かご選びに便利な
素材の特性をご紹介します。
こんにちは。
Re:CENO TOKYOのナカノです。
今回のテーマは、
「かごの素材」についてです。
リセノが提唱する
ナチュラルヴィンテージの
世界観を作る上で
なくてはならないアイテムのひとつ「かご」。
一口に「かご」と言っても
その素材は様々です。
今回は3つの素材にフォーカスして、
それぞれの特性や
お薦めの使用場所をご紹介します。
インテリアの雰囲気や使用目的に合わせて、
ぴったりなかごを選んでみましょう。
①ヴィンテージ品のような風合い「アラログ」
リセノの商品ページやスタイリングブックにも
数多く登場しているアラログ素材のかご。
ナチュラルヴィンテージとの相性は抜群で、
一番お薦めの素材です。
アラログとは、ラタン(籐)という天然素材の一種で、
その特徴は何と言っても軽くて丈夫なところ。
家具に用いられる飾り編みや、
かごなどの雑貨に多く使われています。
アラログ材そのものが持つ色味やムラは、
使い込んだヴィンテージ品のような味わいがあり、
ひとつ取り入れるだけで
お部屋の雰囲気を暖かくしてくれます。
だんだん艶のある飴色に日焼けしていくので、
ひとつのものを長く使いながら
自分色に表情が変化していく過程を
楽しむことができます。
当店で取り扱っている「AROROGシリーズ」では、
様々な大きさやデザインのかごを
ご用意しております。
バリエーションが豊富なため、
キッチン、リビング、ランドリーなど
あらゆるシーンで活躍してくれますが、
おすすめの場所は、何と言ってもキッチン。
キッチンで使う食材や日用品など、
あまり見せたくないけれど、
頻繁に出し入れするモノ。
これらをざっと
かごに入れてしまえば、
見映え良く、且つ取り出しやすく
収納することができます。
デメリットとして挙げるなら、
ざっくりとした編み目が故に、
埃がたまりやすい点。
ですが、お手入れはとても簡単。
お部屋のお掃除のタイミングに、
乾いた布や、柔らかいブラシで
取り除けば問題ありません。
詳しいお手入れ方法については、
下記のマガジンでご紹介しておりますので、
こちらもぜひご覧ください。
【永く使える物だからこそやっておきたい!ラタン素材のお手入れ方法をご紹介♪】
また、アラログかごの詳しい使い方については、
下記のマガジンもぜひご参考ください。
②お部屋をナチュラルに彩る「ウッドチップ」
ウッドチップとは、
木の皮を割いて乾燥させたものです。
アラログ同様、天然素材ではありますが、
木目や節など、一味違った風合いを楽しめます。
ウッドチップの特徴は
見た目の軽やかさと
手に触れた時の柔らかさ。
当店で取り扱っている
「ウッドチップバスケット」は、
優しくふっくらと編み上げているので、
程よいボリューム感はありつつ、
軽くてさわやかな印象です。
ナチュラルテイストや北欧テイストと相性が良く、
明るいウッド調の家具と合わせることで
やわらかな優しい雰囲気のコーディネートに
仕上げることができます。
浅型・深型をご用意しているので、
お家の様々な場所で活躍してくれるのは
言うまでもないのですが、
個人的には写真のようにグリーンと合わせて
リビングで使用するのもお薦めです。
文具や雑誌などリビングで良く使うものを
テーブルの下にまとめておけば、
わざわざ取りに行く手間が省け、
ひとつの動作で出し入れが完了できます。
加工上、どうしてもささくれや割れ、
編み終わりの表出が発生してしまいますが、
これも天然素材ならではの風合い。
お手入れ方法は、
乾いた布で乾拭きが基本です。
幅広のウッドチップは凹凸感が少なく、
ささっと拭き取りやすいため、
お手入れのストレスはあまり感じません。
③メンズライクなインテリアに好相性「アイアン」
「アイアン」はその名の通り
ワイヤーなどの鉄を使用したもの。
すっきりとスタイリッシュな細身のワイヤーは
シンプルながらラフな印象もあり、
メンズライクなインテリアのコーディネートに
相性抜群です。
アラログやウッドチップと比較すると
軽さは劣りますが、
一本一本溶接しているため
しっかりとした安定感があります。
当店で取り扱っている
「Ancien fil スタッキングバスケット」は、
取っ手の部分を折り返すと、
重ねて使える仕様になっています。
縦に重ねられることで場所を有効活用できるので、
収納スペースが少ない方にもおすすめです。
S・M・Lサイズをご用意しているので、
収納するものに合わせて大きさを選ぶことができ、
シリーズで揃えやすいのも嬉しいポイント。
同じシリーズを複数並べることで整った印象になり、
コーディネートにまとまりを出すことができます。
おすすめの使用場所はランドリースペース。
丈夫で安定感のある作りのため
大きくて重さのある洗剤や柔軟剤のボトルも
難なくまとめることができます。
洗剤がボトルを伝って液だれしてしまっても、
ワイヤーなら素材自体に
染み込む心配もありません。
アンティーク風仕上げのため、
塗装の色ムラや錆の風合いがありますが、
この風合いがあることによって
メンズライクな雰囲気をより一層高めてくれます。
こちらのお手入れ方法も、
乾いた布での乾拭きです。
また、水気が付いたまま放置してしまうと、
劣化の原因になりますので
すぐに拭き取るようにしましょう。
それぞれの特性を理解し、ぴったりな素材を選ぼう。
素材が異なれば、持っている個性もさまざま。
かごは収納という機能面だけでなく、
インテリアのアクセントにもなるアイテムです。
使用目的に加えて、
作りたいお部屋の雰囲気も考えながら
あれこれ悩むのもまた、
インテリアの醍醐味でもあります。
ぜひお部屋にぴったりの
かごを選んでみてください。
前回の東京店でのインスタライブでも
かごについてお話しているので、
こちらもご覧いただけると嬉しいです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。