友人への新築祝いの相場やマナーは?
貰って嬉しいギフトもご紹介
こんにちは。
Re:CENO TOKYOの近藤です。
今回のテーマは、「新築祝い」。
インテリアショップに勤めていることもあって、
新生活シーズンには、親族や友人から、
よくこんな相談をいただきます。
「新築祝いって、何がおすすめ?」
「相場って、いくらぐらい?」
さほど機会が多いものではないため、
その都度、同じようなお悩みを
持たれる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は「押さえるべき新築祝いの基本マナー」
を解説していきます。
関係性ごとの金額相場や、
贈って良いもの悪いものを踏まえ、
リセノのおすすめギフトもご紹介しますので、
最後までお読みいただけますと幸いです。
それでは早速見ていきましょう。
意外と知らない「新築祝い」と「引越し祝い」の違いとは?
まずはじめに、「新築祝い」と「引越し祝い」には、
違いがあることをご存知でしょうか。
「新築祝い」とは、
新しく家を建てたり購入した方へのお祝いを指します。
そのため、新築であれば、
マンションでも一戸建てでも
新築祝いとして贈り物をしましょう。
一戸建て住宅やマンションはもちろん、
法人オフィスや事務所、新店舗を新築した際などに
贈られるのも、新築祝いにあたります。
対して「引越し祝い」とは、
中古の一戸建てやマンションを購入した方、
賃貸住宅から賃貸住宅へと引越しをした方に
贈るお祝いを指します。
この新築祝いと引越し祝いの違いは、
「熨斗紙」に影響します。
新築祝いの表書きには、
「御祝」「御祝新築」「御新築御祝」。
引越祝いには「御祝」としましょう。
もし、お相手の転居先が
新築か中古か分からない場合は、
「御祝」とするのが無難です。
水引は、どちらも「蝶結び」にするのが一般的ですが、
地域によっては、「結び切り」の場合もあります。
新築祝いを贈る際は、事前に地域のルールを
確認しておきましょう。
新築祝いの基本マナー
ここからは、実際に新築祝いを贈るにあたって、
迷いがちな金額相場や渡すタイミング、
贈ると失礼にあたるNGアイテムをご紹介します。
① 「新築祝い」の金額相場
新築祝いの金額相場は、
贈る相手との関係性によって変わります。
- 両親・子ども : 3万円~10万円
- 兄弟・姉妹 : 5,000円~3万円
- 友人 : 3,000円~1万円
- 会社の同僚・上司部下 : 5,000円~1万円
上記はあくまで、ひとつの目安です。
とくに高額な贈り物の場合は、
かえって気を使わせてしまうこともあるため、
金額相場にこだわりすぎず、
お相手との関係性や人柄を考慮して、決めましょう。
② 「新築祝い」を渡すタイミング
新築祝いを渡すのは、
「新居に招かれたタイミング」がベスト。
新居に足を運べない場合には、
引越し後2週間〜2ヶ月以内に贈るようにしましょう。
引っ越し直後は、手続きや荷物の片付けなどで
慌ただしいもの。
落ち着いた頃合いを見計らって、
贈る方が喜ばれるでしょう。
因みに、お相手がご年配の方の場合は、
贈る日に「大安」を選び、
「仏滅」「赤口」を避けるとより安心です。
六曜について
暦の暦注のひとつで、
先勝(せんしょう、さきがち)・友引(ともびき)
・先負(さきまけ、せんぷ)・仏滅(ぶつめつ)
・大安(たいあん)・赤口(しゃっこう、しゃっく)
の6種を「六曜」と言います。
中でも、「大安」は大いに安しという意味の
最良の日といわれており、お祝い事には最適です。
逆に、避けるべきなのは「仏滅」。
何をするにも大凶とされる日ですので、
新築祝いを贈るのは避けましょう。
「赤口」も仏滅に並ぶ凶日ですので、
お祝い事には向きません。
③ 「新築祝い」で避けるべきアイテム
新築祝いは、気持ちを形にして表すもののため、
何を贈るかの決まりはありません。
しかしながら、マナーとして適さない、
避けるべきNGアイテムはあります。
以下の3つは、失礼にあたる可能性があるため、
新築祝いとして贈るのは避けましょう。
- 赤や火に関係するもの
- 壁に掛けるもの
- 踏みつけて使うもの
1つ目は、「赤や火に関係するもの」。
火事を連想させるため、
赤い色や火に関係するギフトを贈ることは
マナー違反とされています。
例えば、お香やアロマキャンドル、
コンロや電子レンジなどの家電製品など。
また直接火に関係なくても、
赤い色は避けるのが無難です。
赤は、一般的に縁起の良い色とされていますが、
新築祝いでは火を連想させるため、避けましょう。
2つ目は、「壁にかけるもの」。
アートやタペストリー、壁掛け時計などは、
新居に傷をつけてしまうため、
新築祝いとしては相応しくありません。
3つ目は、「踏みつけて使うもの」。
スリッパなどの履き物やマットも
新築祝いには不向きのギフトです。
とくに目上の方に贈る場合は、
「あなたを踏み台にします。」
