【お知らせ】 お盆の営業と配送について



Web Magazine

更新日 2023年07月13日(木)

【卒業インタビュー】vol.3
元カメラマン濱田に、今後の夢を聞いてみました。

こんにちは。編集部の江上です。

最近リセノでは、とある出来事がありました。

長年カメラマンをつとめ、制作チームの中心として、
撮影からyoutube出演まで、多岐にわたって
活動していた濱田が、退職。

彼の現在の活動を知るために、
自宅にお伺いし、インタビューを行いました。

「夢」や「働き方」をテーマに、
3回にわたっての連載、今日が最終回です。

【卒業インタビュー】vol.1 元カメラマン濱田に、今後の夢を聞いてみました。
【卒業インタビュー】vol.2 元カメラマン濱田に、今後の夢を聞いてみました。

家具屋さんになるための第一歩として、
フリーのカメラマンになりました。

20230104130147.jpg

ー前回、家具屋さんになるために、カメラマンとして
 安定を目指すというところまでお話してくれました。
 活動の指針は、ありますか?

はまだ:
はい。僕なりに指針があって。

それは、家具屋さんになる夢と同じで、
「僕と関わる人が幸せになってほしい。」
という想いです。

綺麗事だと笑われることもありますが、
最後までこの想いは、大切にしたいです。

ぼくは、写真にも、家具と同様に
人を幸せにする力があると信じています。

20230104130923.jpg

20230104131244.jpg

ーそう思えた具体的なエピソードって?

はまだ:
実家で昔の写真を整理していたとき、
家族とたくさんの思い出について話をしたんです。

小さい頃の様子をおさめてくれていた事もそうですが、
両親の若い頃や日常的な写真を見返したとき、
この家族の元に生まれてこれてよかったな...!と、
心から感動したことがあって。

そして、手元にモノとして大切な写真があって、
それを家族と共有しながら、見れたことが本当に
いい経験でした。

20230104131714.jpg

20230104131807.jpg

ー実家に帰ると、昔の写真をみて盛り上がることって
 あるよね。昭和を感じる写真だったり、よく分から
 ない状況の写真とか。笑

はまだ:
日常の写真には、僕たちが想像する以上の力を
秘めているなと思っていて。

大切な人の感情に気付くことができたり、
未来に幸せを届けることができたり。

ただ、毎日の慌ただしい生活の中では、

・育児をしながら、子供と一緒に撮影をする
・お出かけしながら、兄弟を見守り撮影をする
・家族全員が揃って、日常的な写真を撮影する

なんてことが、実はとても大変なことだと思います。

決して華やかな瞬間ではありませんが、
そんな慌ただしい日常の記憶や出来事こそ、
家族の思い出として、永遠に残っていくモノだと、
自身の体験から感じました。

そこで、同じような想いを持たれている方の
お力になれればと思い、日常を中心とした
家族写真を撮影することにしたんです。

20230104132923.jpg

20230104133013.jpg

ー商業的な撮影とご家族の撮影は、違いそうだなと。
 大事にしていることはありますか?

はまだ:
ご家族の撮影では、瞬間を収めなければいけない事と、
日常的なものについては、プロ感が出すぎてしまう
写真は、あえて撮影しないようにしています。

背景や衣装が煌びやかな写真や、ライティングや
構図が整った記念写真もとっても素敵なんですが、
なにより自然な雰囲気を大切にしています。

僕のポリシーは、ご家族にとって、
「未来に残したい瞬間」を収めること

20230104133805.jpg

20230104133843.jpg

はまだ:
最近は、写真を撮る意味が少し変化している気もして。

SNSによって、素敵な写真が瞬く間に広まり、
同じような写真を多く見かけるようになりました。

ご家族には、それぞれの「らしさ」があると
思っています。飾らなくとも、十分素敵というか。

100組あれば、100通り。型にはめ込んでしまうのは、
少しもったいないと気が付いたんです。

なので、記憶としっかりリンクする、
等身大の写真を残したいと思っています。

20230104135008.jpg

20230104135152.jpg

ーダンスをしているように見えるけど、これは?

