
収納家具選びについて「選び方が分からない」という方に向けて、見心地・使い心地の観点から紐解いていきます。
https://www.receno.com/pen/vasestyling/u4/2025-02-07.php公開日 2023年07月18日(火)
更新日 2025年09月01日(月)
こんにちは。編集部の武尾です。
疲れて家に帰ってくると、
ついつい置きっぱなしになりがちなカバン。
きちんと片付けた方がいいとは分かっていても、
床やソファー、イスの上などにポーンと置いて、
そのままになってしまう...
という方も、多いのではないでしょうか。
カバンの「置きっぱなし」を防止するために
大切なのは、置き場を作ること。
定位置を決めておくことで、
自然とその場所に戻せるようになり
お部屋を美しく保つことができます。
今回は、カバンの置き場を作るときのポイントと、
おすすめのアイデア5つをご紹介します。
カバンの置き場を作る上で
押さえておきたいポイントは2つ。
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
そもそも、カバンの置き場は
家のどこに作るのが便利なのでしょうか。
おすすめは
「家に帰ったら必ず通る動線上」に作ることです。
例えば、玄関や、リビングの入り口付近など。
お出かけ前後の動作がスムーズになり、
片付けが習慣化しやすくなります。
「家に帰ったら必ず一度デスクの前に座る」
という方は、デスクの側などもいいでしょう。
お出かけ前や帰宅後にどのように過ごしているか
思い返しながら、生活スタイルに合わせて
置き場を設置することが大切です。
毎日使うカバンは、お出かけ前に
さっと手に取れる場所に置いておきたいもの。
出し入れに手間がかかる場所を選んでしまうと
「どうせまたすぐ使うんだから出しておこう」
「戻すのが面倒で、結局出しっぱなしに...」
なんてことになりかねません。
通勤バッグなど、普段使いのカバンには
オープンな状態の「見せる収納」や、
かごを使った「死角収納」がおすすめです。
収納家具選びについて「選び方が分からない」という方に向けて、見心地・使い心地の観点から紐解いていきます。
https://www.receno.com/pen/vasestyling/u4/2025-02-07.php物を出し入れしやすい「死角収納」を取り入れることで、片付けやすくなり、気持ちもスッキリ整います。
https://www.receno.com/pen/storagerule/u4/2022-08-19.phpオープンタイプの収納では
「置く」「入れる」「引っ掛ける」など
1つのアクションで片付けが完了するので
出し入れがとてもスムーズ。
日常の片付けストレスを低減し、
置き場所として定着しやすくなります。
ここからは、カバンの置き場アイデア5つを、
便利な収納アイテムとともにご紹介していきます。
まずは「お部屋をすっきりと整った印象に見せたい」
という方におすすめの「かご」を使ったアイデア。
お持ちのカバンが入るサイズのかごを用意して、
中にポンっと入れるだけ。
無造作に置いておくだけでも
まとまった印象に仕上げることができ、
見た目も美しく感じられます。
外で汚れたカバンの底が床につくことがないので、
衛生面でも安心です。
カバンがすっぽり収まるサイズの
蓋つきタイプを選ぶと、ノイズダウン。
蓋がなくても、布を被せておけば
すっきりと見えるのでおすすめです。
自然素材でできたものや、手作業で作られたものなど
表情のあるかごは、アクセントアイテムとして
お部屋を美しく見せてくれる効果もあります。
疲れて帰った日も、お部屋をすっきり保つために。カバンの定位置をつくりました。
https://www.receno.com/pen/myfavorite/u23/2024-02-19.phpさまざまなアイテムを
壁に掛けておくことができるウォールハンガー。
お気に入りのバッグを、他のアイテムと一緒に
壁に飾るような感覚で片付けられます。
ヴィンテージ風のものや、
可愛らしいデザインのものも多いので
お部屋をおしゃれに演出できるのも魅力。
また、ネジの通せる壁面さえあれば利用できるので、
収納スペースが少ないワンルームや玄関など
