一人暮らしをはじめる新社会人の方へ。
予算内でインテリアを上手に楽しむコツをご紹介します。

こんにちは。
Re:CENO TOKYOの中野です。

この春から、新社会人として
一人暮らしの準備を進めている方も
多いのではないでしょうか。

一人暮らしの準備となると、
お部屋の契約、新居への引越し、家電の購入など、
何かと物入りで出費がかさむもの。

家具やインテリアの購入も
そのひとつだと思います。

わたしが新社会人の時を思い返すと、
「こんなお部屋に住みたい！」
という理想のイメージはあっても、
限られた予算の中では、インテリアのすべてに
お金をかけられなかったのが現実でした。

とりあえず一通り買い揃えたはいいものの、
いざ生活をはじめてみると、

「これはもっと予算を掛けてこだわれば良かった...」
「逆にこっちは手頃なもので十分だったかも...」

なんて、後悔した経験が何度かあります。

そこで今回は、一人暮らしの先輩として、
インテリアショップのスタッフとして、
限られた予算の中でインテリアを楽しむコツを
ご紹介したいと思います。

予算内でインテリアを楽しむコツは、優先順位を上手に見極めること。

限られた予算の中でインテリアを楽しむコツは、
お金をかける優先順位を上手に見極めることです。

使い心地や見た目はもちろん、
将来的に長く使うのかどうかを天秤にかけながら、
手頃なものでも問題ないアイテムと
予算をかけてこだわりたいアイテムを吟味していきます。

優先順位は人それぞれだと思いますが、
わたしが一人暮らしを経験してきた中で
手頃なものでも問題なかったアイテムが
「ベッドフレーム」
予算をかけてこだわりたいと思ったアイテムが
「照明」でした。

理由と合わせて
以下より詳しく説明していきます。

「ベッドフレーム」は、手頃なものでも大丈夫。
その代わり「ファブリックとマットレス」の選択が大事です。

わたしが一人暮らしを経験してきた中で、
手頃なものでも問題なかったアイテムが
「ベッドフレーム」です。

その理由は、ベッドフレームの大半が、
枕やお布団を乗せてしまうことで、
ほとんど見えなくなってしまうから。

1Rや1Kといった一人暮らしのお部屋で
インテリアを素敵にしようと思うと、
大きな面積を占めるベッドフレームに
こだわりたくなりますが、実際に生活してみると、
そこまで目立たないことに気が付きました。

どちらかというと影響力が大きいのは、
寝具カバー・ブランケット・クッションなど、
ベッド周りのコーディネートをつくる
「ファブリック」です。

どうせ隠れてしまうなら、
ベッドフレームは手頃なものを選び、
お部屋の印象を左右するファブリックに
こだわることで、予算を抑えながら
インテリアを素敵に仕上げることができます。

手頃なベッドフレームといっても、種類はさまざま。
湿気を溜め込まず衛生的に使えるよう、
通気性の良い「すのこタイプ」がおすすめです。

リセノのファブリックアイテムは、
コットン・リネン・ウールなど
こだわりの素材とデザインのものを
種類豊富にご用意しています。

店頭でもご覧いただけますので、
お近くにお越しの際は、
ぜひお立ち寄りいただけると嬉しいです。

また、ベッド周りのコーディネートについては、
こちらの動画で詳しくご紹介しておりますので
お部屋に取り入れる際、ご参考いただければ幸いです。

センスのいらないインテリア｜枕元には、クッションを余分に置きましょう。
センスのいらないインテリア｜寝室には、ブランケットを置きましょう。
センスのいらないインテリア｜寝具のカラーは、揃えましょう。

フレームで予算を抑えた分、もうひとつ
ベッド周りで慎重に選びたいのが「マットレス」です。

若かりし頃のわたしは、

「寝心地の違いなんて正直あまりわからない」
「とりあえず眠れるなら問題ない」

なんて、マットレスをこだわらずに選んだ結果、
のちのち体が悲鳴を上げて後悔する羽目に。

お部屋に与える影響はあまりないですが、
新しい生活でクタクタになった体を休めるには、
快適な睡眠に直結するマットレスが
とても大事だなと日々感じています。

健康的な暮らしをするためにも、
マットレスを選ぶ際は慎重に。

店頭では、実際に体感いただきながら、
ご希望のものを選ぶことができます。

マットレスの選び方については、
過去のマガジンでご紹介しておりますので、
迷った際は、こちらもご参考くださいませ。

これでぐっすり朝まで快眠　自分に合った、マットレスを選ぼう。

ベッド周りのアイテムをご購入の際は、
見た目の影響度が大きい「ファブリック」と
快適な睡眠に直結する「マットレス」を
優先的に考えると、限られた予算の中でも
インテリアを楽しみやすいと思います。

