カーテンの寿命はどれくらい?交換時期を見極めるポイントをご紹介します。
こんにちは、品質管理チームのかとうです。
今回のテーマは、「カーテンの寿命」についてです。
実はカーテンには、寿命があるのをご存知でしょうか?
カーテンの寿命が過ぎると、カーテンが持つ遮光性や
UVカットなどの機能性が低下します。
またカビや汚れが発生し、健康面に悪影響を与える
可能性があります。
今回のマガジンでは、カーテンの寿命が何年くらいか?
また交換すべきタイミングの見分け方を解説します。
カーテンをずっと交換していない方は、ぜひ、今回の
内容をぜひチェックしてください。
カーテンの寿命を縮める原因は?
カーテンが傷む原因は、大きく4つあります。
- 日光による紫外線
- 窓が結露することによる湿気
- 開閉による摩擦
- ホコリや、料理の油分による汚れ
紫外線や湿気は、生地に様々な影響を与えます。
退色や黄ばみ、コーティングの剥がれ、生地の伸縮や
カビの原因などになります。
また、毎日開け閉めを繰り返すと、カーテンの生地は、
摩擦によって、傷みます。
摩擦で繊維が傷むと、生地の密度が下がってしまい、
遮光カーテンであっても、光を通してしまったり、
簡単に破れてしまう可能性が、高くなります。
これらが原因で、カーテンの傷みがひどくなると、
寿命を迎えたと言えるでしょう。
カーテンの交換時期を見極める、4つのポイント
カーテンの寿命は、5年が目安です。
ただ使用環境や素材、お手入れの頻度により、
寿命は変わってきます。
そこでカーテンをどこのタイミングで交換するのが
良いか、見極めるポイントを紹介します。
ポイント① 手触りを確かめる。
カーテンをくしゃっと、にぎってみます。
ゴワゴワしていたり、べたついていたり、生地の質感
が変化している場合は、交換するタイミングです。
紫外線や、摩擦により生地が傷み、少し引っ張っただ
けで、破れてしまう可能性が高い状態です。
また樹脂のコーティングが、施されたカーテンは、
コーティングが劣化し、べたついたり、粉っぽく感じ
ることがあります。
この場合、紫外線のカット率や遮熱性などの性能が、
かなり低下しています。
ポイント② 退色や黄ばみ
カーテンの色の変化を見てみましょう。
紫外線の良く当たる、カーテンの中心部分と、カーテ
ンの端部分を比べて、色の差が大きい場合は、交換の
タイミングと言えるでしょう。
長く紫外線にさらされていると、カーテンは色あせて
しまいます。
特にリネンやコットンなどの天然素材は、化学繊維に
比べて、退色しやすい特徴があります。
ポイント③ 汚れやカビ、ホコリ
カーテンの汚れ具合を確かめてみましょう。
カーテンの裾部分、結露した窓にあたって、濡れてし
まい、カビが生えやすく、床のホコリも付着しやすい
箇所です。
黒い斑点などがないか、確かめます。
カーテンの上部、ヒダの部分にホコリが溜まりやすく、
普段はカーテンを外さないと、気づきにくいため、
汚れている場合が多いです。
またキッチンの近くに設置したカーテンは、料理の
油分が付着し、べたついていることもしばしば。
上記のような汚れがあった場合、お洗濯や
クリーニングが可能なカーテンであれば、
まずは洗ってみましょう。
それでも汚れが落ちない場合や、お洗濯のできない
カーテンであれば、交換することをおすすめします。
ちょっとの工夫で「シワ&傷み」を防止!
カーテンの正しい洗い方をご紹介します。
ポイント④ 伸縮によるサイズの変化
実はカーテンのサイズは、使用しているうちに、
少しづつ変化します。
素材によって様々ですが、湿気を吸ったり、お洗濯を
繰り返すことで、丈が変化してしまうのです。
丈が変化すると、遮光カーテンなのに、床付近から光
が漏れてしまう、なんてこともあります。
その場合は、アジャスター付きカーテンフックで、
丈を調整しましょう。
最大で約4センチの調整が、可能です。
アジャスター付きフックを使用しても、調整できない
ほど、サイズに変化があった場合は、カーテンの交換
をおすすめします。
長くお使いいただくための、お手入れ方法をご紹介します。
カーテンの寿命は、素材や設置する場所によって、
大きく変わりますが、日々のお手入れや、扱い方に
よって、長くお使いいただくことができます。
- 3か月に1度はカーテンのおそうじを行う。
- 1年に2回程度、お洗濯やクリーニングを行う。
- 窓の結露は細かく除去する。
- 開け閉めはゆっくり丁寧に行う。
カーテンのホコリや汚れを除去し、清潔に保つことと、
毎日、開け閉めするカーテンは、優しくあつかい、摩
擦を軽減してあげることが大切です。
こちらで、日々のお手入れ方法を、動画でわかりやす
くご紹介しています。
【動画】素敵な風合いを、永く清潔に。
自然素材カーテンのお手入れ方法をお教えします。
お洗濯をしすぎると、ヒダがきれいにまとまりにくくなることもあるので、注意が必要です。
新しいカーテンをお迎えし、快適に過ごしましょう。
いかがでしたか?
それでは、今回のおさらいです。
カーテンが劣化する原因は、
- 紫外線
- 窓の結露や湿気
- 開閉時の摩擦
- 汚れやほこり
カーテンの交換時期を知るには、
- 手触りの変化
- 色の変化
- 汚れ具合
- サイズの変化
ご自宅のカーテンを、何年も交換していない場合や、
劣化が進んでしまっている場合は、新しいカーテンを、
お迎えしてみてはいかがですか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。