業務用カフェソファーの選び方とおすすめ商品3選
こんにちは。Re:CENO TOKYOの近藤です。
今回は、いつもと視点を変えて、
カフェなどの飲食店を開業される方に向けた
「業務用カフェソファーの選び方」をご紹介します。
きっかけは、
来春、カフェのオープンを控えるお客様から、
インテリアのご相談をいただいたことから。
これまでもリセノでは、
オフィスや飲食店を中心に、法人様からの
ご注文をいいただいてまいりました。
個人宅と違い、
不特定多数のお客様が毎日訪れる場所では、
インテリアの選び方も異なります。
この記事が、飲食店のインテリアにお悩みの方の
参考になれば、幸いです。
それでは早速、見ていきましょう。
カフェにソファーは必要?
まずはじめに、カフェインテリアにおける
ソファーの必要性について、考えてみます。
みなさまは、どんな時にカフェを利用しますか?
「買い物の間に、ちょっと一息つきたいとき」
「友人とおしゃべりするとき」
「勉強や仕事をするとき」
きっと、コーヒーを飲みに行くというよりは、
そのひとときの「時間と場所」を求めて、
利用される方が多いのではないでしょうか。
そのため、一般的な飲食店とカフェの違いのひとつに、
「お客様の滞在時間の差」があります。
現代において、カフェの役割は、
「サードプレイス」であると言われています。
サードプレイスとは、
自宅(第1の場所)、
学校や職場(第2の場所)でもない、
居心地のいい第3の場所のこと。
サードプレイスを提唱する代表的な企業は、
スターバックスコーヒーです。
みなさまも、ソファー席のあるスターバックスに
立ち寄ると、
「ついつい、
ソファー席が空いてないか探してしまう...」
なんて、経験はないでしょうか。
ソファーは、勉強や仕事、友人とのおしゃべりなど、
お客様がリラックスして、くつろげる時間を提供する
カフェには、ぴったりです。
「コーヒーチェーン店の利用に関する
アンケート調査」
マイボイスコム株式会社の
インターネット調査より引用
コーヒーチェーン店の利用場面(複数回答可)では、
「休憩したいとき」が最多の43.4%、
「おやつ・間食」が33.8%、
「友人や仲間とのおしゃべり」が26.1%、
「昼食」が22.5%でした。
この結果からも、
「ちょっと休憩したいから、入ろう。」
と思っていただけるような
空間作りの大切さがわかります。
カフェにソファーを置くメリット・デメリット
続いて、カフェにソファーを置くメリット・デメリット
をご紹介します。
メリット「お客様満足度の向上とリピーター獲得」
カフェにソファーを置くメリットは、
「お客様の滞在時間が増加」と
「リピーターの獲得」が期待できる点です。
とくに、女性やお子様連れの方に、
ソファー席は、喜ばれます。
例えば、飲食店では、
よくお子様用のハイチェアが用意されていますが、
実際、ハイチェアが使用できるのは、
腰がすわって自分でちゃんと座れる生後6ヶ月頃から。
まだ小さな赤ちゃんや、
大人用の椅子に、じっと座っていられないお子様も
ソファー席なら横並びで、
ゆったりと一緒に過ごすことができるため、
お父さんお母さんも安心です。
「お子様を隣で見ながら、
久しぶりの友人とおしゃべりを楽しむ。」
という場面では、
自然と滞在時間も長くなってしまいますよね。
居心地がよく、幅広いお客様層がくつろげる空間は、
「また来たい!」
と、思っていただけるのではないでしょうか。
デメリット「配置スペースと客席回転率の低下」
一方、店舗面積によっては、注意が必要です。
それは、「余裕をもった配置スペース」と、
「客席回転率の低下」です。
幅・奥行きともに大きなソファーは、
その分、スペースが必要です。
そのため、店舗面積が小さなカフェでは、
テーブル席と比較すると、席数が減ります。
席数が少ないことも、お客様に長居いただくことも、
一概にデメリットとは言いきれませんが、
限られた席数の中で、一組のお客様に、
あまり長居されすぎてまうと、
新規のお客様が入らないため、
売上が下がってしまう場合があります。
