レコーダーやゲーム機など、機器にあわせてテレビボードを選ぼう。
こんにちは。
品質管理チームのわたなべです。
今回は、テレビに接続する機器にあわせた
テレビボードの選び方について、お話していきます。
Re:CENO product|TVボード WIRY/NA 幅150cmタイプ
テレビボードでのお困りごととして、
- 箱の中に納まると思っていたプレイヤーが入らない。
- レコーダーが扉の中で熱くなり止まってしまった。
- リモコン操作が効かなくて使いにくい。
と、いったことを耳にすることがあります。
こういったことが起こらないように、
どういう機器をテレビと一緒に使うかに着目して、
使用環境に合ったテレビボードの選び方を、お伝えします。
テレビとつなぐ機器をあげてみましょう。
みなさまはご家庭で、どのようにテレビを利用されてますか。
テレビ番組を観る以外に、ゲームをしたり、
Blue-rayプレイヤーで映画を観たり、
ネットに接続して配信動画を観たり、
いろいろな使い方が考えられますね。
ネットにつなぐ場合、数年前のテレビには、
小型のストリーミングデバイスなどを差してました。
小型のストリーミングデバイス
最近のテレビだと、本体だけでネット動画を
楽しめるようになってきており、
何も接続しない、という方もおられるかと思います。
テレビボード内に置くほどでない小さなデバイスは、
テレビボード選びに影響が少ないかと、思われます。
テレビボードの中に設置される代表的な機器を、
あげてみましょう。
- ゲーム機(PS、Switchなど)
- Blue-rayまたはDVDプレイヤー
- BD、HDDレコーダー
- 録画用ハードディスク
- AVアンプ
これらの機器を設置する場合、どのようなことを
考慮して、テレビボードを選べばよいかを、
これからお伝えしていきます。
機器の奥行きをチェックしましょう。
まずは機器を、テレビボードに設置できるかを確認しましょう。
機器をすでにお持ちでしたら、そのものを測っておく。
これから購入される場合は、メーカーのサイトなどで、
サイズを確認しましょう。
このとき、失敗しがちなのが奥行きのチェックです。
多くの機器は、コードを後ろに差し込んで使用します。
プラグを差して、コードを曲げるのに本体+5cmは必要です。
機器がギリギリ入る奥行きのテレビボードを
選んでしまうと、コードをつないだときに、
テレビボードの中に入りきらない、ということが起きてしまいます。
機器本体の奥行きに+5cm程度足したサイズが
設置するときには必要になる、と覚えておきましょう。
逆にテレビボードの中の奥行きが30cmの場合は、
そこから5cm引いた、奥行き25cm以下の機器で
なければ設置できません。
置きたい機器のサイズにあわせて、
適正なサイズのテレビボードを選びましょう。
熱くなる機器にはオープンタイプを選びましょう。
熱くなる機器はオープンタイプに設置しましょう。
テレビボードには、引き戸や扉が付いたタイプと、
扉のないオープンタイプのものがございます。
扉がついていると、ほこりが入りにくい。
機器やコードのごちゃごちゃを隠して、スッキリ
見せられる、といったメリットがあります。
ただし、扉があると機器の設置場所としては、
デメリットになることがあります。扉を閉めていると、
空気が流れなくなるので、熱が逃げなくなります。
機器は使用していると、かなりの熱を発します。
ゲーム機など、熱を大量に発するものを使うときは、
テレビボードの扉を閉めずに、開きっぱなしで使いましょう。
注意したいのは「全録」とよばれる、テレビ番組を
ずっと録画しつづける、機能のついたレコーダーです。
ずっと稼働しているので、ずっと熱が発生し続けます。
こちらのタイプの機器を、扉を閉めて使っていると、
熱が逃げきらず、機器本体もテレビボード自体も
たいへん熱くなってしまいます。
熱くなりすぎることは、機器にも良くないですし、
テレビボードにも、悪い影響が出てきてしまいます。
ずっと動きつづける機器を置く場合は、
扉のないオープンタイプのテレビボードを選びましょう。
扉を閉じていても、機器の操作はできるかも。
ガラス引き戸の中に設置された機器
レコーダーやAVアンプといった機器は、
付属のリモコンで操作するために、
扉のない場所に設置するか、赤外線が通るガラスの
扉の中に置いている方が、多いかと思われます。
しかしながら、最近のレコーダーやAVアンプなどは
HDMIケーブルで、テレビとつなげば、
テレビのリモコンで、基本的な操作ができるものが、
ほとんどです。
というのも、HDMIを通じて、リモコン操作の指令が
送られるようにする「HDMI-CEC」という統一規格が
あり、多くのメーカーはそれに準じて製品を作っています。
なので、こういった機器は、テレビのリモコンだけで
簡単な操作はできるようになっているのです。
その機器特有の操作ができなかったり、
まれに対応していないものがあるので、
事前に機能するか確認しておく必要はあります。
テレビと、レコーダーなどの機器を、同じメーカーに統一すると、
どちらかのリモコンが不要なぐらい、互換性があるものもあります。
中に隠した機器を、機器専用のリモコンで
どうしても動かす必要がある場合は、
「赤外線リモコンリピーター」という製品を、
使う方法もあります。
扉で隠したままでも、機器の操作ができる可能性が
高いことを知っておけば、もっと自由にテレビボードを
選ぶことができるかと思います。
設置する機器から、テレビボードを選びましょう。
テレビにつなぐ機器から考える、テレビボードの選び方はいかがだったでしょうか。
最後におさらいします。
- 設置場所には、機器の奥行き+5cmは必要
- 熱くなる機器は、扉のない環境で使うこと
- テレビと機器に互換性があれば、隠して設置可能
これらのことを知ったうえで、
TVボードを選んでいただければ、
後悔なく、自分にあったTVボードを
選んでいただけるか思います。
過去にも違った視点から、
テレビボードの選び方を紹介しているマガジンが
ございますので、そちらもご参照ください。
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