茄子のペーストと挽肉のパスタ
今日のRe:CENOランチは、
茄子のペーストと挽肉のパスタです。
比較的、短時間でできあがるパスタは、
ランチ部でも定番のメニュー。
今日は、僕が研究を重ねた(笑)
オリジナルの簡単、低予算だけど濃厚な
ドロドロ茄子ペーストで作る、絶品パスタソースの
作り方をご紹介します!
ポイントは、茄子のにくの部分と、
皮を分けて、別々の食感にしあげること。
まずは、皮をするすると剥いて...
次に、それを細かく千切りに。
この茄子の、皮の部分だけを、にんにくと鷹の爪、
塩胡椒で揚げるように炒めていきます。
ほんとうに簡単、たったこれだけ。
香ばしくて食感豊かなナスの皮パスタソースの
出来上がりです。
これだけでも、赤ワインのあてになりますよー。
さらに、茄子のにくの部分は、
手で細かくちぎって、火が通りやすい状態に。
たーっぷりめのガーリックオイルの中に、
白ワインと一緒に入れたら軽くかき混ぜて、
蓋をして弱火で蒸し焼きにします。
茄子はたくさん鍋に入れて、OK。
ドロドロに溶けて、1/4ぐらいまで少なくなり、
ガーリックオイルと、白ワイン、茄子の甘みが
ぎゅっと濃縮されたソースが、できあがります。
今日は、豚ミンチと合わせることにしました。
カレー粉とお醤油をちょびっといれて、
パスタソースは完成。
どちらのソースも、冷蔵庫で4,5日
保存がきくのでパスタ以外にも、
色々付け合せにオススメです。
どんなパスタでも、美味しく食べれるけど、
今日は、ちょうちょの形が可愛い、
ファルファレを使いました。
真ん中と外側で、火のとおり具合が違うから
食感が部分ごとに違う面白いパスタです。
ナスの肉の部分のソースと和えあわせて、
ナスの皮のソースを載せれば、できあがり!
にんにくと鷹の爪や、豚の風味があわさり
ミンチだけど、ちょっと上品な味わいに。
「あら...、茄子どこ行ったんだろ?」
そう、このレシピ、茄子が本当にドロドロになって
ひき肉と合わさるので、旨味が凝縮されて、
まるで、茄子がなくなったみたいに。
でも、ちゃーんと茄子の味はする...。
とっても不思議なレシピなのです。
食感を残したい場合は、蒸す時間を調整して、
自分のお好みのタイミングをみつけてください。
「もうちょっとゴロゴロした食感が欲しいなー」
「いや、パンにのせたりするには、これぐらいがいいよ」
茄子のドロドロ具合で、議論が楽しく白熱した
ランチタイムでした。
[材料] 3人前
- 茄子 4本
- 豚ミンチ 200g
- にんにく 2片
- 鷹の爪 少量
- オリーブオイル 大さじ4
- パスタ(ファルファレ) 300g
- 塩 少量
- 胡椒 少量
- カレー粉 少量
- 醤油 少量
- 白ワイン 大さじ1
調理手順
- 茄子の皮を向き、千切りにしてさっと水で晒しておく。
- 鍋に、オリーブオイル、つぶしたにんにく、鷹の爪を入れて香りが立つまで温める。
- ナスの皮、塩、胡椒を入れて揚げ炒める用な感じで火を通す。しっかり、ナスの皮ににんにくの香りがついたら、引き上げる。
- その鍋に、ちぎったナス、白ワイン、塩、胡椒を入れてかき混ぜ、蓋をする。弱火で20分程度過熱する。たまに焦げないように、かき混ぜる。
- 蓋を開けて、ナスが崩れていたらOK。ヘラでさらにつぶして、ドロドロにしてしまう。豚ミンチを加えたら、色が変わるまで炒める。
- 醤油、カレー粉を加えたら、かきまぜる。ショートパスタと和え、ナスの皮をトッピングしたら完成。