ネストテーブルの使い方は?
コーディネート実例とともに解説
こんにちは。
プロサポートの中島です。
今回ご紹介するのは、「ネストテーブル」です。
リセノでも取り扱いがあるテーブルですが、
耳にしたことはあっても、実際どんなテーブルなのか?
ぱっと思い浮かばない方もいらっしゃるかと思います。
リビングで自由自在に幅広く使える
ネストテーブルの特徴から使い方まで、
詳しくご紹介します。
ネストテーブルとは
日本では、昔ながらの「ちゃぶ台」のように、
リビングには大きいテーブルがある文化が根強く、
ネストテーブルは少し馴染みが薄いかもしれません。
ネストテーブルは、「Nest table」や「Nesting table」
と表記されるのが一般的です。
ネストとは、「巣」「入れ子」などと訳され、
「bird's nest」は「鳥の巣」を意味します。
ネストテーブルとは、基本的には同じデザインで、
サイズ違いのテーブルが複数台
入れ子になっているようなテーブルです。
1台の中に複数台を重ねてコンパクトに収納でき、
2~3台セットのものが多いですが、
中には4~5台セットのものもあります。
ネストテーブルのメリット3選
ネストテーブルがどんな家具か分かったところで、
ネストテーブルのメリットをご紹介します。
- 見た目の美しさ
- 使い勝手のよさ
- コンパクトさ
順に、詳しく解説します。
① 見た目の美しさ
服を選ぶのと同じ様に、家具も「使い心地」だけでなく
見た目の美しさである「見心地」も大切です。
マトリョーシカのように、同じデザインが並んだ時の
「見心地」の良さが、ネストテーブルにはあります。
家具選びをはじめる前に、読んでほしい「使い心地と、見心地」と「充足感」についてのお話
ネストテーブルはヨーロッパ発祥の家具なので、
市場に出回るヴィンテージ品は、
造形美に優れたものが多いのも特徴です。
② 使い勝手のよさ
ネストテーブルは、複数台入れ子式構造のため、
1台あたりのサイズは比較的小さく、
取り回しのしやすいサイズ・重量のものがほとんど。
そのため、お部屋サイズ やご使用シーンに合わせて
自由に配置ができる、使い勝手の良さが
魅力の一つです。
また、重ねても、並べても、単独でも使えるので、
1セットあれば何役も果たします。
使わない時は、コンパクトに仕舞えるのも魅力。
お引越しや配置換えで環境が変わった場合も、
取り回しの良さにより、間取りを気にせず
使い続けることができます。
③ コンパクトさ
ネストテーブルは比較的コンパクトなので、
リビングが広くない間取りでも
取り入れやすいアイテムです。
お部屋から圧迫感を排除し、
空間を広くお使いいただけます。
サイドテーブルとしても使えるため、
ソファー前方を広々と活用することもできます。
【動画】センスのいらないインテリア|リビングテーブルは、ライフスタイルに合わせて選びましょう。
ネストテーブルの使い方
では、実際にどんな使い方ができるのか?
4つの使い方をご紹介します。
- 並べて使う
- それぞれ別々に使う
- 重ねて使う
- リビング以外の場所でも
① 並べて使う
ソファー前に並べてお使いいただくのが、
リビングテーブルとしてはスタンダードな使い方です。
大小サイズ違いのテーブルが並ぶので
段差が生じますが、その見た目が逆に
空間にリズムをもたらします。
取り回しのしやすいコンパクトサイズなので、
ソファーの横に置くサイドテーブルとしても
活躍します。
一部を重ねてみたり、前後や斜めに置いてみたり。
好きな場所に並べて置いて、
レイアウトをお楽しみいただけるのも、
ネストテーブルならではです。
② それぞれ別々に使う
ネストテーブルにしか出来ないのが、この使い方です。
それぞれのテーブルを単独で使うことができるので、
1台はセンターテーブル、
1台はサイドテーブルと、
同じ空間でも別に使うことができます。
来客の際や、複数人でソファーに座る場合も、
手の届く場所に、それぞれ専用のスペースとして
置くこともできます。
2台の高さが異なるデザインなので、
高さのあるテーブルであれば、パソコン作業や
お子様のリビング学習用のテーブルとしても
使いやすかったりします。
③ 重ねて使う
リビングを広く見せたい時なんかは、
ソファーサイドに大小重ねて置くと、
スッキリコンパクトな見た目に。
また、お子様が遊ぶ時や、動線を広く取りたい、
そんな時にもサッと重ねて省スペースにできるところも
ネストテーブルの強みです。
④ リビング以外の場所でも
ネストテーブルは、リビング以外の場所でも
ご活用いただけます。
その「見心地」の良さや、段差を活かして、
飾り棚としての活用もおすすめです。
高さ違いによって、リズムが生まれ、
空間にメリハリを付けることもできます。
寝室でのナイトテーブルとしてのご使用や、
書斎や玄関での活用も、おすすめです。
【動画】ソファーでの過ごし心地がアップ。用途に合わせて自由に置けるネストテーブル
【動画】自由に使えて、暮らしが便利になるテーブル|あったら、いいもの。ネストテーブル編
間取り別 ネストテーブルのコーディネート実例
ここからは、間取り別のコーディネート実例と、
暮らしに嬉しいメリットをご紹介いたします。
① 広さのあるリビングダイニング
ダイニングのスペースをしっかりと確保できる
広い間取りの場合、リビングではお食事をしない
という方も多くいらっしゃると思います。
リビングでは飲み物やおやつを置く程度であれば、
テーブルサイズは小さくても問題なく、
空間を広く使うことができます。
複数のテーブルを分け合って使うこともできるので、
自分専用のテーブルとして、手の届きやすい場所に
テーブルを配置することもできます。
そしてカウチソファーをご使用の場合も、
ネストテーブルは重宝します。
カウチソファーはL字の配置なので、
ソファー前に大きなテーブルを置くと
圧迫感が出てしまう懸念が...
