【わたしの愛用品】 フラワーベース3つを比較。
形別に「お花の生け方」と「飾る場所」を、ご紹介します。
こんにちは、商品部のしみずです。
リセノでは、ナチュラルヴィンテージに
馴染む雑貨を、みなさまにお届けしています。
今回は、お部屋を彩るアイテムとして欠かせない
「フラワーベース」のご紹介です。
自宅では、3つのフラワーベースを
気に入って日常使いしています。
「オーバル」「トール」「ユニーク」
それぞれ3つの異なる形のフラワーベース。
今回は、形別におすすめの
「お花の生け方」と「お部屋に飾る場所」について、
お伝えしていきます。
① 難易度 やさしい:
どんなお花も飾りやすい「トール型」
まず最初は、スタンダードな形の「トール型」の
フラワーベースについて、ご紹介します。
高さのあるスマートな形
実は、コーヒー器具の「CHEMEX」。
木と革の天然素材のあしらいが
「自然のものと相性がいいなぁ」と感じ、
お花を生けるようになりました。
高さは21cmあり、スマートな佇まいです。
持ち手のところでくびれていて、
お花をキュッと束ねてくれるような
丸い小さな口をしています。
少ない本数を、同じ長さにカット
せまい口は、お花を挿すときに
とにかく安定感が抜群。
少ない本数でも、
茎とフラワーベースの縁部分、
それに、茎と茎同士が重なり合い、
しっかりと自立します。
お花は、すべて同じ長さに揃えて
カットするだけなので、とってもお手軽。
お花の全長は、フラワーベースの高さ×1.5倍くらいが
バランスよく、ちょうどいいなぁ、と思います。
上に真っ直ぐ伸びる
シャープな仕上がりになりました。
奥行きの浅いナイトテーブル上に。
直径11cmのスマートな形なので、
飾る場所は、狭いところや
奥行きが浅い場所にフィットします。
わたしは、寝室のナイトテーブル上に。
高さがあるので、上方向に動きをプラスし、
壁の余白を埋めたいときにも、おすすめです。
「LUNA」や「リューズガラス」もおすすめ
口が狭く、どんなお花でも安定して飾れるので
初心者さんにもやさしい形です。
リセノでお取り扱い中の商品には
「LUNA」や「リューズガラス クーレライン シム」も
口が狭く、飾りやすいタイプのフラワーベースです。
② 難易度 ふつう:
垂れるお花が似合う「ユニーク型」
つぎは、アートのような形の「ユニーク型」の
フラワーベースについて、ご紹介します。
オブジェのような美しい形
多くの名作家具を生み出した
アルヴァ・アアルトが手がけた
「Alvar Aalto collection」。
お花を飾っていないときでも
オブジェのように美しい見た目が
お気に入りです。
高さは、1つ目のスマート型より
5cm低い16cmです。
波打つような美しい曲線のデザインで、
お花を、わさっと生けることができる
広い口をしています。
動きのあるお花を、横へダイナミックに。
ユニークな見た目のフラワーベースには、
動きのあるお花を選ぶことが、おすすめです。
動きのあるお花は、つる系のものや、
下へ垂れるフォルムのもの。
わたしは、葉もお花も美しく垂れる
「アマランサス ホットビスケット」
というお花を選びました。
長さは、お花の首のところが
フラワーベースの縁にくるようにカット。
縁に、もたれかかるように生けることで、
横へダイナミックに広がり
アートのような趣きの仕上がりになりました。
お部屋の主役に、彩りを。
動きのあるアートのような仕上がりなので、
お部屋の「フォーカルポイント」に飾ることが
おすすめです。
フォーカルポイントとは、
お部屋に入ってまず目にするところ。
わたしは、お部屋の扉を開けて
すぐ目につくサイドボード上に飾りました。
お部屋を素敵に見せる飾り方のコツに、
「形や素材が複雑なもの(複雑性)を取り入れる」
というものがあります。
アートのようなフラワーベースとお花は、
その「複雑性」のあるアイテムなので、
お部屋の印象をパッと華やかに、
魅力的にしてくれます。
背の高いサイズもおすすめ
垂れるお花や、つる系のグリーンを選んで
生けるだけで、上級者のような仕上がりに。
「Alvar Aalto collection」は
リセノでは、店舗限定で販売中です。
今回ご紹介したサイズ以外の
背の高いものなども展開中ですので
お部屋のフォーカルポイントに合わせて
選んでみてください。
背の高いサイズは、
秋には「すすき」を飾ると
きっと美しいなぁ、と思います。
③ 難易度 むずかしい:
バランスよく飾って美しい「オーバル型」
最後は、丸みが可愛らしい「オーバル型」の
フラワーベースについて、ご紹介します。
横へ広がるスリムな形
デンマークのガラスブランドが
つくる「PRIMULA オーバル」。
ぷっくりとした分厚いガラスが
可愛らしくて、お気に入りです。
高さは「ユニーク型」と同じくらいですが、
特徴は、奥行きがスリムであること。
にーっと笑ったように横に広がるオーバル形の口は、
横に9cm・縦に5cmと、ミニマルなサイズ感です。
左右シンメトリーなバランス
オーバル型の横に広がる細長い口は、
お花を挿すときに、バランスが重要です。
端のほうに挿すお花は
対角線上に倒れるイメージ。
左右に交差するように
シンメトリーにお花を生けて、
中心には、短くカットした
ボリュームのあるお花が似合います。
バランスよく、華やかで美しい
仕上がりになりました。
「バランスを取ること」が大切なので、
茎がしっかりしているお花の方が
自立してくれて、生けやすいです。
場所をとらずに、食卓に華やかさを。
スマートな奥行きで場所をとらないのと
美しい仕上がりは、食卓を華やかにしてくれます。
わたしは、folkダイニングテーブルの上に
飾っています。
テーブルの端でも、中心でも。
スリムな形は、日常に馴染みます。
落ち着きのあるカラーもおすすめ
バランスを見ながらお花を生ける楽しさがあるので、
お花を飾ることを、習慣にしている方におすすめです。
オーバル口のフラワーベースは、
リセノでのお取り扱いは「PRIMULA オーバル」のみ。
わたしの愛用しているクリアカラーの他に、
スモーキーカラーがあります。
明るい色味のお花と合わせれば、
コントラストが生まれて一層華やかに。
秋には「コスモス」が似合いそうです。
自分に合うカタチを見つけて、お花のある暮らしを楽しみましょう。
今回は、形別におすすめの
「お花の生け方」と「お部屋に飾る場所」
について、ご紹介しました。
- 難易度 やさしい :どんなお花も飾りやすい「トール型」
- 難易度 ふつう :垂れるお花が似合う「ユニーク型」
- 難易度 むずかしい :バランスよく飾って美しい「オーバル型」
飾りたいお花を、フィットするフラワーベースに飾り、
お部屋を華やかに、楽しく、美しく。
自分の暮らしに合ったフラワーベース探しの
参考になると嬉しいです。