【わたしの愛用品】3年使って感じた
リネンカーテン「Mar」のメリット・デメリット
みなさまこんにちは。
おかもとです。
今回のマガジンでは、リネンカーテン「Mar」の
メリット・デメリットをご紹介します。
3年前、新居に引っ越したときに選んだのですが、
長く使っている中で見えてくる点がありました。
ぜひ最後までお読みいただければと思います。
リネンカーテンとは?
リネンカーテンは、その名の通り、
リネン(麻)を使用して作られた
天然素材のカーテンです。
Marは、リネン100%のカーテンなのですが、
よく見ると糸の太さがまばらだったり、
色の違う部分があったり、
全体的に均一ではないことがわかります。
この天然素材ならではの不揃いさが、
柔らかで素材感のある表情を生み出したり、
少し凸凹した心地良い触り心地を作っています。
また、光を受けたときに程よい透け感があったり、
調湿効果があったりという特徴もあるのですが、
その辺りは、この後のメリット・デメリットを通じて、
ご紹介させていただきたいと思います。
メリット① 空間に柔らかな印象を与える
リネンカーテンの一番のメリットは、
やはりここではないでしょうか?
リネンカーテンは、網目に隙間のある
ざっくりとした生地なのですが、
光を受けると完全に遮断せず、
柔らかな光が漏れるように通します。
その様子が、リネンカーテンの風合いと相まって、
空間がとても柔らかな印象に。
程よい明るさが、
我が家の東向きのLDKを優しく包み込んでくれます。
また、近くで見ると、後ろから光を受けることで、
リネンの素材感が浮き出しているのがわかります。
毎朝見ていても飽きない美しさで、
法則性の無い天然素材ならではのテクスチャーは、
木製家具の木の表情と同じような存在です。
ただ光を遮るだけでなく、インテリアの一部として
お部屋を豊かに演出しています。
こちらは洋室なのですが、後ろからだけでなく
前からも光を受けています。
リネンのベージュ色が爽やかな印象で、白壁とマッチ。
カーテンを締めていても閉塞感がなく、
狭い空間が広く感じられます。
メリット② 静電気を抑え、ハウスダストを防ぐから子供も安心
あまり知られていないかもしれませんが、
リネンカーテンは静電気を帯びにくという
特徴があります。
化学繊維に比べて水分を多く含むため、保湿性があり、
電流を逃しやすくなるという仕組みです。
カーテンに触れてパチッとなってしまったり、
ベランダに出ようとしたら服に張り付いて
一緒に出てしまったりという方も多いのでは
ないでしょうか?
この静電気が発生すると、
花粉やホコリなどのハウスダストが付着するのですが、
リネンの場合は付きにくく、
軽くはたいたりする程度で落ちてくれます。
カーテンにくるまれて遊んだりする
子どもたちにも安心です。
メリット③ 汚れが付きにくく、お手入れせずともきれい
冒頭にも書かせもらいましたが、
このカーテンは使用して丸3年になります。
また、Marは基本的に洗濯できないので、
特に洗ったりもしていないのですが、
とってもきれいな状態を保っています。
この理由は、静電気の話にも通ずる点なのですが、
そもそもカーテンが汚れる理由は、
静電気がホコリなどを吸い寄せるところにあります。
そのホコリなどが長年使っていると沈殿し、
黒ずんでしまったりするのですが、
日頃開け締めしているだけでホコリなどは落ちるので、
勝手にお手入れしているような状態に。
洗濯できるカーテンを探す方も多いと思いますが、
そもそも汚れが付きにくく、
きれいな状態を保ちやすいというのは、
とても大きなポイントです。
メリット④ 繊維が強いから丈夫
リネン素材は、天然素材の中でも強度が高く、
コットンに比べて2倍以上の強度があると
言われています。
お子様がおられるご家庭ではこの写真のように、
背が足りずにカーテンを引っ張ってしまうことも
あるのではないでしょうか?
基本的に引っ張ることは良くないですが、
我が家ではこの3年、こんな場面がたくさんあっても、
全く傷まずに使えています。
メリット⑤ 調湿効果でカビが生えにくい
カーテンを長く使っていると、
カビが生えてしまったという方も
おられるのではないでしょうか?
画像のカーテンは、北側のお部屋のカーテンで、
冬は結露、梅雨や夏は湿気もあるのですが、
全くカビが生えていません。
基本的に、カーテンにカビが生える理由は、
湿気とホコリなどの汚れです。
リネンカーテンには水分を含んで放出する調湿効果と、
ホコリなどの汚れが付着しにくい点があるので、
カビが生える理由がそもそも生まれにくいんですね。
おかげさまで、リネンカーテンを使用している
我が家の4部屋、7窓はすべて無事です^^
メリット⑥ 経年変化で程よいクタっと感が生まれる
カーテンは丈夫で汚れにくく、長く使えるのですが、
3年使用してみて変化を感じたのが経年変化です。
経年変化といってもボロボロになるのではありません。
カーテンにはドレープといって、
波打つひだのような加工が施されているのですが、
それが年々弱くなってくると共にひだが緩くなり、
全体的にクタッとした印象に。
高級感という視点では少し弱まるかもしれませんが、
天然素材の風合いとしては、とても良い感じで、
育ってきていると感じています。
無垢材の木製家具や真鍮素材の取っ手のように、
暮らしとともに楽しめる味わいがあります。
デメリット① シワができやすい
ここまではメリットの話を中心に
書かせていただきましたが、
実際使っているとデメリットの部分があるのも現実。
まずその1つ目が「シワ」です。
我が家の北側の小窓のカーテンは、
基本的に夜以外開けているのですが、
サイズが小さいこともあって、
クリップで束ねていることがほとんど。
そのため、いざ閉めるとなると、こんな感じで
両端にクリップによるシワが...。
正直気になるレベルではありませんし、
束ね方にもよるとは思います。
他の部屋のカーテンは、
クリップなどで止めていないので、
こんなシワにはなっていません。
デメリット② 湿度によって伸び縮みする
リネンカーテンには調湿効果があると
書かせてもらいましたが、
その代償として丈の伸び縮みが付いてきます。
特に雨の日や湿度が高い日などは丈が伸びて、
写真のように床に着いてしまうので、
こういった例が嫌な方は、
サイズを決める際に注意が必要です。
余談ではありますが、この窓のカーテンは、
もともサイズを間違って大きく作ってしまい、
洗濯してはだめなところを洗濯して縮ませ、
何とかサイズを合わせました...。
当初は、上下の縁についた細かなシワ、
取れてしまったドレープ(波打ったひだ加工)が、
少々気になりましたが、今では逆に、
「洗いざらし感」が良くも見えたりしております。
これもリネンだから許せるポイントだと
思っています^^
いかがでしたでしょうか?
いかがでしたでしょうか?
丸3年使用したメリット・デメリットを
書かせていただきましたが、
最終的にはこのカーテンで揃えて本当に
良かったなと感じました。
カーテンは引っ越しのときなど、
家で丸ごと模様替えするケースが多いと思うので、
色んなサイトで調べてお悩みの方も多いかと思います。
Marや、他のリネンカーテン、
天然素材のカーテンをお考えの方にとって
何か参考になれば幸いです。
また、Re:CENOでは、一部地域で、
出張採寸のサービスも行っておりますので、
気になる方は一度サービスページもご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
【ドレープ】リネンカーテン Mar
カーテン出張採寸