無垢材テーブルを使用している方へ!天板の割れを防止するポイントをご紹介します。
今回のテーマは、" 無垢材テーブルのケア方法 " です。
無垢材を使用したテーブルは気温・湿度の変化により、
天板が割れることがあります。
天然素材なので割れを完全に防ぐことは難しいですが、
使用環境に気を付けると、割れを発生しにくくすることができます。
今日は無垢材のテーブルを使用している方や、
これから購入を検討している方へ、
テーブルの割れを防止するための、ポイントをご紹介します!
「無垢材家具」と「突板家具」の違いを学ぼう。
無垢材はなぜ割れるの?
冬場に肌が乾燥して、あかぎれのように
手が割れてしまうことがありますよね...
人と同じように、木材も空気が乾燥すると
ヒビが入って割れてしまうことがあります。
しっかり乾燥させた木材でも10%前後の水分を含みます。
木材は人と同じように水分を含んでおり、
空気が乾燥すると、外気に水分を放出します。
水分を放出すると木材は縮み、
木材の繊維がお互い引っ張り合って、
その結果、割れが発生してしまうのです...
つまり、木材の割れの原因は乾燥で、
この乾燥対策をすることで、割れを予防することができます。
では、普段の生活でどんな時に乾燥が発生するか?
乾燥を防ぐにはどうすればいいのか?を見ていきましょう!
対策その1 : エアコン直撃は避けよう。
エアコンの乾燥した空気が長時間、
テーブルにあたると、どんどん木材の水分がなくなり、
割れが発生しやすくなります。
風向きを調整したり、風量を弱くすることで
直接当たらないように、気を付けてください!
対策その2 : 加湿器で乾燥を防ごう。
加湿器で湿度を保つことで、割れを防止することができます。
特に空気が乾燥しやすい秋~冬に、
木材の割れは発生しやすく、この時期に加湿器を使うと効果があります。
ただ蒸気が直接テーブルに当たると
木材の膨張・反りの原因になるので、直接当てないように気を付けましょう。
対策その3 : 直射日光が当たらないようにしよう。
日光で木材の温度が上がると、木材の水分が放出されてしまいます。
可能であれば、テーブルは直射日光が
当たらない位置に、レイアウトするのがお勧めです。
お部屋の間取りで、どうしても直射日光が当たる場合は
カーテンを閉めたり、使用しないときはテーブルに布を被せると良いでしょう。
3つの対策で割れを予防しよう。
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- エアコンの送風が直接、テーブルに当たらないようにする。
- 加湿器で空気の乾燥を防ぐ。
- 直射日光が当たらないようにする。
今回ご紹介した3つの対策を取っていただくと、
無垢材のテーブルの割れは、発生しにくくなります。
人と同じく乾燥しないよう、普段の使用環境に注意してください^^
ただ、人と同じくどれだけケアしていても
完全に割れを防止することはできません。
もし使用していて天板が割れた場合は、
手当することが大事です。
割れた場合のメンテナンス方法を
こちらの記事でご紹介しているので、ぜひチェックしてください!
テーブルの割れを簡単に修理!10分でできるメンテナンス方法をご紹介します。