【わたしの愛用品】個性的なオブジェで、お部屋にこなれ感をプラスしました。
こんにちは。Re:CENO 福岡店のエノモトです。
お部屋づくりの楽しみのひとつ、
「アクセントアイテム」の取り入れ方。
前回は「ミニアートポスター」の飾り方について
お話しいたしました。
【わたしの愛用品】物足りなさを感じたら、「アートポスター」を飾りましょう。
今回は「オブジェ」の飾り方について、
自宅で実践していることをお話しします。
みなさまのインテリアづくりの参考になれば幸いです。
我が家に「オブジェ」を取り入れる理由
そもそも「オブジェ」をなぜ取り入れるのか。
機能的な面から見ると、
暮らしが楽になるわけでも、
便利になるわけでもない。
それでも、取り入れたくなるのには理由があります。
私が思うのは、
- インテリアを楽しむため
- 個性の表現のため
- 世界観の強調のため
我が家は「上質な北欧ヴィンテージ」な世界観を軸に
お部屋づくりを行っています。
そこに個性を出すために、
相反する要素を入れたいといつも考えていました。
より空間に、おもしろさ・こなれ感を差し込み、
コントラスト感じるお部屋にするためには、
オブジェが必要だったのです。
自宅に取り入れた「オブジェ」について
そんな考えのもと、
最近取り入れたのは見ていて楽しく、
個性的でエッジの効いたオブジェたち。
「オブジェ」として、
飾る機能に特化したアイテムたちだからこそ、
お部屋に取り入れた意味がありました。
まずは、最近とりいれたオブジェをご紹介します。
① オブジェ Holey
有機的な形に、真ん中にぽっかりと空いた穴。
見ていて楽しさ感じるオブジェは、
お部屋をワンランク上げるために必須です。
陶器のように見えますが、
実は「チーク材」で出来ており、
そんな意外性も好きなポイント。
そのまま単体で使っても良し、
ドライフラワーを添え、
表情を変えて使っても良しです。
おすすめのディスプレイ場所は、
「直線」や「角」が目立つ箱型の家具。
特に曲線が美しいオブジェですので、
「直線」や「角」の緊張感を和らげるために
活用するのも一つです。
② オブジェ Ethnica
古い土器のような個性的なオブジェ。
石のようにざらざら、ゴツゴツとした質感で、
重厚感と力強さを感じます。
フラワーベースとはまた違う、
機能性を無視したシルエットは、
オブジェならではの美しさがあります。
シルエットといい、素材感といい、
まさにお部屋のスパイス要素として
活躍してくれるアイテム。
お部屋に「趣」を取り入れたい方に、
おすすめします。
おすすめのディスプレイ場所は、
自然と視線が集まる場所。
私は、廊下からLDKに入って、
最初に目につくトロリー上に置いています。
存在感たっぷりの「Ethnica」で、
お部屋の見どころをつくり、
上級者のような空間と、まず印象付けができるように
意識しています。
オブジェを使ったセオリー活用術3選
お部屋に「アクセントアイテム」として
取り入れたオブジェ。
個性的なアイテムをより活かすために意識したのは、
「セオリー」をどう組み込むかということ。
Re:CENOが提唱しているインテリアのセオリーを、
どういう意図で取り入れたのかを
ご紹介していきます。
① 「三角構図」のアイテムとして活躍
飾るときのコツは「三角形」を作ること。
これは「三角構図」と呼ばれるディスプレイの
基本テクニックです。
ダイニングの一角には「Ethnica」を、
三角構図を意識してディスプレイしました。
「大・中・小」とおおよそ3つの高さを意識して
組み合わせることで、視覚的なバランスを取るのが
「三角構図」の大事なポイント。
そして3つのアイテムのうち、2つのアイテムの
「素材」や「色」を揃えることで、
自然とまとまりが生まれ、
より美しいディスプレイに仕上がります。
「Ethnica」は、SサイズとMサイズがあるので、
後は素材、大きさ違いのアイテムを
ひとつ組み合わせるだけで、
簡単にインテリア上級者に。
飾ることに自信がない方は、
2つセットにプラス1アイテムを足すという方法が、
失敗しにくいのでおすすめです。
【動画】センスのいらないインテリア|ディスプレイの基本「三角形飾り」を学びましょう。
② 「レピテーション」要素として活躍
アイテムの共通項をレピテーション(繰り返す)
することで、空間に統一感を持たせるセオリー。
意外と簡単に実践できるセオリーで、
空間全体に影響を与えてくれる、とても万能な
テクニックのひとつです。
「Holey」は特徴的で目を引くアイテムだからこそ、
「レピテーション」には使いやすいと感じました。
自宅ではリビングにて、「白色」 「曲線」
という共通項にてレピテーションを行っています。
- 白色:フラワーベース、デスクライト、フロアライト、チェア、シープスキンetc
- 曲線:壁面アート、フラワーベース、フロアライト、削りだしスツール、ドライフラワーetc
アイテムに共通項を見つける。
そして、それを空間に散りばめるだけで、
こなれた印象のお部屋にすることができます。
センスのいらないインテリア【スタイリング編】|インテリア選びは「レピテーション」を意識する
③ 空間を和らげるアイテムとして活躍
リビングに「Holey」を取り入れたのには、
もうひとつ大きな意味があります。
家具や建具など、直線的なものが多い自宅内は、
緊張感・圧迫感がどうしても出てしまいます。
それを抑えるために「円形」を取り入れて、
お部屋の緊張感をやわらげようと考えました。
「Holey」は有機的で、
曲線をしっかりと感じられるシルエット。
直線が強いサイドボードの角に
ディスプレイすることで、その効果を強く感じます。
その他の曲線アイテムと
レピテーションさせることで、その効果も増大し、
空間全体の印象を優しくしてくれているのです。
お部屋に安らぎを求めるならば、
「円形」アイテムの取り入れをおすすめします。
センスのいらないインテリア【スタイリング編】|「円形」をお部屋に取り入れて、空間の印象をやわらげる。
「飾る」を楽しむために、ユニークなオブジェを。
空間をより楽しく・豊かにしてくれるオブジェ。
「飾る」という機能においては、
他のインテリアアイテム以上に華やかさを演出し、
空間に彩りを持たせてくれます。
一見、個性的でクセが強いオブジェも、
インテリアのセオリーをもとに取り入れると、
簡単にお部屋に馴染ませることが可能です。
「お部屋に、なにか物足りなさを感じる。」
「目指すお部屋のイメージがあるけれど、
どうすれば良いかわからない。」
なんて方は、ぜひ今回紹介しましたマガジンも
参考に、お部屋づくりを楽しんでいただけると
幸いです。
【動画】センスのいらないインテリア|ディスプレイの基本「三角形飾り」を学びましょう。
センスのいらないインテリア【スタイリング編】|インテリア選びは「レピテーション」
センスのいらないインテリア【スタイリング編】|「円形」をお部屋に取り入れて、空間の印象をやわらげる。
最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。
それでは、また。