お悩みの際は、お気軽に
店頭スタッフまでご相談ください。

「照明」は、将来的に数が増えても大丈夫。
「多灯照明」でお部屋の完成度をアップさせましょう。

わたしが一人暮らしを経験してきた中で、
予算をかけてこだわりたいと思ったアイテムが
「照明」です。

その理由は、大型家具と違いサイズがあまり関係なく、
住まいが変わっても継続的に長く愛用できるから。

また、リセノが推奨する「多灯照明」を実践する上で、
将来的に数が増えても困らないからです。

多灯照明とは、1つのお部屋に2つ以上の照明を取り入れることで、
お部屋の雰囲気と暮らしを豊かにできるテクニックです。
詳しくは、下記の動画でご紹介しております。

＜照明選びの基礎知識＞照明を組み合わせて、お部屋をもっと快適にしよう。
【動画】ナチュラルヴィンテージの作り方｜Vol.5 多灯照明で、お部屋を彩りましょう。

わたしが一人暮らしを始めたばかりで
多灯照明というテクニックを知る前は、
とりあえず光量の強い天井照明を1つだけ設置し、
お部屋の明るさをまかなっていました。

大は小を兼ねるという安易な考えに加え、
他の家具にお金をかけたいという気持ちも
あったと思います...

ただ、実際に生活をしてみると、
天井の明かりだけで煌々と照らされるお部屋は、
なんだかのっぺりとしていて味気なく、
自分が憧れるおしゃれで素敵な空間には
ほど遠かったのを覚えています。

照明を買い替え一室多灯にしてみると、
手頃な家具も、なんとなく置いたインテリアも、
なんだか上質なものに見えるようになり、
遊びにきた友人たちが褒めてくれるようになりました。

こんなにもお部屋に与える影響が大きく、
長く愛用し続けることができるなら、
はじめから予算をかけてこだわれば良かったなと
身をもって学んだ経験です。

また、今は、一室に2～3つの照明を使っていても、
今後お引っ越しをしてお部屋が広くなったり
お部屋の数が増えた場合、おのずと照明の数を
増やしていくことになります。

ソファーやテーブルと違い、
数が増えても暮らしに大きな影響がない照明は、
多少お金をかけていても、将来的に損はない
アイテムだと思います。

一人暮らしをはじめる新社会人の方に
声を大にしてお伝えしたいのは、
「照明」にこだわるだけで、
手頃な家具やインテリアを素敵に見せることができ、
お部屋の完成度を格段にアップできるということ。

限られた予算の中でインテリアを楽しむなら、
まずはこだわりの照明を優先的に
選んでみてはいかがでしょうか。

予算内でインテリアを楽しむコツと、
具体的なアイテムをご紹介いたしました。

最後に、今回の内容をおさらいです。

予算の中で、インテリアを楽しむコツは
手頃なものでも問題ないアイテムと
予算をかけてこだわりたいアイテムを吟味し
上手に優先順位をつけること。

わたしが一人暮らしを経験してきた中で、
これは！と思う具体的なアイテムと
ポイントは下記の通りです。

▼手頃なものでも問題ないアイテム
「ベッドフレーム」
その代わりファブリックとマットレスの選択が大事。

▼予算をかけてこだわりたいアイテム
「照明」
多灯照明でお部屋の完成度をアップさせる。

忙しい新生活が始まってからでは、
なかなかお部屋作りに時間をかけることが
難しくなってくると思います。

目まぐるしい日々がやってくる前に、
時間をかけて吟味できるよう
お早めの準備がおすすめです。

今回ご紹介した内容が、
新社会人のみなさまにとって
少しでもご参考になりましたら幸いです。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。