大人のナポリタン
木曜日のランチ部、今日のメニューは、
大人のナポリタンです。
季節の変わり目で、涼しくなったり、
蒸し暑かったり、交互にやってきて
身体に疲れが溜まってしまう今日このごろ。
カフェではなく、昔ながらの喫茶店の
定番の軽食・ナポリタンスパゲティ。
素朴で懐かしい味のナポリタンを、
しっかり働いてしっかり遊ぶ
「オトナ用」にアレンジです。
大人のナポリタン、ランチ部での
通称「オトナポ」のポイントの1つは、
スパイスのクミン。
カレーの香りの元となる
もっともスタンダードなスパイスの1つです。
食欲を促進させたり、
お腹の調子を整える機能があるので、
疲れた「オトナ」にぴったり?
クミン、にんにく、鷹の爪を
しっかりサラダオイルとバターで
香りだししたらたまねぎ、ピーマン、ソーセージを
塩胡椒で炒めて、トマトケチャップをたっぷり投入。
懐かしのナポリタンにならって
オリーブオイルではなく、バターとサラダオイルを
使ったほうが、いわゆる「イタリアン」な感じが
なくなって素朴に仕上げることができます。
とはいえ、今日は「オトナさ」がポイント。
チリパウダーと、輪切りにしたハラペーニョを
加えて、刺激たっぷりの味に。
ナポリタンの懐かしに、
「イタリアン」じゃない味の広がりを
持たせたオトナポの完成ですー。
「ん!懐かしいけれど、ちょっと新しい。辛味がぴりっとあるけれど、ケチャップの味だから甘辛い...って感じですね」
「クミンが入るだけで、ちょっと複雑な味になりますね。ケチャップと相性が良いのかも♪」
待って、待って。全部食べちゃうには、まだ早い。
ナポリタンといえば、やっぱりマストなのは、
タバスコソースでしょ。
今日は、そんなタバスコソースの代わりになる
もっと美味しいソースを用意。
それは、兵庫県、丹波篠山で作られた
フルーティーハバネロソース
メローハバネロ。
「メロー」だけど、「ハバネロ」。
只者ではない名前のとおり、只者ではない味。
このメローハバネロを作っている
ターンムファームさんでは、
農場にて、無農薬・無化学肥料で栽培した
オーガニックなハバネロを作っています。
光合成の邪魔になる最低限の草だけを退けて、
ミミズに追い肥を任せる栽培法で、
愛情を込めて育てているそう。
このハバネロソースも、しっかり辛いけれども、
フルーティな甘さと爽やかな味わいがあって、
オトナポにぴったりなソース。
http://ta-nm.jp/mellowhabanero.html
今日用意したのは、燻製香が魅力的な
スモークタイプと、
通常のものより6倍辛い、
けれども果物のような甘みもしっかりな
Heavenの2種類。
「わーーー!これは、辛いっ!全然嫌な辛さじゃなくって、美味しいけれど...。でもやっぱり辛いーーー!!」
「Heaven、スモークの方が、優しく感じるくらい笑。でも、これは欲しいなー...!他の料理にも試したい」
ただ、刺激的なだけじゃなくて、
優しかったり、思いやりが詰まっていたり、
そしてちょっと個性的でワガママだったり。
それが、オトナっってやつなんじゃないかと!
木曜日のランチ部は思います!
みなさまも、アレンジ加えて
自分の「オトナポ」作ってみてください。
材料(3人前)
- スパゲティ 300g
- ウインナー 9本
- たまねぎ 1個
- ピーマン 2個
- トマトケチャップ 大さじ4
- 鷹の爪 適量
- にんにく 1片
- クミンシード 小さじ1
- サラダオイル 大さじ1
- バター 少量
- チリパウダー 小さじ1
- ハラペーニョ 適量
- サラダオイルに、にんにく、鷹の爪、クミンシードを加えて弱火で油に香りを移す。沸々してきたら、バターを加える。
- たまねぎ・ピーマン・ウインナーの順に加えて炒める。十分に炒められたら、トマトケチャップとスパゲティの茹で汁を加えて、軽く煮詰める。
- 少しだけチリパウダーを加えて、茹で上がったスパゲティ、ハラペーニョ、黒胡椒と和えればできあがり。お好みで、タバスコやチリソースをかける。