「WIRYカフェテーブル」の企画経緯と
コンセプト設計についてお話します。
こんにちは。やまもとです。
Re:CENO productに、新たにカフェテーブルが仲間入りします。
リセノで人気のWIRYシリーズの「カフェスタイル」
バージョンです。
WIRYシリーズは、発売から3年ほど経ちましたが、
累計5,500件のお客様宅に納品させていただいた
人気のシリーズです。
本日のマガジンでは、このWIRYシリーズに新たに
加わるカフェテーブルのコンセプト設計を紐解いて
いこうと思います。
中央の1本脚で、脚元に開放感を。
つまりは、王道のカフェテーブルです。
WIRYシリーズは、オーク材の天板に細い角脚を
組み合わせたシリーズですが、今回は天板はそのまま
に、同じく黒色仕上げの脚を1本通しました。
中央の1本脚にすることで、脚元がよりすっきりとした
デザインとなり、より脚元をフレキシブルに使える
開放感を感じるテーブルに仕上げました。
WIRYの共通デザインでもある脚元の真鍮のゴールドの
意匠は残し、すっきりとした中にもアクセントを
入れています。
1~2人暮らしのダイニングとして
小さなダイニングに。
正方形・円形の2つの形状を作りましたが、
どちらも直径は70cmです。
1人暮らしから、パートナーとの2人暮らしまでに
ぴったりとフィットするサイズ感です。
2人までなら、日々の暮らしのメインテーブルとして、
十分に活躍してくれることと思います。
また、意匠の原点は、カフェユースです。
スタバなどに行くと、1~2人でゆったり座れるカフェ
テーブルが多数並んでいると思います。
あのイメージで、コーヒーを飲みながらPCを開いたり、
本を開いたりしながら、ゆっくりと過ごしやすい様に
少し広めの70cmに仕上げました。
カフェに行かなくても、自宅でコーヒーを淹れて、
地元FMのラジオでもかけながら、ゆったりとした
時間を過ごしてもらえればと思っています。
カフェなどの広いスペースに
リピートの美しさを。
カフェなどの飲食店を開業される方からのご相談も
いろいろいただきますので、このテーブルはその方々
に向けたプロダクトでもあります。
シンプルな設計ですが、リピートで並べたときには
シンプルなほど美しさを発揮しますから、スペースに
複数台並べるような時には、ぴったりと思います。
高さは、今回もこだわりの「68cm」に。
少しの低さが、リラックス感を生みます。
リセノプロダクトのテーブルではおなじみの高さを
普通のテーブルよりもすこし低めの「68cm」に
設計しています。
通常のダイニングは72cmが多いので、4cmくらい低めです。
たかが4cmと思いますが、座ってみると、この4cmは
かなり体感が違います。テーブルの圧迫感が少ないので
リラックスして座れます。
通常のチェアーは座面高が42cmくらいが多いので、
差尺は26cmとなり、基本的な座りやすい差尺も
ほとんどのチェアでクリアできると思います。
感じていただかないとなかなか説明しづらいので、
お近くの方は、東京・京都のお店に足をお運びいただ
ければと思います。
もしくは、ダイニングをすでにお持ちの方は、チェアの
下に4cmくらいの本とかを置いて、相対的にテーブルが
低くなるようにして、ご自宅で簡易的に試してみてください。
結構、その差に驚かれると思います。
WIRYチェアと合わせたり、他と合わせたり。
自由に組み合わせを楽しんでください。
このカフェテーブルはWIRYシリーズなので、天板の
特徴などは同様です。デザインも合わせてあるので、
WIRYの1人掛けソファは、よく似合います。
また、もっとシンプルなチェアーで言うと、
folkチェアーや、
Henryチェアなど、
画像のとおりよく合います。
さらにミニマムに、STOOL60と合わせるのも合うと
思います。
シンプルなテーブルですから、お持ちのチェアなど
自由に合わせてもらっても、ぜんぜん良いと思います。
2019年8月発売予定です!
というわけで、新作カフェテーブルのコンセプトと
設計のポイントを書いてみました。
WIRYシリーズの仲間なので、主なポイントは同じです
ので、過去のマガジンもぜひ参考にしてみてください。
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WIRY カフェテーブル