花粉症でお悩みの方に。ラグマットを活用した室内の対策を紹介します。
こんにちは、品質管理チームのかとうです。
今回のマガジンでは、意外と知られていない、
ラグマットの花粉症対策効果について、ご紹介します。
ラグマットを敷くことで、室内に入ってきた花粉が
舞い上がりにくくなる、という効果をご存知ですか?
花粉症の症状を、少しでも和らげたいという方は、
ぜひ最後まで、お読みいただければと思います。
花粉症対策に、なぜラグマットが効果的なのか。
ラグマットには「ダストポケット効果」という機能が
あります。
ラグマットの繊維が花粉を吸着し、繊維内部に取り込む
ことで、花粉が舞い上がりにくくなるというものです。
何も敷いていないフローリングや、畳の場合、一度
落ちた花粉が、人が動くたびに、何度も舞い上がり
ます。
その分、空気中の花粉を、吸いこんでしまう量が増えて
しまいます。
ラグマットを敷くことで、お部屋の中の花粉が、舞い
上がるのを抑え、吸い込んでしまう量を減らすことが、
できるのです。
では、どういったラグマットの種類が、花粉症対策に
適しているのか、ご紹介していきます。
天然繊維でパイルの長いラグマットを、選びましょう。
先ほどの「ダストポケット効果」は、ラグマットの
パイル(毛足)が長ければ、それだけ効果が大きく
なります。
ラグマット BIANCA LINE-DOT / パイルの長さ 35㎜
長いパイルは、表面積が増大し、より多くの花粉を
絡め取ることができます。
その分、室内の空気中に漂う花粉の量は、減っていく
というわけです。
パイルの長さは、15㎜以上の長さのものを、お選び
いただくとよいでしょう。
パイルの長いラグマットは、こちら。
また、パイルが長くないものでも、天然繊維である
コットンやウールは、繊維の密度が高いため、効果的に
花粉をキャッチすることができます。
シーズンやスタイルに合わせて、パイルの短いものを
ご希望の方は、天然繊維でできたラグマットをお選び
ください。
ラグマット HANOI RUG / ウール90% コットン10%
2つの要素を、合わせたラグマット。
つまり、パイルが長く、かつ天然繊維でできたものが、
花粉症対策の観点では、最も効果的と言えるでしょう。
生活スペースそれぞれに、ラグマットを敷きましょう。
ラグマットが、花粉の舞い上がりを抑えてくれるという
ことは、床の面積に対して、ラグマットが占める割合が
大きいほど、効果が高くなります。
リビングはもちろん、ダイニングやベッドルームなど、
生活するスペースそれぞれに、ラグマットを敷いて、
お家の中全体で、花粉の舞い上がりを少なくします。
それぞれの場所ごとに、適切なサイズをお選びいただくことができます。
適切な範囲内で、大きめのサイズをお選びいただくと、
最大限の効果が、期待できます。
こまめな掃除でラグマットをキレイに保ちましょう。
ラグマットが、花粉をキャッチしているとはいえ、
アレルギー症状を防ぐには、こまめな掃除が必要です。
ラグマットの花粉を、残さず除去するには、掃除機と
いっしょに粘着式クリーナー、いわゆるコロコロを
使いましょう。
まず掃除機をかける前に、粘着式クリーナーで、
ラグマット表面の花粉を、取り除きます。
続いて、掃除機をていねいにかけていきます。
掃除機をかける際は、ヘッドをラグマットに密着させ、
ゆっくりと動かします。
縦方向と横方向、それぞれ2回ずつかけておくと、
パイルの奥深くの花粉まで、吸い取ることができます。
掃除機をかけ終えたら、30分から1時間後にもう一度、
粘着式クリーナーで、表面の花粉を取り除きます。
これで、掃除の際に舞い上がってしまった花粉も、
除去できます。
加湿器でお部屋の湿度を上げると、空気中を舞っている花粉に水分が付着し、重たくなって、床に落ちやすくなります。
ラグマットを敷いて、花粉の季節も快適に過ごしましょう。
それでは今回の内容をおさらいします。
- ラグマットを敷くと、花粉の舞い上がりが少なくなります。
- パイルの長さは15㎜以上、もしくは天然繊維のものがおすすめです。
- 生活スペースそれぞれに、ラグマットを敷きましょう。
- 掃除機と粘着式クリーナーで、こまめなお掃除を。
花粉症対策のひとつとして、ぜひラグマットを、
取り入れてみてはいかがでしょうか。
今回は「花粉」に着目して、ラグマットの効果を
お話ししましたが、そのまま「ハウスダスト」に対し
ても、同様の効果が期待できます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。