ソファーと腰痛には関係がある?
腰痛の原因とおすすめのソファーの特徴をご紹介します。
こんにちは。
Re:CENO FUKUOKAのサカイです。
徐々に気温が下がり、
日が暮れるのも早くなってきました。
外が寒いとお家にいる時間も増え、
家具の使い心地にも目がいきますよね。
特に腰痛を気にされる方も多く、
ここ最近は店舗でのご相談も増えています。
前回の記事では元理学療法士の私が、
腰にご不安がある方へ、マットレスと腰痛の
関係性についてお話しさせていただきした。
腰痛持ちの方のマットレスの選び方を、元理学療法士がご紹介します。
Re:CENO product|ソファーセット Aタイプ culum unit sofa/BR
今回はマットレスの次に
お客様からのお声が多い、
ソファーと腰痛の関係性について
お話しさせていただきます。
「ソファーを選ぶ際、
腰痛もちの方には硬めのソファーが良い」
こちらはよく耳にするかと思いますが、
それだけではないおすすめソファーの選び方。
腰痛との関係性にスポットを当てて、
ご紹介いたします。
座位での腰痛の原因は?
座位での腰痛の原因は、主に2つです。
- 腰が丸まったり、浮いている。
- 長時間同じ姿勢になっている。
1つ目は腰が丸まったり、浮いていること。
簡単に言うと、猫背や反り返った姿勢のことです。
このような姿勢は、
背骨の間にある椎間板への負担が大きくなり、
腰痛の原因に。
2つ目は同じ姿勢が長時間続くことで、
筋肉の血行不良に繋がることです。
それにより、
腰の鈍痛や動き出しの「ズキッ」とくる痛みへ。
ソファー選びにおいてはマットレスと違い、
デザインやサイズに目がいきがち。
もちろん重要なポイントではありますが、
腰にご不安がある方は次にお話することも
参考にしてみてください。
腰痛を防ぐソファーの特徴は?
テレビや読書に集中していると、
同じ姿勢で2時間、3時間と。
こんな経験をされたことが
みなさんもあるのではないでしょうか。
わたしもついついやってしまいます。
いざ立ち上がろうとすると、
「あいたたた、、」と言うのがお決まりのパターン。
Re:CENO product|2人掛けソファー culum unit sofa/BR
無意識に寝返りをする睡眠時と違う点は、
意識的に除圧をしないといけないということです。
姿勢を変えたり、休憩を挟むことで、
腰への負担を軽減することが重要。
腰痛を防ぐソファーは、
一言でいうと長時間座っていても
疲れにくいソファーです。
ではそんなソファーにはどんな特徴があるのか、
一緒に見ていきましょう。
特徴① ほどよく硬めな座面クッション
Re:CENO product|1人掛けソファー culum unit sofa/NA
硬めのソファーをおすすめする理由は、
2つあります。
- 腰に負担の少ない姿勢がつくりやすい。
- 体圧分散ができる。
柔らかいソファーは座面が沈み、
骨盤が後ろに倒れ、猫背になりやすく、
体圧分散性に劣ります。
その状態で長時間過ごすと
腰への負担が増え、腰痛の原因に。
一方で硬めのソファーは沈みすぎず、
骨盤が立ちやすい。
それにより負担の少ない姿勢がつくりやすいため、
硬めのソファーが良いと言われています。
硬さの目安は、
ほどよく弾力があること。
お一人お一人体型も違いますので、
実際に座ってみることをおすすめします。
特徴② 姿勢を変えやすい座面幅
Re:CENO product|ソファーセット Aタイプ culum unit sofa/NA
長時間同じ姿勢でいると、
徐々に腰に違和感が。
いざ姿勢を変えようとすると、
幅が狭く変えづらい。
その結果、同じ姿勢を続けてしまい
腰痛が悪化するなんてことも。
それを解消するためには、
ゆとりを持った幅が必要です。
幅に余裕があることで
横になったり姿勢を変えることができ、
腰への負担を軽減。
さらに奥行きも適度にゆとりがあると、
姿勢の自由さも広がります。
特徴③ 足が浮かない奥行き
ソファーに限らずですが、
適切な座り姿勢は
「足が浮かず、骨盤が立っていること」
深く腰をかけた際に足が浮いていると、
骨盤が安定せず前後に倒れやすくなり、
猫背や反り返った姿勢に。
この姿勢が長時間続くと腰痛の原因になります。
Re:CENO product|シリコンフィルヌードクッション(60×60cm)
また、見た目は気に入っているけど、
奥行きが広すぎる。
そんな時は弾力のあるクッションを
背面に入れてみてください。
おすすめは、
60×60cmのクッションサイズで、
肩まで支えてくれ、腰への負担を軽減してくれます。
くつろぎの場を快適に。
それでは、最後にお話の内容を振り返りましょう。
ソファーに座っていると痛みが出る原因は、
- 腰が丸まったり、浮いている。
- 長時間同じ姿勢になっている。
です。
腰にご不安がある方に
おすすめのソファーの特徴は、
- ほどよく硬めな座面クッション
- 姿勢が変えやすい座面幅
- 足が浮かない奥行き
以上になります。
ソファーはくつろぎの時間を
有意義にしてくれる大切な家具。
ソファー選びにおいて実際に体感することが、
快適な時間への第一歩に繋がります。
ぜひお店にてご体感いただき、自身に合った
ソファをお選びください。
みなさまの
くつろぎの時間がより快適になれば、
私も嬉しく思います。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
それではまた、次回。