「ねじり梅」も、ばっちり。
うん、お正月っぽい。
最後に、たっぷりのかつお節を
ふんわり載せれば、京都の白味噌のお雑煮の完成。
初めて白味噌のお雑煮を食べてみた、部員の感想は
「んーーー!美味しい!
これ思ってたよりも甘くないんですね!」
そう、白味噌のお雑煮、
見た目の印象ほど甘くないのです。
普通の赤味噌や、合わせ味噌ほど
塩分はありませんが、ちゃんとしょっぱさもあって、
とっても美味。
さらに、僕が、料亭で働く友達に教わった隠し味も。
「わさび」をほんのちょっぴりいれると、
味が引きしまって、さらにマイルドな味わいに
なりますよ。
来年のお正月は、
みなさまの地方のお雑煮だけじゃなく、
よければぜひ京都のお雑煮も。
2014年のランチ部は、これでおしまい。
コメントをいただいたり、作ってみたの声を伺う度
全国に、食いしん坊なランチ部の部員がたくさん
いる気持ちになって、とっても嬉しかったです。
来年も、たくさん楽しく、ランチを作っていきます
ので、よろしくお願いします!
今年最後の、木曜日のランチ部でした。
それでは、みなさま、良いお年を。
[材料] 4人前
- だし汁 800ml
- 金時人参 1本
- 白味噌 お玉一杯分
- 塩 少々
- 花がつお節 少々
- わさび 適量
- 丸餅 お好きなだけ!
調理手順
- 金時人参(なければ、普通の人参で)の皮を向いて、3mm程度に切る。
- 煮立っただし汁に、金時人参を入れてしっかりと煮る。
- 白味噌を、だし汁に溶いてゆく。
- 白味噌がしっかり溶けたら、丸餅をのそのまま入れる。煮立って柔らかくなってきたら
鍋の火を止めて盛り付ける。 - 銘々の器にもりつけたら、花がつお節をたっぷり載せればできあがり。
隠し味にわさびをいれると、さらに美味しくいただけます。