という意味になるため、控えましょう。
リセノで買える おすすめの新築祝い
新築祝いの基本マナーを確認したところで、
最後に、リセノで買えるおすすめアイテムを
3つご紹介します。
① オーガニックコットンタオル WAFFLE BORDER
まずは、贈り物の定番品であるタオル。
何枚あっても困らない消耗品としての側面だけでなく、
古くから縁起が良い贈り物として喜ばれてきました。
その意味は、糸を紡いで作られることから、
「人との縁を繋ぐもの」として。
また洗濯し、使い古したら、
新しいものに交換することから、
「嫌なことを水に流す、悪いことは続かないもの」
として、贈り物に重宝されてきました。
私のおすすめは、
「オーガニックコットンタオル WAFFLE BORDER」。
おすすめの最大の理由は、
ガシガシ拭きたい厚手派と、速乾の薄手派、
ご家族でお好みが別れても
両方が満足して使えるタオルだからです。
WAFFLE BORDERは、
ボリューム感が特徴のパイル地と、
速乾性が特徴のワッフル地を交互に織り交ぜることで、
ふわっとした気持ちのよい肌触りを保ちながら、
乾きにくいというデメリットも解消されています。
さらに素材は、
肌に優しいオーガニックコットン100%。
加工後処理にも薬品を極力使わず、
天然オレンジオイルとたっぷりの伏流水を使用して、
丁寧に仕上げられているため、
赤ちゃんやデリケート肌の方にも、
安心してお使いいただけます。
② HASAMI PORCELAIN
食卓を華やかに彩る食器もまた、
贈り物の定番品として親しまれてきました。
今回ご紹介するHASAMI PORCELAINは、
リセノで1番人気の食器です。
その人気の秘密は、
「波佐見焼」の歴史と伝統を受け継いだ
手触りや口当たりの良い食器でありながら、
電子レンジ・食洗機対応の実用性を
兼ね備えているため。
また、重箱からインスピレーションを受けた
その直線的なデザインによって、
マグカップ・ボウル・プレートなどすべてを
一定のモジュールにしています。
これにより自由なスタッキングを可能とし、
食器棚に並んでいても美しいのはもちろん、
収納時にも無駄がなく、
限られたスペースを有効に活用できます。
贈る時だけでなく、
日々の使い心地や収納のことまで考えて選ぶ食器は、
きっとお喜びいただけます。
③ Re:CENO product|キッズロッキングチェア
3つ目のおすすめは、
「Re:CENO product|キッズロッキングチェア」。
小さいお子さんがいるご家庭への贈り物に、
ぜひ、おすすめしたいアイテム。
普段の店頭でも、お客様から
「うわっ! かわいい!」
と、お声があるのをよく耳にします。
チェアを見つけたお子さんも、
「ぼくの椅子」と言わんばかりに、
楽しそうに、ゆらゆらしてくれます。
対象年齢は、2歳~5歳くらい。
線の細さと、可愛らしいフォルムから、
耐荷重をご不安に思われる方もいらっしゃいますが、
素材のラタンは「強く、軽く、柔らかい」のが特徴。
耐久性も非常に高いため、
アンティークとして何世代にも渡って
使われるほど丈夫な素材です。
家は家族と一緒に育ち、変化するもの。
新築祝いでプレゼントしたチェアを通じて、
「お相手のお子さんの成長を感じる。」
というのも、素敵ではないでしょうか。
ラッピングサービスのご案内
リセノでは、ラッピングサービスをご用意しています。
ささやかではありますが、
思いを届けるお手伝いができれば嬉しいです。
店頭では、その日にお持ち帰りいただけるよう
当日のラッピングにも対応しております。
店頭スタッフまで、お気軽にお声掛けください。
なお、ラッピングサービス対象の商品は、
商品ページにてご覧いただくことが可能です。
また熨斗をご希望の場合には、
カート内の備考欄にお書き添えいただけますと
ご対応が可能です。
贈る方を想い、選んだ贈り物は、
生活を豊かにするだけでなく、
お相手を応援するあなたの想いが伝わります。
ぜひ参考にしていただけますと幸いです。
マナーを抑えて、新築祝いを贈りましょう。
それでは、今回のおさらいです。
▼「新築祝い」と「引越し祝い」の違いとは
- 「新築祝い」は、戸建・マンション・オフィス店舗問わず新築に引越す方へ。
「引越し祝い」は、中古の戸建てやマンションを購入した方や賃貸住宅から賃貸住宅へと引越しした方へ。
▼新築祝いの基本マナー
- 金額相場
両親 ・子ども : 3万円~10万円
兄弟・姉妹 : 5,000円~3万円
友人 : 3,000円~1万円
会社の同僚・上司・部下 : 5,000円~1万円 - 渡すのは、「新居に招かれたタイミング」がベスト
- 赤や火に関係するもの、壁に掛けるもの、踏みつけて使うものはNG
ぜひ、新築祝いを贈る際には意識してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。