白熱球・蛍光球・LEDの違いを比較!
上手に使い分ける方法とは?
こんにちは、えんどうです。
今回のマガジンのテーマは、「電球」です。
普段、僕たちが照明に付けている電球は、
白熱球、蛍光球、LEDの3つのタイプに分かれます。
ただこの3タイプ、どこがどう違うのか?
なかなか分かりませんよね。
電球ひとつでお部屋の印象が違ってくるので、
理想の空間をつくるには、意外と重要なポイント。
そこで今回のマガジンは、この3タイプの電球の
メリット・デメリットをお伝えし、
上手に使い分けできるようご紹介します。
それでは、スタートです ^ ^
① お部屋を温かく見せる「白熱球」
まず、はじめにご紹介するのが白熱球。
照明を買った時に付属している、
最もポピュラーな電球です。
白熱球の良いところは、ホッと和むような
暖色の明かり。
お部屋が温かく優しい印象に仕上がる
光色が特徴です。
graf waft + 白熱球
白熱球の灯す暖色の明かりは、料理を美味しく
見せてくれるので、ダイニングの電球にお勧め。
また暖色の光は心を和ませてくれるので、
寝室につけると、いい睡眠がとれそうです^^
ちなみに白熱球は全種、調光機能に対応可能ですが、
蛍光球・LED電球は、調光機能が対応可能タイプと
不可のタイプに分かれます。
リモコン、壁面スイッチに調光機能を使いたい時は
白熱球、もしくは調光機能対応タイプの蛍光球・LEDを選びましょう。
調光機能とは
電球自体の明るさを、徐々に明るくしたり暗くして、部屋の明るさを調整する機能
電球1つの値段も40Wで100~200円程度と
リーズナブルなのですが、蛍光球やLEDに比べ
電気代も高いのがデメリットもあります。
まとめると、こんな感じです。
- ホッと和む暖色の光が魅力的
- ダイニングや寝室での設置がおすすめ
- 調光機能にも対応
- 電球は安価だが、電気代は高い
② 電気代が1/4、省エネの「蛍光球」
次にご紹介するのが、蛍光球。
蛍光球の特徴は、何と言っても省エネです。
白熱球に比べ電気代が、なんと約1/4。
200wの電気を1日8時間、365日使うと
白熱球の場合、電気代が約12,800円。
それに対し、蛍光球だと約1/4の3,200円。
その差、9,600円。
1年に換算すると、けっこう違いますね。
だから、リビングなどの点灯時間の長い場所には
電気代の安い蛍光球がおすすめ。
また光色は白熱球は1色に対し、蛍光球は3色から
選べます。
左から昼光色、白昼色、電球色
昼光色 → 青白い爽やかな光色
白昼色 → 白い自然な光色
電球色 → 暖かみのある光色
「爽やか」「清潔感」のあるお部屋を演出する時に
活躍するのが蛍光球です。
そんな蛍光球ですが、ちょっとした弱点も。
蛍光球はスイッチをONにしてから、100%の
明るさになるまで、数分時間がかかります。
だから玄関やお手洗いなどの、ON/OFFが頻繁な
場所には向かないので、要注意です。
電球自体の価格は、白熱球の倍以上の値段ですが
電球の寿命は、白熱球の約6倍。
トータルで考えると、とてもお買い得な電球です。
まとめると...
- 蛍光球に比べ、約1/4の省エネ電球
- 点灯時間の長い、リビングにおすすめ
- 昼光色、白昼色、電球色の3色あり
- 徐々に明るくなるため、玄関やお手洗いには不向き
- 電球の価格は白熱球の倍以上だが、寿命は約6倍。
③ 長寿命、超省エネの「LED」
最後にご紹介するのが、LED。
電気代は白熱球の約1/8、電球の寿命は白熱球の
20倍以上の、最も経済的な電球です。
電球自体の価格は、白熱球の約10~20倍ですが、
長い期間使うなら、絶対お得。
蛍光球同様、リビングなどの点灯時間が
長い場所におすすめ。
また一度設置すると当分、電球を変える必要が
ないので、取替えが億劫な高い場所などにも
良いですね。
光色は、白い自然な光の昼白色と、暖かみのある
電球色の2パターンから選べます。
ペンダントライト LinenMix + LED(電球色)
そしてLEDは電球が熱くならない特徴も。
観葉植物を照らしたりする電球は、葉を傷めない
LEDをおすすめします。
まとめると...
- 電気代は1/8、寿命は20倍以上の経済的な電球
- 長い時間点灯する場所や、取替えが難しい場所におすすめ
- 光色は、自然な昼白色か暖色の電球色の2色
- 熱くならない光は、観葉植物にも優しい
3つの電球を比較して、ベストな電球を選ぼう。
白熱球、蛍光球、LEDの3つの電球の違い、
いかがだったでしょうか?
それぞれの特徴を、もう一度復習しましょう。
それぞれの電球にメリット、デメリットが
ありますが、お部屋の印象を良く見せるには
暖色系を入れるのがお勧めです。
お部屋が白だと、のっぺりとした印象になるし、
青いと落ち着かない空間になってしまいます。
お部屋の雰囲気をよく見せるには、白熱球
もしくは、蛍光球・LEDの電球色が絶対おすすめ!
ぜひ、ご参考にしてください。
それでは、えんどうでした!
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