幅広い場所で取り入れられます。
収納力をもとめる方には、ハンガーラックがおすすめ。
このように、S字フックを使って
ハンガーバーにカバンを引っ掛けておけば、
すっきりと収納することができます。
上着やスカーフなど、毎日身につけるものと
一緒に収納しておくことができるので、
お出かけ前の準備もスムーズです。
一方で、収納力の高いハンガーラックは
どうしてもスペースが必要になるのが懸念点。
壁に立てかけるタイプのラダーハンガーであれば、
コンパクトなスペースにも使えます。
玄関にハンガーを立て掛けて、
ついつい忘れがちなハンカチや折りたたみ傘など、
外出時に必要な物を置いておきます。
掛かっている物はすべて持って行くという
ルーティンを作っておけば、
忘れ物もなくなるでしょう。
ラダーハンガーを設置するスペースも
確保することが難しい場合には、
既にお持ちの家具や、お部屋の引っ掛けられる場所に
S字フックで吊るしてしまうという方法もあります。
引っ掛けられる場所さえあれば、
S字フックを用意するだけでいいので
気軽に取り入れられるのもうれしいポイントです。
デッドスペースを有効活用できるので、
コンパクトなお部屋やワンルームにもおすすめ。
デスク横などに引っ掛けておくと、
さっと手に取りやすく、使いやすいのも魅力です。
家具と家具の間や、壁との隙間など
死角になるような場所に吊り下げれば、
視界に入りづらくなるので
お部屋をすっきりと見せることができます。
「お気に入りのカバンは
常に目に見える場所に置いておきたい!」
という方は、ディスプレイ的に見せる意識で
スツールの上に置いてみましょう。
「上に置くだけ?」と思われるかもしれませんが
定位置が決まるだけで、
床に直置きするよりも随分とすっきり整います。
ポンっと置くだけなので、
面倒くさがり屋の方でも安心です。
また、スツールはカバンの置き場以外にも
来客用の椅子になったり、脚立になったり
いろいろと活用することができるのが魅力。
玄関に置いておけば、カバン置き場としてはもちろん
お出かけ前に靴を履く時用の簡易な椅子としても
使うことができます。
ここまで、普段使いのカバンにおすすめの
オープンな収納方法をご紹介してきました。
一方で、たくさんのカバンを
目に見える場所に置いておくと
お部屋が雑多な印象になってしまうことも。
インテリアを美しく保つために、
収納は「見せる2:隠す8」の
バランスがいいと言われています。
つまり、目に見える場所に収納するモノは
全体の2割のみで、残りは隠す必要があります。
そこで、使う頻度が月に2〜3回以下のカバンは
クローゼットや押し入れなど、
目に見えない場所に収納しましょう。
ですが、備え付け収納が小さい場合や
そもそも物が多い場合には
入り切らずに溢れてしまう場合もあるかと思います。
そういった場合は、ドロワーやキャビネットなど
収納力の高い扉付き収納をお部屋に取り入れることが
おすすめです。
使う頻度が少ないものや、
雑多な印象を与えるものを中に入れるだけで
インテリアが美しくまとまります。
今回は、カバンの置き場を作るときのポイントと
おすすめのアイデアをご紹介しました。
カバンの置き場を作ると、お部屋が美しく整って、
気持ちもすっきり整います。
「出しっぱなし」によるノイズがなくなることで、
インテリアももっと素敵に見えるはず。
普段の生活や、行動を思い返しながら
ぜひぴったりの置き場を見つけてみてください。
なお、収納については以下のマガジンでも
解説していますので、ぜひ併せてご覧ください。
実生活の中で感じた「見せる収納」がおすすめな理由についてご紹介いたします。
https://www.receno.com/pen/kitchens/u14/2023-09-29.php生活感を減らし、お部屋を「いい感じ」に見せるかご・バスケット選びのコツをまとめました。
https://www.receno.com/pen/storages/u37/2022-08-08.phpキッチン、ダイニング、リビング、書斎...。忙しい毎日でも「かご」と簡単なアイデアがあれば、すっきり片付きます。
https://www.receno.com/pen/myfavorite/u45/2024-05-27.php