はまだ:
スパイダーマンになりきっている瞬間なんです。
子供らしくって、最高ですよね。

これをみると、もしかしたら、
ダンサーになれるんじゃない?なんて思えたり。笑

お子様の撮影をしていると、
ユーモアのある子だったり、芸術派だったり、
集中力が凄まじかったり、運動神経がよかったり、
愛嬌が満点だったり。

フィルターを通して、100%全員が
個性を持っていることを再認識し、
彼らの可能性を感じずにはいられないんです。

20230104140716.jpg

20230104140753.jpg

はまだ:
そういう意味では、皆さま自身が、
撮影日だけでなく、日々の中でも、
「未来に残したいと思う瞬間」を写真に
残すようになるきっかけを作れたら嬉しいです。

また、データだけでなく、しっかり現像することが、
未来につながる大切なことなのかもしれません。

なので、僕が撮影をするときは、必ず、
子供と家族にとって「未来に残したい写真とは?」
というテーマをもって、ご家族と楽しく
コミュニケーションを取るようにしています。

20230104141919.jpg

20230104141952.jpg

ーリセノでカメラマンをしていたとき、濱ちゃんは、
 現場を盛り上げたり、褒め上手だったり、
 その人らしさを大切にしているからこそのトークが
 いつも印象的でした。

はまだ:
家族写真を撮るようになった今、
リセノでの経験が活きているなと感じています。

それは、より良い写真を撮影するために、
どんな環境に整えるか?をカメラマンは、
常に意識すること。

業種の違う撮影をすることになっても、
やるべきことは同じで、対峙している方の気持ちや
魅力を理解するためのコミュニケーションが
何より大切なんです。

20230104142427.jpg

20230104142501.jpg

ー理解するためのコミュニケーションですね。

はまだ:
はい。これまで関わりのなかった方を撮影することも
あるので、その方が大切にしていることをしっかり
お聞きして、僕が大切にしていることもお伝えする
ようにしています。

