ベッドとソファーの良いとこ取り。「デイベッド」について、おすすめ商品を交えて解説します。
https://www.receno.com/pen/sofas/u76/2023-12-15.phpデイベッドで作る魅力的なレイアウトアイデアをご紹介
こんにちは。
福岡店の濵田です。
普段、店頭で接客をしていると、
「せっかく家具を選ぶなら、
機能性とデザイン性を
兼ね備えたものがほしい」
というお声をよくいただきます。
機能性とデザイン性も
兼ね備えた家具はたくさんございますが、
「デイベッド」は特におすすめしたい家具の一つです。
デイベッドとは、一言でいうと
ベッドとしてもソファーとしても使える家具の
こと。
名前の通り、
昼間に横になることを想定して作られたものですが、
デザインはベッドというよりも、ソファーに近いため、
別名「寝椅子」とも呼ばれています。
今回のマガジンでは、
・デイベッドをおすすめしたい方の特徴
・デイベッドで作るレイアウトのパターンとポイント
をご紹介します。
ぜひ最後までお読みいただき、
理想の空間づくりにお役立てください。
デイベッドをおすすめしたい方とは?
そもそも、前提として、
デイベッドはあくまでも昼間に
横になることを想定して作られたものなので、
毎晩の寝床として使うには向いていません。
ベッドは別にお持ちの上で、
デイベッドをおすすめしたいのは、このような方です。
- 日中も横になってくつろぎたい
- 心地よくお昼寝したい
- 友人や家族がよく泊まりにくる
詳しく解説いたします。
日中も横になってくつろぎたい
「寝る前以外にベッドに入るのは少し気が引ける」
という方は、
一定数いらっしゃるのではないでしょうか。
(私もそのうちの1人です。)
ベッド=眠る場所のため、
夜寝る時以外には、ベッドは使わない方が
脳の働きも相まって、睡眠の質がアップするそうです。
ただ、仕事や外出から帰宅した後は
「リラックスしたい」と思う時もあるはず。
そんな時に、デイベッドが活躍します。
ベッドよりも気軽に使え、
衛生面を気にせずに寝転がることができるため、
寝る時以外にゆっくりくつろぎたいという方には
ぴったりのアイテムです。
また、お子様がいる家庭では、
お昼寝の時間を過ごすのにも重宝します。
親子で寄り添いながら休息を取れるので、
絆を深める貴重な時間にもなるかと思います。
心地よくお昼寝したい
快適なお昼寝を楽しみたい方に、
デイベッドがぴったりな理由は、
柔らかめのソファーと比較して、適度な硬さを持ち、
体に優しい寝姿勢をサポートしてくれるためです。
柔らかく、沈み込みのあるソファーで
長時間寝たままで過ごすと、
体勢によっては腰や首に負担がかかることも。
デイベッドの種類によって、素材は異なりますが、
マットレスと同じコイルスプリングを
使用しているものであれば、体重を均等に分散させ、
適度な反発力で体を支えてくれます。
また、硬めのウレタンを使用したものの場合は、
体をしっかりと支えながらも、
程よい柔らかさ・リラックス感を感じられます。
自然な寝姿勢を維持しながらリラックスできるため、
デイベッドで過ごす時間は
心身のリフレッシュに繋がります。
デイベッドを検討する際は、
自分の体型や好みに合わせて、
適度な硬さと素材を選ぶと良いでしょう。
友人や家族がよく泊まりにくる
上記でもお伝えしましたが、
適度な硬さを持つデイベッドは、
快適な寝姿勢を保つことができるため、
来客があった際にも重宝します。
よく来客がある場合は、
寝床の準備が必要になるかと思います。
お布団の代わりにデイベッドを取り入れると、
来客時のお布団の準備や
収納に関する悩みも解消されます。
衛生面でもお布団よりも手入れが簡単で、
清潔さを保ちやすいというメリットがあるため、
来客を見越した家具選びを行うのも1つです。
こちらのマガジンでは、
デイベッドのメリットやデメリットについて
詳しくご紹介しておりますので、
ご参考にしてみてください。
間取り別 デイベッドのレイアウト事例
ここからは、実際の間取りを例に、
デイベッドを活用した
3Dレイアウト事例を3つご紹介します。
1人暮らしのコンパクトな間取りから
大きめの間取りまでご紹介しますので、
デイベッドをご検討されている方は、
ご参考にしていただけると嬉しいです。
① 8~10畳のコンパクトな一人暮らし向けレイアウト
8~10畳のコンパクトな一人暮らし向けの空間でも、
デイベッドを上手に取り入れることで
快適な生活空間を作り出すことができます。
ポイントはこちら。
- 150cmまでのコンパクトサイズを選ぶ。
- アームなしを選び、圧迫感を軽減させる。
- 壁付けに配置する。
一人暮らしの小さめの間取りでは、
150cmまでのコンパクトなデイベッドを
選ぶことが最も重要です。
そうすることで、
限られたスペースであっても、無理のない範囲で
くつろぎの場所を確保することができます。
コンパクトなお部屋では、動線の確保が
とても大切なため、小さめのサイズを選ぶと、
ストレスなく部屋内を移動することが可能です。
そして、アームがないタイプの
デイベッドを選ぶこともおすすめ。
アームがないことで、
お部屋に入った時の視覚的な圧迫感を軽減し、
