収納家具を安全に使用するための、基本のポイント3つをご紹介します。
今回のテーマは、「収納家具を安全に使用する方法」です。
例えば、シェルフに重いものを収納するときに、
「こんな重いものを載せても、収納が壊れないかな...?」
「重たいものが落ちてこないか、心配だな...」
と、不安を感じたことはありませんか?
収納を安全に置くポイントを知っていれば、
これらの不安を解消でき、安全に収納家具を使うことができます。
今日のマガジンは、収納家具を安全に使用するための
抑えておきたい基本のポイントを、3つご紹介します。
① 耐荷重に注意しよう。
収納を安全に使用するためのポイント1つ目は、耐荷重に注意することです。
耐荷重とは、収納にものを置くとき
何kgまでの重量までなら耐えられるかを示す指標です。
例えば、耐荷重30kgと記載があれば、
最大30kgまでのものを置くことができます。
耐荷重が記載しているのは、収納家具など一部のカテゴリになります。
リセノでは耐荷重の情報を、商品ページの備考欄に記載しています。
耐荷重15kgの棚板に、約17kgのものを載せた状態
ちなみに上の画像は、耐荷重より約2kg重量がオーバーしている状態です。
耐荷重より重いものを載せても、
すぐ棚板が割れたりするケースは稀ですが、
棚板が少しづつ反ってしまい、徐々に水平を保てなくなります。
水平が保てなくなると、収納物が落ちて
破損させてしまったり、ものを落として
怪我をしてしまう可能性が高くなります...
安全に収納家具を使用するために、
収納するものの重量が耐荷重に収まっているかを確認しましょう。
② 荷重を分散させよう。
収納を安全に使用するためのポイント2つ目は、
荷重を分散することです。
実はポイント1つ目でご紹介しました
耐荷重より軽いものを置いていても、棚板が反る場合があります。
それが下の画像のような、1箇所に荷重が集中する場合です。
荷重が中央に集中してしまう悪い例
上記の画像のように、ものが1箇所に集まると、
荷重も1箇所に集中してしまいます。
このような荷重が集中した状態だと、
全体の重量が耐荷重に収まっていても、反り・破損が発生する場合があります。
荷重が均等に分散している良い例
収納するものを置く位置は、荷重が分散するように
上記の画像のように、左右に均等に置くようにしましょう。
ちなみに、重たいものは中央に置くと
棚板が反りやすくなるので、左右どちらかの位置に
寄せることをお勧めします。
③ 重たいものは下段に置こう。
収納を安全に使用するためのポイント3つ目は、
重たいものは、下段に置くことです。
重たいものを上段に載せ、重心が高い悪い例
例えば上記の画像のように、重たいものを
上段に置くと重心が高くなり、収納家具がグラグラと不安定になります...
重心が高いと、地震などで床が揺れた際に
収納ごと倒れる危険性が高くなってしまいます。
また何かのきっかけでものを落ちてしまった場合に
怪我や破損のリスクが高くなるので、注意が必要です。
重たいものを下暖に載せ、重心が低い良い例
重たいものを置くときは、上記の画像のように
収納の下段に置き、重心を低くして安定させましょう。
ちなみにガラスや陶器などの割れやすいものは、
破損の可能性を低くするために、特に下段に置くことをお勧めします。
3つのポイントを守って、収納家具を安全に使用しよう。
それでは、今回の3つのポイントを振り返りましょう。
- 耐荷重より重たい物は載せない。
- 荷重は分散させる。
- 重たいものは下段に置く。
この3つの基本ポイントを守っていただくと、
収納家具を安全にご使用いただくことができます。
小さなお子様、ペットがいらっしゃるご家庭や、
破損させたくない大事なものを収納するときには、
特に安全面に注意が必要です。
「安全に使用できるか、ちょっと心配だな...」と
心配になったときには、ぜひご家庭で3つのポイントを実践してみてください^^