いよいよ、オリジナルベッドを発売します。
こんにちは。
スタッフの米本です。
遂に、Re:CENOオリジナルベッドの発売が
決定しました!
このオリジナルベッドは、
僕たちスタッフの想いがたくさん詰まった
自分たちが納得のいく、良いものに仕上げることが
できました。
今回のWEBマガジンでは、
想いがたくさん詰まったオリジナルベッドが
完成するまでの開発裏話や、商品撮影のことなどを
綴っていきたいと思います。
オリジナルベッド開発の経緯
そもそもなぜ僕たちは、オリジナルベッドを
作ろうと思ったのか?
まずはそこから、話を進めていきます。
僕たちがオリジナルベッドを作ろうと思った
きっかけは、ふとした時に感じた小さな想いから
始まりました。
僕たちは今まで、セレクトショップとして長年
店舗の運営をしてきました。
その中で、いろんな家具に触れ、良いところ、
そうでないところをたくさん見てきました。
そうした経験の中で、自分たちが持つ感覚や
価値観で、価格帯、機能、バランスの良い部分を
組み合わせた、オリジナル家具が作りたい。
自分たちの作った家具なら、もっともっと
インテリアを楽しんでもらえるはずだし、
もっともっと自分たちも嬉しいはず!
そう考えるようになり、物作りに対しての思いが
強くなってきたことがきっかけです。
ベッドへの思い
では、なぜチェアやテーブルなど、数ある家具の
種類の中でも、ベッドにしたのか?
それは、リセノの原点に遡ります。
リセノは、立ち上げ当初、
「ソファーベッド通販 Re:CENO」という名前で
ソファーとベッド専門店として、スタートしました。
そのため、特にソファーとベッドに対しては、
自分たちの好みもはっきりとありますし、
「こんなベッドがあったら、欲しいのにな。」
という思いも、強くあります。
自分たちが本格的にオリジナルラインで、
家具づくりを始めるときには、ソファーかベッドの
どちらかを作ろう。
そう思っていました。
そんな思いの中で、今回のオリジナルベッド開発
となったわけです。
ネーミングのこと
商品名は「NOANA(ノアナ)」と名付けました。
これは、「nordic」と「natural」を
掛け合わせた、オリジナルの造語になります。
ノルディックとは
「北ヨーロッパの」、「北欧風」と言った意味があります。
北ヨーロッパは、スウェーデンやデンマーク、フィンランドなどが含まれた地域のこと。
北欧のデザインは、カラフルで可愛らしい柄のものが特徴的。
ちなみに、リセノで扱っている商品でいうと「KLIPPAN(クリッパン)」や「almedahls(アルメダールス)」、「iittala(イッタラ)」などがあります。
NOANAは、コンセプトカラーのナチュラルVer.が、
北欧やナチュラルテイストのインテリアに
ぴったりとフィットするような、やさしい雰囲気に
仕上がったので、そのイメージを名付けました。
デザインのこと
ベッドの開発がスタートして、
まず最初に着手したのがデザイン設計です。
自分たちが考えているデザインイメージを
図面に起こすところから始まり、
何度も図面を作っては消して、微調整を繰り返し、
こだわって完成したのがこの図面です。
シンプルながらも、細かな角度や、シャープな
フォルムを出すために、細かな部分を何度も
試作を繰り返して、出来上がったデザインです。
主張しないけど、いろんなお部屋にすっきりと
入り込みそうな、シンプル&シャープな
デザインに仕上がったと思います。
工場探しのこと
ベッドを形にしてくれる工場探しも
とても重要なことでした。
自分たちが思い描いているイメージを、
価格を抑えながらも、しっかり高いクオリティで
形にしてくれる工場を見つけるのに苦労しました。
木の素材や、色味、微妙なフォルムの違いなど、
生産工場によっても変わってきます。
妥協なく工場を探しているうちに、
取引先の方から一つのご提案をいただきました。
それは、中国の大連という場所の工場。
大連は、良質な木材が手に入ることで知られている
地域です。
また、有名な日本企業の家具も多く作られていて、
クオリティが高い家具を生産できる家具の産地です。
「価格を抑えながら、良質な家具が作れる!」
そんな思いを胸に、サンプル依頼をし、出来上がり
の連絡をもらって、現場を視察することに。
工場に着くと、既に依頼に出していた
オリジナルベッドの一部が形になっていました。
試作段階のベッドは、自分たちが思い描いていた
イメージとは異なる部分がありましたが、
その場で細かい話をして、ブラッシュアップを
重ねました。
「脚部の長さは、もう少し短いほうがいいのでは?」
「色がもう少しイメージと違う。」
「シャープさが足りないんだけど、どこが悪いんだろう?」
そんな事を現場で話していたら、
工場のスタッフさんも熱さを感じてくれたのか、
すぐに脚をその場でカットして修正してくれたり、
色見本をあれこれ持ってきてくれたり。
工場のスタッフさんも、たくさん協力してくれて、
自分たちがイメージしている形に近づけることができたのです。
大連では、修正作業の全てを解決することが
できませんでしたが、オリジナルベッドを
依頼する現場を見ることができ、生産工程を知る
ことができたので、ひとまず安心といった感じです。
このあと日本に戻ってからも、
幾度となくブラッシュアップを重ね、サンプル製作
は、計5回を重ねました。
そんな苦労や協力もあって、無事、思い描いている
理想のイメージに辿り着いたわけです。
撮影は、スタッフの自宅で。
今回のオリジナルベッドは、撮影にも拘っています。
なんと撮影を行ったのは、スタッフの自宅。
なぜ、今回スタッフの自宅にて
撮影をすることになったのか?
それは何と言っても、その部屋のインテリアが、
僕たちがイメージしているものに
マッチしたからです。
そのスタッフは、北欧テイストが大好き。
だから、NOANAも自然とお部屋に馴染みました。
光がたくさん入る素敵なお部屋で、
撮影のコンディションもばっちり。
緊張感のあるオフィススタジオの雰囲気とは違う
少しだけリラックスした気持ちで、
楽しく撮影することもできました。
いろんな時間帯やコーディネートで
撮影しているので、リリースを楽しみに
していて下さい。
発売は、来週頃です。
今回のオリジナルベッド「NOANA」には、
僕たちスタッフの想いがたくさん詰まった、
納得のいく良い仕上がりになっています。
販売は、来週にはできそうなので、ぜひ楽しみに
待っていてくださいね^_^
また、京都の店舗では、いち早く展示中で、
ブラウンタイプ、大容量タイプ、引き出しを含めた、
NOANAシリーズ商品をご覧いただけます。
今回ご紹介したコーディネートで
使用した商品は、こちら。
ぜひ、チェックしてみてくださいね。
それでは、また次回に。
スタッフの米本でした!
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2014/11/28 追記
本日、発売いたしました。
こちらからご購入いただけます。