全体をより広々と感じさせる効果がございます。
こちらも、コンパクトな空間において、
狭く見せないための重要なポイントです。
配置は、壁付けにするのがベストです。
デイベッドを壁に沿って配置することで、
中央のスペースを確保できるため、
部屋の使い勝手がグッと高まります。
これらのポイントを押さえることで、
コンパクトな一人暮らしの空間でも、
快適なレイアウトを叶えることができます。
こちらのマガジンでは、
小さめのデイベッドの魅力をお伝えしておりますので
一人暮らしの方はぜひご参考に。
狭いお部屋にぴったりのデイベッドをご紹介
https://www.receno.com/pen/sofas/u83/2024-10-23.php② 15畳以下のコンパクトなLDKでのレイアウト
12畳のLD
15畳以下のコンパクトなLDKでは、
デイベッドで空間を仕切ることで、
くつろぎの空間を演出しつつ、
部屋の機能性も高めることができます。
ポイントはこちら。
- 180cm目安の3人掛けサイズを選ぶ。
- ダイニングと空間を分けた配置にする。
- 背もたれが低いタイプを選ぶ。
サイズは、180cm程度の3人掛けの
デイベッドを選びましょう。
このサイズであれば、
コンパクトなLDKにも無理なく収まり、
横になった際には、
男性でも十分に寝転がることが可能です。
配置は、ダイニングとリビングを分けるように、
間仕切りとしてソファーを配置する方法がおすすめ。
このような配置にすることで、
空間を自然に区切ることができるため、
コンパクトなお部屋でもメリハリが生まれます。
それに伴い、デイベッドは
背もたれが低いタイプを選ぶのがおすすめです。
そうすることで、
空間を広々と見せることができるため、
ダイニングやキッチンからTVを見たい場合にも、
デイベッドが視界を遮ることがありません。
このようなレイアウトにすることで、
15畳以下のコンパクトなLDKでも、
くつろぎと機能性を両立させた空間を
作り出すことができます。
③ 20畳までの広めのLDKでのレイアウト
20畳までの広めのLDKでは、
デイベッドをお部屋のメインアイテムとして
取り入れることで、空間を最大限に活かしつつ、
快適なリビングを作ることができます。
ポイントはこちら。
- 250cm目安のL字サイズを選ぶ。
- ユニットタイプで可変できるものを選ぶ。
サイズは、250cm目安のL字タイプの
デイベッドを選ぶのがおすすめ。
広めのリビングなのに
コンパクトサイズのデイベッドを選ぶと、
逆にスペースを持て余してしまい、
せっかくの空間を最大限に活かせません。
大きめのL字タイプを選び、
お部屋のメインアイテムとして
デイベッドを取り入れましょう。
カウチタイプを選ぶことで、
1人は足を伸ばして座ることが叶うため、
大人数で座っても、狭く感じにくく、
くつろぐ時間の快適さがグッと向上します。
さらに、
ユニットタイプで可変できるデイベッドを選ぶと、
レイアウトの自由度が高まります。
来客時や気分転換したい時に、
簡単に模様替えができ、
空間の使い方に柔軟性が生まれます。
広めのLDKの特性を活かしつつ、
ご家族内だけでなく、来客があった際にも
居心地の良い空間を作り出すことができるでしょう。
先日、リセノオリジナル家具で初となる
ユニットタイプのデイベッド「Lys」が
リリースされました。
こちらのマガジンでは、Lysの魅力を
ご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
「薄く、細く、軽やか、でもゆったり。」な新作のオリジナルソファーをリリースします。
https://www.receno.com/pen/receno-product/u7/2024-10-21.phpデイベッドを取り入れて、自由にレイアウトを楽しみましょう。
それでは、今回のおさらいです。
デイベッドがおすすめな方はこのような方
- 日中も横になってくつろぎたい
- 心地よくお昼寝したい
- 友人や家族がよく泊まりにくる
8~10畳のコンパクトな一人暮らし向けのレイアウトポイント
- 150cmまでのコンパクトサイズを選ぶ。
- アームなしを選び、圧迫感を軽減させる。
- 壁付けに配置する。
15畳以下のコンパクトなLDK向けのレイアウトポイント
- 180cm目安の3人掛けサイズを選ぶ。
- ダイニングと空間を分けた配置にする。
- 背もたれが低いタイプを選ぶ。
20畳までの広めのLDK向けのレイアウトポイント
- 250cm目安のL字サイズを選ぶ。
- ユニットタイプで可変できるものを選ぶ。
デイベッドは、
ソファとベッドの機能を兼ね備えるため、
限られたスペースを有効活用しながら、
くつろぎの空間を叶えるのにぴったりのアイテム。
レイアウトを考える際は、
お部屋の広さや形状に合わせて配置を
工夫することが大切です。
今回ご紹介したレイアウトは、あくまでも例ですので、
ご自宅に適したレイアウトが知りたいという方は、
3Dコーディネートのサービスを
ぜひご活用くださいませ。
3Dコーディネート
デイベッドの特性を活かしつつ、
季節や気分に合わせて配置を変えながら、
自由なレイアウトを楽しみましょう。
それでは、また次回。