ネストテーブルであれば、「L」の部分を避けつつ、
手の届く場所にテーブルを配置することが可能です。
② 小さなお子様と過ごすリビング
小さなお子様との暮らしでは、
リビングが遊び場になることも。
床に盛大におもちゃを広げて遊ぶため、
リビングテーブルを置かない選択をされる方も
いらっしゃると思います。
そんなご家庭にも、ネストテーブルは
大変おすすめのアイテムです。
サッと移動させたり、重ねたり。
フレキシブルにお使いいただけます。
③ 1人暮らしのワンルームやコンパクトなお部屋
ワンルームや、スペースが限られたリビングでは、
幅や奥行きのあるリビングテーブルを置くことで
お部屋が狭く感じてしまうことも。
そんなコンパクトスペースの場合、
重ねたりずらしたりと、自由に調節ができる
ネストテーブルが便利です。
普段は動線をふさがないよう、重ねてお使いいただき、
友人が遊びに来た時は、ローテーブルのように
お使いいただくなど、多岐にわたって
ご活用がいただけるアイテムです。
なお、リセノのプロサポートでは、
LINEでのインテリア相談や、
3Dコーディネートサービスを承っています。
コーディネートやレイアウトにお悩みの方は、
ぜひお気軽にご相談ください◎
リセノのインテリア無料相談窓口はこちら
おすすめのネストテーブル2選
ここからは、リセノで取り扱いのある
ネストテーブルを2種類、ご紹介します。
① ネストテーブル RattanMix
「背が高く、大きいサイズのウッドテーブル」
「背が低く、小さいサイズのラタンテーブル」
2つのテーブルを組み合わせて、
様々な役割を担えるようにデザインしたのが、
こちらのネストテーブルです。
床に向かって細くなる「テーパード脚」は、
すっきりと軽快な見た目に仕上がっています。
上質なオーク材と、
抜け感や味わいを生むラタン材。
異なる素材を組み合わせ、
見た目にもアクセントをつけています。
ナチュラル、ブラウン、ヴィンテージレッド、
3色のカラーバリエーションをご用意していますので、
幅広いコーディネートに対応可能です。
サイズは大きい方が
「直径 45cm × 高さ 52cm」、
小さい方が
「直径 35cm × 高さ 45cm」です。
なお、スタッフによる使用レビューは
以下のマガジンよりご覧いただけます。
【わたしの愛用品】1K7.2畳のワンルームにも、広いリビングにも。暮らしに寄り添うネストテーブル
② ネストテーブル dareels TWO NEST
良質な古材を厳選したチーク材に、
スリムで強固なスチールフレームを組み合わせた、
スタイリッシュな印象の「TWO NEST TABLE」。
世界三大銘木の1種であるチーク材は、
インドネシア・ジャワ島の古い建築や倉庫で
使用されていたものを再利用した、
地球環境にも優しい商品です。
シャープなビジュアルと、
耐久性の高い機能性を兼ね備えており、
ヴィンテージの世界観を深めてくれます。
高さは小さい方が「40cm」、
大きい方が「50cm」です。
用途に合わせて自由に置けるネストテーブルを活用して、暮らしを充実させましょう。
それでは、今回のおさらいです。
▼ ネストテーブルの特徴
- 見た目の美しさ
- 使い勝手のよさ
- コンパクトさ
▼ネストテーブルの使い方
- 並べて使う
- それぞれ別々に使う
- 重ねて使う
- リビング以外の場所でも
ネストテーブルは汎用性が高く、
リビングテーブル以外にも、
さまざまな場所や用途で使える、便利なテーブルです。
リビングのテーブルをご検討の際は、
ぜひネストテーブルも選択肢のひとつとして
ご検討くださいませ。