ベッドの「きしみ音」の原因は?
改善できる3つの対策方法
今回のテーマは、「ベッドがギシギシと音鳴りするときの改善方法」です。
ベッドは人の全体重を支える家具なので、
他の家具に比べ、荷重によるきしみ音が発生しやすい家具です。
ただ寝るときに、ギシギシと音が鳴ってしまうと
気になって、良い睡眠が取れないですよね...
そこで今日は、ベッドからきしみ音が鳴ったときの
解決方法を、原因別でご紹介します!
改善方法① ベッドの設置位置を変える。
ギシギシときしみ音がするなと思った時に、
まず最初に試していただきたいのが、ベッドの設置位置を変えることです。
なぜベッドの位置を変えることが、きしみき音の
改善になるかというと、ベッド本体ではなく、床に原因がある場合があるからです。
住宅の床は、実は完全に水平ではないことが多く、
少し傾いていたり、ちょっとした凹凸があります。
床が少し傾いた位置にベッドを置くと、
床とベッドの脚に摩擦が生じて、ギシギシと音がなることがあります。
きしみ音が改善するか、数cm移動させてみましょう。
この場合は、ベッドの位置を少し移動するだけで、
きしみ音が改善する場合があります。
またベッドの位置を移動させたくない場合は、
フロアとベッド脚の間に、ラグマットを敷いたり
脚裏にゴムマットを付けることも、効果的です。
きしみ音がするなと思ったら、まずベッドの位置を
少し移動させてみて、床に原因がないか確認しましょう。
改善方法② ネジを締め直す。
ベッドの位置を移動しても、きしみ音が鳴る場合は、
ベッド本体に原因がある可能性が高いです。
ベッド本体に原因がある場合、ベッドのネジを
締め直すことで、きしみ音が改善することがあります。
パーツを連結するネジが緩んでいないかを、確認しましょう。
ベッドに限らず、家具は使用していると少しづつ
ネジが緩んできます。
ネジを締め直すことで、部材同士の隙間がなくなり
摩擦によるきしみ音が、軽減することができます。
今まできしみ音がしなかったのに、急に音がするなと
感じられたら、ネジを締め直してみましょう。
改善方法③ 緩衝材を使用する。
ベッドの位置を変えても、ネジを締め直しても
きしみ音がする場合、経年劣化で木材が痩せたり、
変形してしまい、きしみ音が発生している可能性があります。
木材が痩せたり変形すると、部材間に隙間ができ、
部材同士に摩擦が発生して、結果きしみ音が鳴ってしまいます。
緩衝材は厚みが薄いフェルトが、使いやすいです。
経年劣化による木材の痩せや変形は、
元に修復することが難しいため、緩衝材を使って隙間を埋めましょう。
例えば、ヘッドボードとサイドフレームの間に隙間
があり、そこから音がする場合、この隙間にフェルトを挟んで貼りましょう。
マットレスからもきしみ音がなる場合があります。
長年使用しているとコイルが消耗し、きしみ音の原因に。
その場合は、マットレス交換を検討してください。
きしみ音を改善して、良い睡眠をとろう。
それではベッドのきしみ音の改善方法を、復習しましょう。
- まずはベッドの位置を変えてみる。
- 次にネジを締め直してみる。
- 最後に緩衝材を使用してみる。
きしみ音がするなと感じられましたら、こちらの改善法を試してください。
ちょっとした音でも静かな寝室だと耳障りで
睡眠の妨げになってしまいます。
きしみ音を改善して、健やかな睡眠をとりましょう!
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