【わたしの愛用品】デザインと人気で選んだ「Yチェア」の座り心地が最高過ぎました。
こんにちは、制作部の木下です。
ちょうど本日リセノのサイトで
発売を開始した「Yチェア」。
私も2年ほど前から自宅で愛用しているので、
選んだ理由や使い心地などを
今回はたっぷりご紹介していこうと思います^^
Yチェアとは?
最初に、Yチェアの基本情報を
改めてお話し
していきます。
この名作を生み出したのは、
デンマークを代表するデザイナー
「ハンス・J・ウェグナー」です。
椅子だけで、生涯 500脚以上をデザインした彼は、
「椅子の神様」という異名を持っています。
正式名称は「CH24」なのですが、
特徴的な背もたれのY字デザインから、
「Yチェア」と呼ばれるようになりました。
1950年にカール・ハンセン&サンから発売されて以来、
今もなお、世界中で愛され続けるロングセラー商品です。
どの角度から眺めても美しい。
ひとつあるだけで、お部屋の上質感がアップします。
横もしくは斜めから見るYチェアが、特にお気に入り。
Yチェアで、まず惹かれる魅力と言えば、
どの角度から見ても美しい
洗練されたデザインではないでしょうか。
なんとも柔らかな曲線と、
その中にキリっと佇むY字のライン。
何度眺めても、どんな角度から見ても
変わらない完璧な素敵さです...!
我が家は9畳のワンルームの中で、
ざっくりですが1.5畳ほどを
ダイニングスペースとして分けています。
アーム部分が少し大きく広がるYチェアですが、
抜け感のあるデザインのおかげで
省スペースに置いても、
圧迫感がまったくありません。
ペーパーコードによる素材感も相まって、
シンプルな空間で程よい
アクセントになってくれています。
ちなみに、ダイニングテーブルは
artekの90B(高さ72cm)を使っており、
脚カットなしのYチェアと合わせるとこんな感じ。
Yチェアの座面高は45cmなので、
差尺で表すと27cmになります。
奥まで深く腰掛けると少し足が浮いてしまうものの、
今のところ、「高いな~」と感じたり、
座りにくくて困ったことはありません。
(私の身長は、158cmです!)
シープスキンを敷くと、
ちょうどいい感じで使えています^^
どんな座り方で座っても快適。
食事もリラックスタイムも、ここで過ごします。
「見た目がとにかく好み」
「おしゃれな人の家でよく見かけるから、
これを選んでおけば間違いないだろう」
なんていう理由で、最初は購入を決めたYチェア。
ですが、実際に日々愛用していく中で、
みんなから「長く」愛される理由がここにあったのだと、
その座り心地の魅力に気づきました。
まず、形状のお話。
座面や背面に絶妙な傾斜がついており、
無理のない自然な体勢で
椅子に体をあずけることができます。
座っていくにつれて、
自分のお尻の形に馴染んでくるので
どんどんフィット感が増していきます。
一体化した背もたれとアーム部分。
包み込まれているような感覚が
ホッと落ち着き、心地よいです。
そして、自分のしっくりくる位置に肘がつけることは、
こんなに快適なのかと、改めて実感しました。
続いて、座り方のお話。
いろんな座り方ができて、
さまざまなシーンに合わせられるのも
とても大きな魅力かなと思います。
食事をするとき、仕事をするとき、
ゆっくりくつろぐとき...
私は、家にいるときの大半を
Yチェアで過ごしていることが多いので、
1日の流れを振り返りながら
詳しくご紹介していきます!
上の写真は、食事のとき。
しっかり背もたれに体をあずけない座り方でも、
心地よく座ることができます。
気付けば猫背になってしまっているのですが、
そんな私にとっては、背骨にちょうど
背板があたらないのもよい点だったり。
こちらは、仕事をしているとき。
自然と少しくつろいだ状態で、
作業できるところがグッドです◎
Yチェアで仕事をしているときは
ほとんど体勢を変えることなく、
長時間座れているような気がします。
PCをする時には、ちょうどアーム部分で腕が固定され、
疲れずにキーボードが打ちやすいなんていう便利さも。
私は、1日PCに向き合う仕事なので、
意外とすごく嬉しいポイントでした...!
新しく連載が始まった、元同僚のエッセイを拝読中。
そして、最後はリラックスしたいとき。
アームはありながらも、
横が大きく空いていることが
万能に活躍するポイントになっています。
あぐらをかいたり、
横を向いて座ることもできます。
友達が遊びに来たときは、
食後この状態に変えて会話が続きます^^
さらに、アーム部分を背にして座ることも。
読書中は知らず知らずのうちに
体が少し横に傾きがちなので、
本を読むときはこの体勢が多いです。
小さく、すっぽりと収まる感じが
なんとも言えない心地よさで、
ソファーでもなく、ベッドでもなく、
最近は寝る前にここで動画を見るのがお決まり。
こんな感じで、きっちりシーンにも、
リラックスシーンにも最適なんです。
どの座り方であっても、安定感が損なわれず、
楽に長時間座ってられるのは
Yチェアならではでないでしょうか。
背伸びして手にした、一生モノの椅子。
これからも大切に使っていきます。
愛読書。Yチェアは、まだまだ奥が深い。
決して、安くはないお値段なので
買うときには結構な勇気がいりましたが...
今では、少し背伸びをしてでも「Yチェア」を選んで
とても良かったなと実感しています。
将来、子どもが生まれた先には、
今のヴィンテージアイテムのように
受け継いでいけたら素敵だな~
なんて思っています。
もともとの耐久性が高く、
ペーパーコードの張り替えもできるので
これからも、ずっと大切に使っていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Yチェアをご検討される際の参考になれば幸いです^^
それでは、また次回。