【好きもの工房】身近なアイテムを
自分だけのオリジナルにする方法
こんにちは。なかはらです。
ついに暑さから解放された最高の季節を迎え、
最近の休日はぷらぷらとよく散歩をします。
街を歩いていると、カフェや服屋、美容院、
不動産屋までも、オシャレだなーと思わず
足を止めてしまいます。
雑貨屋さんかと思って思わず入りそうになるくらい。
(入ったこともあります)
いろんなお店でオシャレグッズが売っていて、
誰でも簡単に手に入れることが出来る
便利な世の中になりました。
でもその分、愛着もなく使い捨てになっていませんか?
今回は、身近なものに手を加えることで
ずっと使い続けたくなる愛用品に
変身させる方法をご紹介します。
【初級編】オリジナル度10%
家庭用のインクジェットプリンターがあれば
誰でも簡単に挑戦できます。
「転写シール」で心に響くひと言を
スウェーデン発祥の某インテリアショップで
購入したペンダントライト。
形がキレイで吊るしているだけでも素敵なのですが、
ちょっとひと味加えてみました。
東急ハンズなどに売っているこちらの「転写シール」。
インクジェットのプリンターで印刷して
好きなところに貼れちゃいます。
用紙が透明なので、
文字や模様だけを見せることが可能。
水で濡らして滑らすように貼るので、
微調整しながらピンポイントに貼れる優れもの。
こういうタイプは他にないので、
かなりおすすめです!
"仕事に追い立てられてはならない。追い立てよ。"
切羽詰まっているときに貼ったのでしょうか。
ふと見上げた時に読んで、自分に言い聞かせています。
同じく、パソコンには
"幸せになりたければ、なりなさい。"
どちらも海外の有名な人の言葉なのですが、
なんだかメッセージ性が強めの部屋に
仕上がってしまいました。
メッセージもいいですが、収納ボックスに貼って
中身が分かるようにすると便利です。
使い方次第で生活が楽しく、快適なものになりますよ。
【中級編】オリジナル度50%
根気と少しのこだわりがあればできる、
少しオリジナル度高めのアレンジ術です。
「えんぴつ」でひたすら塗りつぶすポスター
こちらも某大型インテリアショップで
お手頃価格で手に入れた額。
一見、なんの変哲もない「N」のポスターですが、
誰もが恐れる作品なのです。
近くでよく見ると、黒い部分にムラが。
実は鉛筆でひたすら塗りつぶして執念で黒くしました。
書き慣れないサインもそれっぽく絵になっています。
なんてことのないよくある普通の額でしたが、
苦労した分、今ではお気に入りです。
「らくやきマーカー」でボタニカルなシャンプーケース
こちらはここ何年か前から世間でよく見る、
ボタニカルな雰囲気の文字。
色々参考にしつつ、真っ白なシャンプーケースに
描いてみました。
使用したのは「らくやきマーカー」。
好きな文字や柄を描いて、あとはオーブンで焼くだけ。
奥さまのジャッジが厳しく何回も書き直しましたが、
焼くまでは何度でも修正ができるので、
納得いただけるものができました。
焼き付けるので、熱に弱い素材は不可です。
使用される方は説明書を読んで
十分に注意してくださいね。
【上級編】オリジナル度MAX
道具と技術を駆使して作った、
ずっと使い続けたくなる自分だけのアイテムです。
「電熱ペン」で革のキーホルダーに焼き文字
手作りのキーホルダーに、仕上げのひと手間。
文字を書くという単純なことなのですが、
実はこの文字、革を焼いたもの。
先が熱くなる特殊な「電熱ペン」を使って
革に焼き目をつけて描いています。
こちらも書き慣れない筆記体が
いい仕事をしてくれました。
このペンを使えば革だけでなく、
木にも焼き目を付けて文字や絵が描けます。
焦げ目の濃淡も付けられるので面白いですよ。
「スタンプ」でメッセージ入りブックカバー
こちらはインテリアの教科書として
入社当時に上司から譲り受けた本。
これは永久保存版にしなければ!と
レザーでカバーを作りました。
チクチクと縫って完成でも十分ですが、
布を貼ってせっかくなのでメッセージも。
様々なスタンプを使って、表面には本のタイトルを、
裏面には感謝の気持ちなどを押してみました。
これで思い入れのあるアイテムの完成です。
身近なものに文字や言葉を乗せるアイデア、
いかがでしたか?
ここでおさらいしておきましょう。
- 「転写シール」で心に響くひと言を
- 「えんぴつ」でひたすら塗りつぶすポスター
- 「らくやきマーカー」でボタニカルなシャンプーケース
- 「電熱ペン」で革のキーホルダーに焼き文字
- 「スタンプ」でメッセージ入りブックカバー
簡単なものから技術や根気が必要なものまで
幅広くご紹介しましたが、
つまりは自分で手を加えることが
大切ということです。
仕上がった時の喜びもひとしおですよ。
ぜひお試しください!
ではまた次回。