folkダイニングテーブルのヴィンテージレッドに合わせる、おすすめのチェアをご紹介します。
先日、伸長式ダイニングテーブル folk の
新色「ヴィンテージレッド」が、販売スタートしました。
このヴィンテージレッドは、北欧のヴィンテージ家具
のような、「赤みを帯びたブラウン」を再現したカラー。
ヴィンテージ家具のような深みのある色を、
新品の状態で堪能できることが魅力です。
ただ、「赤みを帯びたブラウン」は、
ちょっと個性ある色のため、コーディネートに
悩む方が、いらっしゃるかもしれません。
そこで今回のマガジンでは、ヴィンテージレッドと
さまざまなチェアとのコーディネート例を、ご紹介します。
ヴィンテージレッドが気になるな...という方に
コーディネート例を見ていただき、
どのチェアと合わせるかのヒントになれば、嬉しいです。
伸長式ダイニングテーブル folk/RD
新色は北欧家具の「赤色」を再現した、ヴィンテージレッドカラー
新色のヴィンテージレッドは、北欧ヴィンテージの
家具でよく見かける、「赤みを帯びたブラウン」を再現したカラーです。
1960年台のデンマーク産 サイドボード
1960年台のデンマーク産 キャビネット
このように、北欧のヴィンテージ家具は、
赤みを帯びた色が特徴で、暖かく、時の経過を
感じさせる、なんとも言えない魅力を感じます。
ただヴィンテージ家具は、商品の状態もまちまちで
昔の物なので、耐久性がそこまで高くない家具もあります。
また海外規格のサイズなので、日本の住宅に
サイズが合いにくいものもあり、ヴィンテージ家具は
初心者の方には、少しハードルが高い家具でもあります...
その点、新色のヴィンテージレッドは、
ヴィンテージ家具のような深みのある色を
新品の状態で使用できるので、商品の状態や耐久性の心配がありません。
ヴィンテージ家具に憧れはあるけれど、
少し選ぶのが難しいなと感じている方や、
ヴィンテージ家具のような深みのある色を
気軽に取り入れたいという方。
そんな方々の理想のダイニングになってくれればと、
新色のヴィンテージレッドを、販売スタートしました。
ヴィンテージレッドと合わせたい、
おすすめのチェアを3つご紹介します。
ヴィンテージレッドは、ナチュラル、ブラウンと
いった一般的な家具の色に比べ、ちょっと個性のあるカラー。
どんなチェアと合わせれば、コーディネートが
素敵に仕上がるのか、悩む方がいらっしゃるかと思います。
そこで、個性あるヴィンテージレッドに合う
お勧めのチェアを、3パターン紹介します。
これからヴィンテージレッドの購入を検討される
お客様は、ぜひコーディネートのヒントにしてください。
① ダイニングチェア WICKER/BR
こちらは、ヴィンテージレッドにWICKERチェア(ブラウン)をコーディネート。
WICKERチェアは、もともと赤みのあるチーク材に
ブラウンの顔料で着色しているので、
ヴィンテージレッドに近いブラウンカラーです。
ヴィンテージレッドとの色差もそれほどなく、
個性あるヴィンテージレッドに、上手く馴染みます。
また背もたれ・座面に張っているラタンは、
北欧ヴィンテージチェアにも採用されている、
ヴィンテージ家具と馴染みの深い素材。
古くから使われていたラタンを取り入れることで、
空間にヴィンテージのエッセンスが加わります。
色の統一感を重視される方や、
ヴィンテージ感を強調されたい方は、
WICKERチェアとのコーディネートが、おすすめです。
ちなみに重厚感を少し軽減したいという方には、
ベンチを取り入れたミックススタイルが、おすすめです。
アクセントになる背もたれのラタン部分を
ベンチにして取り払うことで、重厚感を抑えることができます。
② ダイニングチェア PAPERCORD/BR
こちらは、PAPERCORDチェア(ブラウン)とのコーディネート。
実はPAPERCORDチェアのフレームは、
先ほどのWICKERと同じチーク材で同じ塗装。
