センス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げる「ディスプレイ」のセオリー後編をご紹介します。
https://www.receno.com/pen/pointstyling/u4/2024-09-07.php公開日 2025年08月26日(火)
更新日 2025年08月28日(木)
【わたしの愛用品】アートでお部屋がぐっと華やかに。小さなスペースでも手軽に楽しめる模様替え
こんにちは。バイヤーの大場です。
私のお部屋は、ブラウンやベージュを基調にした、
落ち着いたお部屋。
心地いいけれど、「もう少し色を足してみたい」と
思うことがしばしば。
ただ、あまりにも大きい面積で色を足した時、
失敗したらどうしよう...と思っていました。
でも、アートポスターなら、
手軽で小さな場所から始められると思って、
思い切ってお迎え。
壁に飾るだけで、暮らしにやさしく色を差し込み、
空間に新しい装いをプラスしてくれました。
お部屋の各所で楽しんでいるミニアートについて、
ご紹介させていただきます。
「落ち着くけど、ちょっと物足りない」お部屋の悩み
ブラウンやベージュでまとめて、
落ち着くナチュラルインテリアのお部屋。
だけどふとした瞬間、「なんだか味気ない?」と
思ってしまうことも...。
大胆にカーテンや家具を変える勇気はなく、
結局同じ風景のまま。
そこで、小さな面積から始められる、
ミニアートをお迎えしてみようと思ったのです。
Before:ベージュを基調とした、棚上のディスプレイ
このアートを思い切って、赤やピンクを使った
アートへ変えてみました。
こちらでお迎えしたアートは、
「White Flowers(ホワイトフラワーズ)」。
アートが変わっただけで、彩り豊かなディスプレイへ。
「落ち着くけど、ちょっと物足りない」を
一瞬で解消してくれました。
好きな場所を彩るアート、
実際に取り入れた場所をご紹介します。
今回、私は3タイプのアートをお迎えしました。
それぞれ、A5、A4、A3とコンパクトなサイズ感。
自分の好きな場所を彩るアートたち、
使ってみた様子をご紹介します。
① 奥行きが浅い、ウォールシェルフでも◎
ここは、大好きなヴィンテージ雑貨を楽しむ、
とっておきの場所です。
こちらには「Cerulean Still Life(セルリアンスティル
ライフ)」のA5サイズを飾りました。
奥行きが浅い場所でも飾れるのは、
小さなアートならでは。
限られたスペースを彩るのに、おすすめです。
② キッチン収納の上をさりげなく飾る。
こちらは、キッチン収納の上を飾るアートとして、
「Poppy StudiesⅡ(ポピースタディーズ2)」を。
殺風景で何だか物足りないなぁと思っていたのですが、
アートを取り入れてみて、お気に入りの場所になりました。
アートを置くことで、周りに照明やデュフューザーも
ディスプレイをして、楽しんでいます。
狭い賃貸の我が家は、キッチンがある場所は
玄関へと抜ける廊下を兼ねています。
そのため、毎朝お出かけするとき、
帰ってきたとき、アートが目に留まりやすいのも、
癒しになっているのが、思いがけない発見でした。
③ お気に入りの場所をアップデート
お部屋で過ごすことが多いダイニング。
その横にヴィンテージキャビネットを置いています。
そこへ「White Flowers(ホワイトフラワーズ)」の
A3サイズをディスプレイしました。
赤みがかった家具の色合いや、スモークツリーの
掠れたピンクとフィットしていて、
さらにお気に入りの一角にアップデート。
A5〜A3のサイズは、小さな棚やキッチンや玄関、
小さなスペースにもすっと収まります。
場所を選ばないから、初めてのカラーインテリアにも
安心して取り入れられます。
お部屋の「見心地」を向上させる、
ディスプレイのセオリーを取り入れてみよう。
アートだけでも素敵ですが、
ディスプレイのセオリーを取り入れると、
グッと見心地がよくなります。
おすすめのセオリーを2つご紹介します。
① 三角構図
三角構図とは、「大・中・小」の3つの高さの異なる
アイテムを使って、三角形をつくるディスプレイ手法。
高さの違うアイテムで、三角形を作ることで、3つの
アイテムの関係性の中にリズムが生まれ、見た目が美
しく感じる「1つのかたまり」が出来上がります。
今回はA3のアートが「大」、フラワーベースが「中」、
トレーが「小」を担っています。
ちなみに大・中・小におすすめのアイテムはこちら。
- 大(垂直)=アート、ミラー
- 中(立体)=中サイズの花瓶・オブジェ、オーディオ機器
- 小(平面)=トレー、雑誌・本
② レピテーション
三角構図を組み合わせる際に、統一感をだすため、
「レピテーション」を取り入れると、
よりまとまりあるディスプレイに仕上がります。
レピテーションとは、同じ色や素材を繰り返す、
るディスプレイ手法。
今回は、アートの赤みある色をフラワーベースにも。
「フラワーベース HELEN」のワインレッドカラーを
一緒に飾ってみました。
それぞれの詳しい解説は、こちらのマガジンで紹介
していますので、ぜひご覧ください。
いつものお部屋がもっと楽しく、彩り豊かに。
これまでベージュやブラウンを基調としたお部屋で、
ナチュラルな空間でした。
アートをお迎えしたことで、グッと華やぎ、
模様替えを楽しむことができました。
小さなアートはこんな方におすすめです。
- コンパクトな場所で、ディスプレイを楽しみたい方
- ちょっとしたスペースがさみしいと感じている方
- カラーを取り入れたいけど、お部屋に馴染むか不安な方
まずは小さなアートから、模様替えを楽しんでみませんか。
他のスタッフも愛用していますので、
こちらもぜひ合わせてご覧ください。
ブルーのアートポスタで、味気ない印象のお部屋から彩りのあるお部屋へ。
https://www.receno.com/pen/myfavorite/u62/2025-08-12.phpアートは大きなサイズ(50×70cm、70×100cm)も、
ご用意がございます。
インパクトあるディスプレイをお求めの方は、
ぜひこちらもご覧ください。

デンマーク・コペンハーゲンに拠点を置くポスター専門店「the poster club(ポスタークラブ)」。
https://www.receno.com/art2/tpc-art.php最後までお読みいただき、
ありがとうございました。





























店舗MG 岩田
編集部 増田
制作部 清水
元編集部 岩部