そうすると、カメラを買うので教えてください!と
言っていただけたり、無口なお父さんの熱い愛情を
お伺いできたり。笑

微力かもしれませんが、本気で向き合うと
相手の気持ちが動いてくれることもあるんです。

20230104142816.jpg

20230104142902.jpg

ーお互いの想いをきちんと話すということは、
 普段のお仕事にも共通して言えることだな~と。
 それを繰り返していくことで、信頼に繋がって
 いくというか。

はまだ:
一方的になってしまう事は、もちろん良くないですが、
共感することが全てではないところが、
仕事のコミュニケーションの難しいところですよね。

ひとまず、想いを正直にぶつけることで、
理解し合おうとお互いの心が動く、ということが、
一番大事なのかもしれませんね。

リセノで学んだ、心を動かす写真

20230104143339.jpg

20230104143409.jpg

はまだ:
綺麗さだけでなく、その場の空気感や物語を
写真の中に写すことを大切にしているのは、
家族との出来事以外にも、リセノでの経験が
元になっているんです。

とくに代表の山本さんは、
空気感の伝わる写真に敏感でした。

20230104143636.jpg

20230104143708.jpg

ー分かります。私たちと少し視点が違うというか。

はまだ:
カメラマンとしては、整っている写真を選びたく
なるんですが、モデルが爆笑している写真を
選ばれることも多くて。笑

実際には、そのちょっとした視点の差で、
お客さまの反応や、ブランドのイメージが良い方向に
変わることが多々ありました。

ご家族の撮影をしていると、その気持ちが段々と
分かってきたような気がします。

何気ない自然な瞬間にこそ、心が動くことがあるんです。

20230104144108.jpg

20230104144232.jpg

はまだ:
リセノに居た事で、そんな撮影ができるようになって。
写真の中に物語を収めることができたり、
その家族にしかない空気感を写すことができました。

それが、カメラマンとしての強みになっているな
と感じています。

20230104144544.jpg

20230104144638.jpg

はまだ:
そして、撮影を振り返ったとき、楽しかった!とか、
この人に撮影してもらってよかった。とか、

撮影自体が未来に残るような体験として、
お客さまの思い出になっていただければ、
とても嬉しいです。

家具屋さんになる夢と同時に、カメラマンの活動も、
一生涯お客さまに携わることができるので、
すごくやりがいがあります。

20230104145014.jpg

20230104145047.jpg

はまだ:
また、個人的には、リセノで家具を購入された
お客さまの撮影ができたらいいなと思っています。

これまで支えてくださった皆さまへの恩返しが
できるかなと。

そうでなくとも、もし撮影をしたいと思って
いただけたら、いつでもご依頼ください。

素敵な写真と一緒に、たくさんお話ができたら
嬉しいです。

これからの活動とお知らせ。

20230104145352.jpg

ーでは最後に、今後の活動について、
 改めて教えてください。

はまだ:
今後は、出張写真の取り組みだけでなく、
家具の勉強や夢を叶えるために、
できることを精一杯やっていきたいと思っています。

他にも、リセノで学んだ企画力や撮影、
ライティングなどを活かして、
地元を盛り上げるためのWebメディアを制作中です。

現在、準備段階なのですが、こちらも追って、
公開していこうと思っています。

20230104145720.jpg

20230104145802.jpg

はまだ:
そして、本当にありがたいことに、
リセノで外部ライターとして、
記事を書かせていただくことになりました。

インテリアに関することや、
関東圏のライフスタイル情報、活動の近況報告など、
執筆させていただく予定です。

こんな僕ですが、皆さまに楽しんでいただけるような
記事にしたいなと思っています。

また、必ず家具屋さんになるという夢を実現しますので、
その時まで、末永く見守っていただけると嬉しいです。

これにて、卒業インタビュー終了です。

20230104151054.jpg

今回のインタビューを通して、
もがきながらも一歩ずつ着実に歩む姿や、
自分らしさを大切にする濱ちゃんの人柄に
リセノスタッフも、気付けばいつも
刺激をもらっていたな~と、思い出しました。

と、内輪話はさておき、
登場した家族写真、とっても素敵でしたね。

リセノを応援してくださっている皆さまも、
濱ちゃんの活動を応援していただけますと幸いです。

最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。

撮影のご依頼は、こちらからお願いいたします。
DENHIN
みんなの保存数:35

クリアランスセール

リビング家具特集

ダイニング特集

バイヤーがご案内する収納選び

Sunny in my life

YouTube公式アカウント
センスのいらないインテリア
ナチュラルヴィンテージを知る
インテリアを学ぶ
インテリアを楽しむ
リセノのこと
特集
人気の連載

「お仕事レポート」の最新記事 4件

2025年7月28日(月)
お仕事レポート

【リセノの裏側】vol.27 新卒入社からの3か月「はじまりの記録」

新卒スタッフの入社式からの3ヶ月についてご紹介します。

人事部 上辻 11
2024年12月03日(火)
お仕事レポート

【リセノの裏側】vol.25 自宅インテリアを発信するメンター「出役になるまでの道のり」

リセノ独自のメディア活動「出役」について、ご紹介します。

人事部 相馬 8
2025年6月27日(金)
お仕事レポート

【リセノの裏側】vol.26 社内インテリアコーデ検定「ポイントスタイリング編」

社内インテリアコーデ検定の「ポイントスタイリング編」についてレポートします。

人事部 相馬 3

「お仕事レポート」の人気記事 4件

2022年2月14日(月)
お仕事レポート

【 福岡店ができるまで。】お店完成までの道のりをレポートします。

春にオープンする福岡店。近況と周辺スポットの魅力をお伝えします。

元編集部 岩部 105
2022年4月26日(火)
お仕事レポート

【こんにちは、福岡】Re:CENO FUKUOKAからのご挨拶

4月15日、Re:CENO FUKUOKAオープンいたしました。これからこの店舗で、皆様とお会いできるのを楽しみにしております!

京都店 榎本 72
2022年1月31日(月)
お仕事レポート

【リセノの裏側】vol.1 Thanks Letter.「誰に対しても、感謝の気持ちを。」

リセノってどんなブランド?今年、新設されたばかりの人事部部長が、社内文化にスポット当てた連載をスタートします。

人事部 相馬 66
2022年3月15日(火)
お仕事レポート

【リセノのあの人】人事部の相馬さんへインタビューしました。

知られざるリセノの文化や、部署の裏側、ハリネズミと暮らす素敵なお部屋について伺いました。

リセノ制作部 65

インテリアを学ぶ、楽しむ、好きになる。
『Re:CENO Mag』