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更新日 2025年09月01日(月)

「カバンの置き場」にお悩みの方へ。
5つの収納アイデアをご紹介します。

こんにちは。編集部の武尾です。

疲れて家に帰ってくると、
ついつい置きっぱなしになりがちなカバン。

きちんと片付けた方がいいとは分かっていても、
床やソファー、イスの上などにポーンと置いて、
そのままになってしまう...

という方も、多いのではないでしょうか。

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カバンの「置きっぱなし」を防止するために
大切なのは、置き場を作ること。

定位置を決めておくことで、
自然とその場所に戻せるようになり
お部屋を美しく保つことができます。

今回は、カバンの置き場を作るときのポイントと、
おすすめのアイデア5つをご紹介します。

カバンの置き場を作るときのポイント

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カバンの置き場を作る上で
押さえておきたいポイントは2つ。

  1. 帰宅後に必ず通る場所に置き場を作る
  2. 簡単に収納できる工夫を取り入れる

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

① 帰宅後に必ず通る場所に作る

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そもそも、カバンの置き場は
家のどこに作るのが便利なのでしょうか。

おすすめは
「家に帰ったら必ず通る動線上」に作ることです。

例えば、玄関や、リビングの入り口付近など。

お出かけ前後の動作がスムーズになり、
片付けが習慣化しやすくなります。

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「家に帰ったら必ず一度デスクの前に座る」
という方は、デスクの側などもいいでしょう。

お出かけ前や帰宅後にどのように過ごしているか
思い返しながら、生活スタイルに合わせて
置き場を設置することが大切です。

② 簡単に収納できる工夫を取り入れる

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毎日使うカバンは、お出かけ前に
さっと手に取れる場所に置いておきたいもの。

出し入れに手間がかかる場所を選んでしまうと

「どうせまたすぐ使うんだから出しておこう」
「戻すのが面倒で、結局出しっぱなしに...」

なんてことになりかねません。

通勤バッグなど、普段使いのカバンには
オープンな状態の「見せる収納」や、
かごを使った「死角収納」がおすすめです。

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オープンタイプの収納では
「置く」「入れる」「引っ掛ける」など
1つのアクションで片付けが完了するので
出し入れがとてもスムーズ。

日常の片付けストレスを低減し、
置き場所として定着しやすくなります。

カバンの置き場のおすすめアイデア5選

ここからは、カバンの置き場アイデア5つを、
便利な収納アイテムとともにご紹介していきます。

  1. かごの中に入れる
  2. ウォールハンガーにかける
  3. ハンガーラックにかける
  4. 「S字フック」で吊り下げる
  5. スツールの上に置く

① かごの中に入れる

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まずは「お部屋をすっきりと整った印象に見せたい」
という方におすすめの「かご」を使ったアイデア。

お持ちのカバンが入るサイズのかごを用意して、
中にポンっと入れるだけ。

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無造作に置いておくだけでも
まとまった印象に仕上げることができ、
見た目も美しく感じられます。

外で汚れたカバンの底が床につくことがないので、
衛生面でも安心です。

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カバンがすっぽり収まるサイズの
蓋つきタイプを選ぶと、ノイズダウン。

蓋がなくても、布を被せておけば
すっきりと見えるのでおすすめです。

自然素材でできたものや、手作業で作られたものなど
表情のあるかごは、アクセントアイテムとして
お部屋を美しく見せてくれる効果もあります。

② ウォールハンガーにかける

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さまざまなアイテムを
壁に掛けておくことができるウォールハンガー。

お気に入りのバッグを、他のアイテムと一緒に
壁に飾るような感覚で片付けられます。

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ヴィンテージ風のものや、
可愛らしいデザインのものも多いので
お部屋をおしゃれに演出できるのも魅力。

また、ネジの通せる壁面さえあれば利用できるので、
収納スペースが少ないワンルームや玄関など
幅広い場所で取り入れられます。

③ ハンガーラックにかける

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収納力をもとめる方には、ハンガーラックがおすすめ。

このように、S字フックを使って
ハンガーバーにカバンを引っ掛けておけば、
すっきりと収納することができます。

上着やスカーフなど、毎日身につけるものと
一緒に収納しておくことができるので、
お出かけ前の準備もスムーズです。

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一方で、収納力の高いハンガーラックは
どうしてもスペースが必要になるのが懸念点。

