
湿度が高くなる6~9月に実施しておきたい、簡単なカビ対策3つとは!?
https://www.receno.com/pen/maintenance/u6/2022-07-19.php公開日 2025年05月21日(水)
こんにちは。
品質管理チームの澤登です。
冬から春、春から夏のように、
四季のある日本では「衣替え」という習慣が
あると思います。
「衣替え」は見心地を季節に合わせて
美しくするだけでなく、
使い心地も快適になります。
洋服と同じように、インテリアも四季に合わせて
お楽しみいただきたい。
そんな想いから、リセノでは
「インテリアの衣替え」
をご提案します。
「衣替え」には「収納」がつきもの。
そこで今回は、収納方法や湿気対策について
フォーカスを当てて、ご紹介していきます。
高温多湿の日本。
特に梅雨などのじめじめした季節では、
収納する際に一番気になるのは「湿気」
だと思います。
まずは「湿気」がたまってしまう原因と、
そのリスクについて、紐解いていきます。
クローゼットなどの収納スペースは、
構造上、空気が循環しにくい密閉空間です。
陽が当たりにくい事も加えて、
外気との温度差によって、壁面に結露が発生しやすく、
湿度上昇に繋がります。
収納場所だけでなく、収納物自体の湿度にも要注意。
収納前に洗濯したものの、ほんの少し生乾きかも?
なんてこともありますが、そのまま収納してしまうと、
収納内部の湿度が高まる原因に。
収納の際、一番の大敵となるのがカビとにおい
カビが発生しやすい環境は
湿度 60~80% 温度 20~30℃ |
といわれています。
梅雨などのじめじめした環境条件がそろえば、
数日で発生する場合も。
またカビは見た目だけでなく、
独特なにおいの原因にもなります。
カビについては、こちらの記事でも、
詳しくご紹介しております。
湿度が高くなる6~9月に実施しておきたい、簡単なカビ対策3つとは!?
https://www.receno.com/pen/maintenance/u6/2022-07-19.php
湿気はカビの原因だけでなく、家具やファブリック
自体にも影響します。
特に木製品は、湿度影響が大きく、塗膜の劣化や、
反り・割れなどに繋がる場合もあります。
原因について理解できた所で、
どのようにすればリスクを軽減できるのか、
対策について、ご紹介します。
ブランケットやラグなど、収納する前に、
洗濯や手洗いをします。
その後、ちゃんと乾燥させたと思っていても、
実は内側に湿気が残っている、なんてことも。
特に長時間保管する場合は、
乾燥させすぎかな?くらいの時間をかけて、
しっかりと乾かす意識が重要です。
カーペット・ラグなどの、詳しいお手入れ方法は、
こちらの記事をご参考にしてみてください。
日頃から対策を行い、敷き物の清潔さを保ちましょう。
https://www.receno.com/pen/maintenance/u12/2025-04-30.phpラグが洗えると、汚れや、においもさっぱりきれいに! 正しく洗って、清潔に保ちましょう。
https://www.receno.com/pen/maintenance/u41/2023-06-23.php寒い時期に活躍したこたつ布団を、次のシーズンに向けてきれいにお手入れしましょう。
https://www.receno.com/pen/maintenance/u41/2023-10-25.php
せっかくメンテナンスしたアイテムも、
そのまま収納すると、ほこりや汚れが付着し、
カビなどの劣化に繋がります。
不織布などの袋に入れて保管すれば、
汚れから守るだけでなく、整理もしやすくなります。
密閉された袋を使用すると、かえって湿気がたまりやすくなります。
通気性が高い素材や、調湿機能のある袋を選ぶことが、ポイントです。
収納場所に、ほこりや汚れがたまっていると、
湿気などが滞留しやすくなります。
なので、事前の収納場所メンテナンスも大切です。
まずは掃除機や布巾などで、ほこりや汚れを除去。
汚れが強い場合は、中性洗剤を薄めた溶液に
浸した布巾を強く絞り、水拭き後に乾拭き。
空気が循環する状態で、十分に乾燥させたら完了です。
効率よく収納するために、
敷き詰めて収納したくなりますが、
隙間を開けて、空気の通り道を作ることで、
湿気が循環し、リスクを軽減できます。
すのこを敷いて底上げしたり、
除湿アイテムで、湿度調整するのも、
湿度対策には効果的です。
家具のお手入れや、においなどの対策も、
ご紹介しております。
家具からなぜ匂いがするのか、原因とあわせて予防や対策方法を解説します。
https://www.receno.com/pen/maintenance/u41/2024-09-24.php様々な対策を紹介してきましたが、
それだけで湿気対策できるアイテムがあれば、
手間が省けて、ぐっと楽になります。
リセノでも、湿気対策となるアイテムを
ご用意しているので、ご紹介します。
その名の通り、「アラログ材」というラタンで
作られたバスケット。
編みこみのバスケットなので、
蓋をしていても、適度に空気が抜けてくれる優れもの。
皮付きラタンを使用した、味わい深い表情が魅力のストックバスケット「AROROG(アラログ)」。職人により丁寧に手作りされた、素朴で温もりのあるデザインが、お部屋にあたたかさをプラスします。
https://www.receno.com/storage/arorog-stb.php
一見、扉付きの密閉収納ですが、
実はラタン部分に穴が空いているので、
収納内部の湿度を適度に逃がしてくれます。
ユニットシェルフ「R.U.S」シリーズのラタンキャビネット。 美しい木目のオークと、抜け感のあるラタンを合わせた大容量収納です。
https://www.receno.com/us-parts/rus-cbr.php
天然の楠(くすのき)を使った
何度も繰り返し使える、エコな防虫・消臭グッズ。
楠からとれる「カンフルオイル」を利用した、
自然由来の防虫・消臭材です。
大切な衣類やインテリアをやさしく守る、「防虫・消臭 KUSU HANDMADE(クス ハンドメイド)エコブロック」。天然のくすのきを使った、環境に配慮した新しい防虫剤の形です。
https://www.receno.com/care2/kusu-eco.php「インテリアの衣替え」を
長くお楽しみいただくための、
収納方法や湿気対策について
ご紹介しました。
最後に、おさらいしてみましょう。
▼収納内部の湿気の原因は
▼湿気によるリスクは
▼収納前のメンテナンス方法は
愛用品を長くご利用いただくためにも、
収納方法やメンテナンスは重要です。
季節の変わり目に見心地だけでなく、
使い心地も気持ちよく切り替えできるよう
実施していただけると嬉しいです。
「ふつうのお家を、美しく」というテーマのもと、お部屋を美しくスタイリングするためのセオリーを提唱し、オリジナルの家具や雑貨を展開するインテリアブランドです。
https://www.receno.com/feature/cloth/?tf
また、こちらの特集では「インテリアの衣替え」
について解説しております。
ぜひ、合わせてご一読ください◎
それでは、最後までお読みいただき
ありがとうございました。
とっても簡単♪蜜蝋ワックスで、オイルフィニッシュ家具をメンテナンスしよう。
オイルフィニッシュの無垢材家具にワックスを塗って、保湿をするメンテナンス手順をご紹介します。