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更新日 2025年09月16日(火)

【わたしの愛用品】6畳のダイニングに、
緑色のアートポスターで見どころを作りました。

こんにちは。編集部の江上です。

ダイニングは、親しい人や家族が集まる場所。見どころ
を作ってみんなが過ごしやすいスペースにしたい...!と
思いながらも、長い間しっくりこない空間になっていま
した。

わが家のダイニングは、6畳とコンパクト。食卓と収納
棚だけを置くと、どうしても「白っぽくて味気ない」
印象になってしまいます。

そこで棚上に迎えたのが、緑色を基調に花瓶と花が描か
れたアートポスターでした。

artposter_thepostrclub_1.jpg the poster clubの「ポピースタディーズ2」

たくさんあるアートの中から、
「ポピースタディーズ2」を選んだ理由

artposter_thepostrclub_11.jpg

リセノでは、北欧ブランドのアートをたくさん取り扱っ
ています。

どれも味わい深くてキャッチーで、迷ってしまうのです
が、ダイニングを彩るアイテムとして、私は「ポピース
タディーズ2」をお迎えすることにしました。

その理由は、大きく3つあります。

① 1枚で空間の印象を変える存在感

artposter_thepostrclub_8.jpg

わが家の背面棚は、白くてモダンなデザイン。

もしこれが木の風合いを感じられるキャビネットなら、
お気に入りの雑貨をたくさん並べても映えると思います。

けれど、モダン要素が強い白いキャビネットの場合は、
アイテム数を絞り、大きなもので「見どころ」をつくる
ほうが、きれいに見せられる気がします。

となると、わが家に合うのは「飾るアイテム数を絞る」
スタイル。だからこそ、1枚でインパクトがあり、かつ
空間に馴染むアートを探していました。

③ モチーフの複雑さ

artposter_thepostrclub_10.jpg

①でお話した条件から、アート自体に「目を引く理由」
があることが大切でした。

選んだポスターは、お花と花瓶という身近なモチーフな
がら、線や色の重なりに奥行きがあり、見ていて飽きま
せん。

シンプルな家具が多い空間だからこそ、こうした「視線
を留める要素」があるだけで、お部屋全体がぐっと引き
締まって感じられます。

そして、このポスターを選んでよかったと改めて感じた
のが、日常のアイテムとの相性の良さです。

③ 観葉植物との相性

artposter_thepostrclub_5.jpg

「緑色」を基調としたデザインは、ダイニングに置いて
いる観葉植物と自然に響き合い、色のリズムを生み出し
てくれます。

アートと植物、それぞれが引き立ち合うことで、空間全
体にまとまりが生まれました。小さなダイニングでも、
バランスよく視線が流れるのを感じます。

飾り方の工夫

実際に飾るときに意識したのは、アートを「ポン」と置
くだけで終わらせないこと。まわりのアイテムとの関係
性を整えることで、より生き生きと見えるようになりま
した。

飾り方のポイントは、3つあります。

① 三角構図をつくる

artposter_thepostrclub_12.jpg

三角構図とは、わかりやすく言うと「大・中・小」の3
つの高さの異なるアイテムを使って、三角形をつくるデ
ィスプレイ手法のことです。

高さの違うアイテムで三角形をつくると、3つのアイテ
ムのあいだにリズムが生まれ、見た目に美しくまとまっ
た「ひとつのかたまり」として感じられるようになりま
す。

artposter_thepostrclub_7.jpg

わが家の場合は、ポスター(大)を頂点に見立て、左下
にドライフラワー(中)、右下にプレートや小さなオブ
ジェを配置。自然と視線が流れ、空間にバランスのよい
リズムが生まれました。

② 色・素材をレピテーションする

artposter_thepostrclub_2.jpg

「レピテーション」とは、同じ色や素材、形といった要
素を空間内で繰り返して配置し、統一感やまとまりを生
み出すテクニックのことです。

この方法を取り入れると、異なるアイテムが混在してい
ても、それぞれが孤立せず、調和のとれた印象に。

artposter_thepostrclub_4.jpg

今回は、ポスターのフレームプレート
ダイニングテーブル、チェアの「色・素材」を
揃えて、木の質感をお部屋全体に繰り返し。

おかげで空間に落ち着きが生まれて、ポスターが自然と
馴染むようになりました。

③ アクセントアイテムを混ぜる

artposter_thepostrclub_6.jpg 動物でいちばん、ゴリラがだいすきです。

アクセントアイテムとは、文字の通りお部屋の「アクセ
ント」となる存在。

掛け時計やオブジェ、クッション、ブランケット、アー
ト、照明など、さまざまなインテリアアイテムが該当し
ます。

全体の中で占める割合はわずか5%程度にすぎませんが、
その存在があるだけで空間にリズムが生まれ、住む人の
個性を感じられるポイントになります。

artposter_thepostrclub_3.jpg 一人暮らしの時代から愛用しているお気に入りの真鍮オブジェ(本当は照明。笑)

私の場合は、ヴィンテージ照明や真鍮のオブジェ、好き
な動物のオブジェなどを添えて、小さなリズムをプラス。
単調にならず、空間にメリハリが生まれました。

小さなダイニングに、
ギャラリーのような空間が生まれました。

artposter_thepostrclub_9.jpg 夜は、また違った表情に

小さなダイニングでも、たった1枚のアートポスターを
迎えるだけで、空間にぐっと印象的な見どころが生まれ
ます。

今回ご紹介したポイント

  • 大きめのアート1枚で存在感を出す
  • モチーフの複雑さで視線を引きつける
  • 色や素材のレピテーションで統一感を作る
  • アクセントアイテムで個性をプラスする

この4つを意識するだけで、シンプルな空間もバランス
よく整い、居心地のいい場所に変わります。

わが家の小さなダイニングでも、「ギャラリーのような
空間」を楽しめるようになり、日々のふとした瞬間も、
気分が上がって楽しい時間になりました。

アートは、周りの家具や雑貨との関係性を考えることで
お部屋全体をさらに引き立てる存在になります。

artposter_thepostrclub_13.jpg こちらは、バイヤー大場邸

ワンポイント

最初は、小さなスペースに1枚だけ置いてみるのがおす
すめ。

高さや素材のバランスを意識しながら、少しずつ植物や
照明、オブジェを加えると、自然に統一感のある空間が
完成します。

---

これからも季節や気分に合わせて、少しずつ飾り方を変
えながら、インテリアを楽しんでいきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Styling Furniture

アートポスター the poster club

¥ 15,800 ~


アートフレーム Oak round frame

¥ 27,800 ~




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