そのような場合は、セットメニューの提案や、
コーヒーのおかわりサービスから、
ゆっくり過ごしていただきながらも
追加注文をいただけるよう、取り組んでみましょう。
コーヒーや食事が美味しく、
幅広いお客様層に親しんでいただける
居心地のいいカフェなら、
きっと大きな問題にならないと思います。
飲食店にも、おすすめなリセノのソファー3選
最後に、飲食店にもおすすめしたい
リセノのソファーを3つご紹介します。
因みに、今回ご紹介するソファーは、
全てフルカバーリング使用。
汚れてしまっても、クリーニングいただけますので、
安心してお使いいただけます。
硬さと耐久性をもつ、へたりにくい「culum dining sofa」
culum最大の特徴は、耐久性に優れる座面クッション。
不特定多数のお客様が、毎日座る場所において、
耐久性は、最も気になる点のひとつではないでしょうか。
その耐久性の秘密は、内部のウレタン素材にあります。
「モールドウレタン」と呼ばれる
耐久性に優れたウレタンを
「高比重」で仕上げることによって、
非常にヘタリにくいソファーを実現しました。
その耐久性は、専門機関「BOKEN」で立証済みです。
ご家庭で7年間の使用を想定した試験では、
座面は170mmの厚みのうち、
わずか4mmしか、たわみが発生しませんでした。
「モールドウレタン」の詳しい試験結果は、
こちらのマガジンにて、ご紹介しています。
ソファーダイニング「culum dining sofa/table」の企画経緯とコンセプト設計についてお話します。
アイアン×ウッドが、カフェスタイルにぴったり「WIRY sofa」
2つ目は、温もりを感じる「ウッド」と、
スタイリッシュな「アイアン」の
組み合わせが美しいWIRY。
アイアンの脚部の上に浮かぶような座面、
足元に光る真鍮など、細部にまでこだわった
繊細なデザインが特徴的です。
脚部の細いアイアンに対して、業務用としては、
不安な印象を持つ方も、いらっしゃるかと思いますが、
鉄には、木材の4倍以上の強度があります。
そのため、脚部を極限まで細く仕上げ、
存在感を削ることを可能にしています。
テーブルの広さに対しての圧迫感を極限まで落とし、
コンパクトな空間でも、広く感じられます。
また、WRYは、カフェテーブルの展開もございます。
同じシリーズのため、統一感が生まれ、
セットでご注文いただく機会が多い、人気商品です。
LRがないから、組み合わせ・レイアウト自在「SIEVE rect unit sofa」
3つ目は、これまでご紹介した
ダイニングソファーと異なり、
座面が低い、王道ソファータイプのrect。
rectの魅力は、その可変性です。
一般的なカウチソファーは、
購入時に、肘掛けの位置を
「左か右に」決定しなければなりません。
rectは、あえて肘掛けを固定せず、
珍しい置き型タイプのクッションを採用したことで、
左右どちらでも対応可能な
自由なレイアウトを実現しました。
店内のレイアウト変更や、
大人数でのご予約などに柔軟に対応します。
因みに、1つ目にご紹介したculumは、
ソファータイプもご用意しております。
その直線的なフォルムや、
低めに設計された背もたれなど、
rectと近しいデザインのため、
店頭では、よく比較いただきます。
あいにく、肘掛けは固定されているため、
購入時に「左か右」を選択いただく必要がありますが、
「ソファータイプで、耐久性を優先したい。」
という方には、こちらの「culum unit sofa」が、
おすすめです。
店舗のコーディネートにお悩みの際は、お気軽にご相談ください。
リセノでは、お客様からのインテリアに関する
様々なご相談を承っております。
個人様、法人様問わず、丁寧なヒアリングのもと、
多くのコーディネートを手がけております。
オフィスやモデルハウス、店舗を開業予定の方など、
まずはお近くの店舗スタッフ、または法人窓口まで
お気軽にお問い合わせくださいませ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。