埃対策で、お掃除時間を短縮しよう。
https://www.receno.com/pen/maintenance/u12/2022-09-21.php公開日 2025年02月26日(水)
更新日 2025年08月08日(金)
鏡の汚れの正しい落とし方とは?
くすみを一掃する掃除術を解説します。
こんにちは。
商品部の関です。
今回のお手入れアイテムは、
みなさまの自宅に必ずあるもので、それは鏡です。
浴室や洗面台、玄関周りからお部屋の姿見、そして
女性の方は、お化粧直し用のメイクミラーなど、
コンパクトな鏡もお持ちかと思います。
そして、その鏡、普段からどのように
お手入れされていますでしょうか。
割れないように注意されている方は多いと思いますが、
いかにきれいな状態を保つかという事には、
拭いておけばいいというぐらいではないでしょうか。
今回は、インテリア要素も高い
姿見やメイクミラーを例に、汚れの原因から、
正しい鏡のお手入れ方法をご案内しますので、
キレイな状態を保てる参考にして頂ければ嬉しいです。
それでは、次項で鏡の汚れについてご説明します。
鏡の汚れについて
室内での汚れについて、いくつか種類があり、
よくある汚れは、下記の3種類です。
※写真は例として、意図的に汚れなどをつけております。
① ホコリ
まずはこちら、ホコリです。
人が良く通る場所や、布物が多い場所などでは、
鏡にホコリが吸着し、しばらく放っておくと、
鏡にモヤがかかったような白さが出てきます。
特に玄関での姿見などは、外からのホコリや、
靴を脱いだりする際に床のホコリが舞い上がったり、
毎日人が通るので、ホコリも付きやすい場所です。
また、足元のホコリが舞い上るため、
下部の方が付着しやすい傾向にあります。
ホコリを完全に0にすることは無理ですが、
家に入る前に、外で衣類を軽く叩いて
ホコリを落としてから入るなどが良いでしょう。
② 皮脂汚れ
続いては、皮脂汚れです。
こちらは、姿見などでは無く、メイクミラーなど、
直接鏡を触った際に付く汚れです。
皮脂、つまりは油分のため、少しギラっとしていたり、
指紋跡などもそれに含まれます。
また、皮脂とは違いますが、メイクミラーの場合は、
化粧品がこぼれて汚れが付くこともあります。
妻や女性スタッフたちにも聞いてみたのですが、
「化粧品の汚れも結構付いちゃいます...」
との事でした。
皮脂汚れの対策としては、とてもシンプルですが、
直接、鏡部分に触れないという事です。
縁が付いている物などは触らずに済みそうですが、
縁なしの場合は、触らずには難しいと思いますので、
可能な限り、汚れが付いたら都度拭くのが理想的です。
③ 拭き跡
最後は、拭き跡です。
こちらは、水拭きやウェットティッシュ等で拭いた後、
その跡が残っている状態です。
そもそも拭き跡は、水拭きをした際の水分や、
鏡の汚れが水分と混じり、乾いた後にも
模様のような跡が残っている状態です。
面積が広い鏡の場合に拭き跡があると、
目立ってしまいます。
「拭いたから掃除OK!」と、
思っていたら逆に目立ってしまった...なんて事、
みなさまも一度はあるのではないでしょうか。
拭き跡が残らない対策としては、
仕上げに乾拭きを行うという事です。
ダイニングテーブルなどでも同じですが、
水拭きをした後には、水気をしっかりと取るために
乾拭きする事をオススメします。
それだけで水気が残りませんので、
拭き跡が残る事もありません。
鏡の汚れの正しい落とし方
それでは、汚れの種類別に、
正しいお手入れ方法をご紹介します。
① ホコリの場合
ホコリは、定期的にハンディワイパーやダスターで
除去しましょう。
より良いやり方としては、
上から下にかけて行います。
また、生活感が出やすい掃除用品の中でも、
ウール素材のダスターを選べば、姿見の近くに置いて
おいてもそこまで生活感が出ることは無いでしょう。
ついつい掃除がおろそかになるという方は、
近くに置いておき、いつでもすぐにできるように
しておきましょう。
また、ホコリを掃き掃除した後も、
ホコリが取り切れていない場合は、
水拭き後、乾いた布で乾拭きを行いましょう。
拭き掃除の場合は、鏡面に傷がつかないよう、
マイクロファイバークロスを使う事をオススメします。
② 皮脂汚れ・拭き跡の場合
続いては、皮脂汚れと拭き跡ですが、こちらは、
鏡自体に汚れがこびりついていますので、
拭き掃除が必要です。
私がこの汚れのお手入れでオススメするのは、
ガラスにも使えるホームケア クリーナーです。
こちらは、鏡やガラス、金属から合皮など、
様々な素材をきれいにすることができる、
万能なメンテナンススプレーです。
また、こちらは汚れを浮き上がらせて拭き取れるため、
素材を傷めることもありません。
さらには除菌効果もあるため、
家庭内の様々なものに安心してご使用いただけます。
使い方も、いたって簡単です。
まずは、10cmほど離した距離から、
クリーナーを吹き付けます。
縁が木製や水気がつくとよくない素材の場合は、
マスキングテープで覆ってから行うと良いでしょう。
その後、同梱されているマイクロファイバークロスで、
表面全体を優しく拭きます。
それだけで、鏡はピッカピカです。
左:汚れがある状態 / 右:クリーナー使用後
見比べてみても、一目瞭然です。
こちらは、速乾性もあるため、
そもそも拭き跡が残る心配もありません。
さっとキレイにしたいという方には、
ぜひお手入れグッズ用品の一つに加えてみてください。
鏡を常にきれいに保つ方法
ここで少し、汚れ対策をご紹介します。
ホコリ対策として、以前同様の記事を執筆しました。
ホコリは、静電気によって集まってきますので、
こちらの内容は、今回の鏡の場合でも応用可能です。
(縁など、鏡以外への付着にはお気を付けください)
また、新聞紙を使ってガラス拭きをすると、
新聞紙に使われている油分がガラス面に膜を張り、
ホコリを寄せ付けなくするとも言われています。
しかし、やり方を誤ると傷をつける恐れもあり、
その心配をするようであれば、拭き掃除にひと手間
加えたご紹介の記事の方法をオススメします。
汚れの原因を理解し、日頃から対策を講じましょう。
さて、室内での鏡の汚れの原因や対策、
正しいお手入れ方法など、いかがでしたでしょうか。
それでは、最後にまとめておきましょう。
室内での鏡の汚れとして多いのが、
- ホコリ
- 皮脂汚れ
- 拭き跡
鏡の汚れの正しいお手入れ方法とは、
- ホコリの場合
ダスターなどで、上から下にかけて掃き掃除をする。 - 皮脂汚れと、拭き跡の場合
ホームケアクリーナーを使って拭き掃除をする。
そして、キレイさを保つ方法としては、
- 柔軟剤を使い、ホコリを寄せ付けない。
- 汚れが付いた場合は、極力都度拭き落とす。
です。
当店では、インテリア性の高いミラーを、
多種ご用意しておりますので、ぜひご覧ください。
余談中の余談ですが、風水的には、
鏡が汚れたまま使っていると、
運気が下がるとも言われています。
自分を映す鏡として、常にキレイさを保ち、
使うたびに気持ちのいい鏡にしておきましょう。
それでは、最後までお読みいただき、
ありがとうございました。















リセノ品質管理部
BM 山本
品質管理 遠藤