壁に立てかけるタイプのラダーハンガーであれば、
コンパクトなスペースにも使えます。

玄関にハンガーを立て掛けて、
ついつい忘れがちなハンカチや折りたたみ傘など、
外出時に必要な物を置いておきます。

掛かっている物はすべて持って行くという
ルーティンを作っておけば、
忘れ物もなくなるでしょう。

④ 「S字フック」で吊り下げる

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ラダーハンガーを設置するスペースも
確保することが難しい場合には、

既にお持ちの家具や、お部屋の引っ掛けられる場所に
S字フックで吊るしてしまうという方法もあります。

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引っ掛けられる場所さえあれば、
S字フックを用意するだけでいいので
気軽に取り入れられるのもうれしいポイントです。

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デッドスペースを有効活用できるので、
コンパクトなお部屋やワンルームにもおすすめ。

デスク横などに引っ掛けておくと、
さっと手に取りやすく、使いやすいのも魅力です。

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家具と家具の間や、壁との隙間など
死角になるような場所に吊り下げれば、
視界に入りづらくなるので
お部屋をすっきりと見せることができます。

⑤ スツールの上に置く

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「お気に入りのカバンは
常に目に見える場所に置いておきたい!」

という方は、ディスプレイ的に見せる意識で
スツールの上に置いてみましょう。

「上に置くだけ?」と思われるかもしれませんが
定位置が決まるだけで、
床に直置きするよりも随分とすっきり整います。

ポンっと置くだけなので、
面倒くさがり屋の方でも安心です。

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また、スツールはカバンの置き場以外にも
来客用の椅子になったり、脚立になったり
いろいろと活用することができるのが魅力。

玄関に置いておけば、カバン置き場としてはもちろん
お出かけ前に靴を履く時用の簡易な椅子としても
使うことができます。

【番外編】使う頻度が低いカバンの収納は?

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ここまで、普段使いのカバンにおすすめの
オープンな収納方法をご紹介してきました。

一方で、たくさんのカバンを
目に見える場所に置いておくと
お部屋が雑多な印象になってしまうことも。

インテリアを美しく保つために、
収納は「見せる2:隠す8」の
バランスがいいと言われています。

つまり、目に見える場所に収納するモノは
全体の2割のみで、残りは隠す必要があります。

そこで、使う頻度が月に2〜3回以下のカバンは
クローゼットや押し入れなど、
目に見えない場所に収納しましょう。

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ですが、備え付け収納が小さい場合や
そもそも物が多い場合には
入り切らずに溢れてしまう場合もあるかと思います。

そういった場合は、ドロワーやキャビネットなど
収納力の高い扉付き収納をお部屋に取り入れることが
おすすめです。

使う頻度が少ないものや、
雑多な印象を与えるものを中に入れるだけで
インテリアが美しくまとまります。

カバンの置き場を作って、部屋を整えましょう。

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今回は、カバンの置き場を作るときのポイントと
おすすめのアイデアをご紹介しました。

カバンの置き場を作ると、お部屋が美しく整って、
気持ちもすっきり整います。

「出しっぱなし」によるノイズがなくなることで、
インテリアももっと素敵に見えるはず。

普段の生活や、行動を思い返しながら
ぜひぴったりの置き場を見つけてみてください。

なお、収納については以下のマガジンでも
解説していますので、ぜひ併せてご覧ください。

Styling Furniture

R.U.S おすすめセット #44【通常】

¥25,400 ¥ 24,130


R.U.S おすすめセット #9【薄型】

¥47,100 ¥ 44,750


ハンガーラック Earl

¥ 18,800


ラダーハンガー tower

¥ 4,950


tower ハンガーラック キャスター付き

¥ 11,000



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¥ 4,950


ウォールハンガー JUGLAS 3連タイプ

¥ 3,740


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