そのため、ヴィンテージレッドとの色差が小さく、
色のまとまりがある、統一感あるコーディネートに仕上がります。
WICKERチェアと異なる点が、この座面のペーパーコード。
ペーパーコードのアイボリーとヴィンテージレッドの
色のコントラストが強く、お部屋が引き締まった印象になります。
細いペーパーコードで編み上げているので、見た目は軽やか。
背もたれは格子状になっているので、
ラタンを張ったWICKERチェアと比較して、抜け感があります。
PAPERCORDチェアは、お部屋にメリハリをつけ
明るい印象にしたい方や、ダイニングを開放感ある
空間に仕上げたい方に、イチオシのチェアです。
③ PP68 & J39
次は、北欧の名作チェアと呼ばれる、 PP68 と J39 とのコーディネート。
名作チェアと呼ばれるだけあり、
佇まいが凛としていて、上品なコーディネートに仕上がります。
WICKERやPAPERCORDのように、
購入当初は、色の統一感はありませんが、
経年変化とともに、飴色に変化していきます。
月日の経過とともに徐々に色に深みがでてきて、
ヴィンテージレッドに馴染んでいく。
そんな過程を楽しめることが、名作チェアと
コーディネートする魅力かなと思います。
左:オイル / 右:ソープ
ちなみにPP68もJ39も、オイル仕上げとソープ仕上げ
の2種から選べますが、おすすめはオイル仕上げ。
オイルの方が色が濃くヴィンテージレッドに
馴染みやすく、また経年変化をすると
少し赤みを帯びた、深みの飴色になっていきます。
番外編 ヴィンテージチェア
最後に番外編として、リセノでは販売していませんが
ヴィンテージチェアとのコーディネート例を、ご紹介します。
こちらはフィンランドのデザイナー
イルマリ・タピオヴァーラがデザインした、ファネットチェア。
ファネットチェアのように、ブラックを取り入れると
空間が締まった印象になりますし、
よりヴィンテージレッドの「赤」が、引き立つ感じがします。
ブラック単色のチェアでも、素敵になりそうですが
ファネットチェアのようにフレームはブラック、
座面はブラウンのようなバイカラーだと、
ブラックが主張しすぎず、アクセントにもなり、バランスがいいのかなと思います。
ヴィンテージレッド x ブラックを合わせた
コーディネート例として、参考にしてください。
こちらは、デンマークのニールス・O・モラーが
1954年にデザインした、「No.75」のチェア。
ヴィンテージレッドの再現元になったのは、
「No.75」のチェアのような、経年変化をしたチーク材の赤。
ヴィンテージレッドと色がリンクしていて、
統一感あるコーディネートに仕上がります。
ヴィンテージチェアで迷ったら、「No.75」のような
赤みのチーク材のチェアを選べば、間違いはないと思います。
ちなみに「No.75」の背もたれは
削り出しで成形されており、立体的な曲線が美しいチェアです。
円形のfolkダイニングとフォルムの面でも
親和性があり、folk x No.75のチェア との
コーディネートが個人的には好みです。
ヴィンテージのチェアで迷ったら、
色・フォルムの相性良い「No.75」のチェアを、
候補に入れてみてください。
ヴィンテージレッドとチェアのコーディネートを楽しもう。
それでは最後に、ヴィンテージレッドとの
コーディネートを、おさらいしておきましょう。
- WICKERチェアは、ヴィンテージ感や色の統一感を重視する方に。
- PAPERCORDチェアは、メリハリ・開放感ある空間にしたい方に。
- 北欧名作チェアは、上品な空間、経年変化を楽しむ方に。
このような考え方の軸を持っておくと、
ヴィンテージレッドと合わせるチェアを、選びやすくなると思います。
すこし個性のあるヴィンテージレッドですが、
どのチェアを選ぶかで、ダイニングの印象がガラリと変わります。
今回ご紹介した、コーディネート例を参考に
どのチェアと合わせるか、検討してみてください!