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更新日 2023年08月19日(土)

家具を長く使うためには、日差しにあてないで。
直射日光を避けるべき理由と対策を紹介します。

こんにちは。
品質管理チームのわたなべです。

みなさまは家具をどのような環境で、使われてますか。

取扱説明書や販売ページに書かれている注意書きを
よく読んでみると、
「直射日光が当たるのを避けてご使用ください」と、
書いてあるかと思います。

20220408143848.jpgテーブル天板裏によく貼ってあるラベル

ほとんどの家具に、この注意書きが書かれていますが、
家具を直射日光に当てたら、一体どんなことが
起きるのでしょう。

今回は、直射日光が予期せぬ劣化を招く理由と、
日光を避ける工夫について、お話していきます。

直射日光が木製家具に及ぼす影響

家具を取り扱う上で、直射日光を避けた方が良い理由は3つあります。

  • 温度が上がって、木材が乾く。
  • 紫外線で、木の色が変わる。
  • 紫外線で、塗料が黄色くなって劣化する。

それでは、ひとつずつ解説していきます。

理由① 日が当たると温度が上がって、木が乾く。

20220406143307.jpg

寒いときに、お日様が体に当たると暖かいですよね。
夏だと、日差しが当たると暑いので、なるべく日陰に
いたいと思うものです。

このように、ご存じのことかと思いますが、
直射日光が当たったところは、熱くなってしまいます。

家具に日が当たった部分は、温度が上がり、
材料の木材が乾いてしまいます。

特に冬場、周囲が乾燥する中で、テーブルの木の
天板などが温まると、木材内部の水分が一気に
蒸発して、木が小さく縮んでしまいます。

20220406144348.jpg

木が縮むと、反りや、ひび割れの原因となるので、
家具は乾燥させないように注意が必要です。

無垢材家具を買う前に知っておきたい「割れ」の予防と対処方法をご紹介します。

理由② 紫外線で焼けて、木の色が変わります。

20220408144151.jpg日焼けて色が変わったオーク。境目の左/日に焼けたもの。右/もとの色。

日傘も日焼け止めもなしに、日差しの強い日に
おでかけすると、紫外線にやられて、肌が焼けてしまいますよね。

木材も紫外線を浴びると、日焼けしてしまいます。
また、人と違って日焼けしたら、もう元の色には
戻りません。

オーク材は日に焼けると、黄色みが増して、
濃い色に変化します。アッシュ材も同じように
日に焼けると黄色みが強くなります。

焼けるといっても、木材により変化の仕方が違います。
色が、黄色くなったり、赤くなったり、
濃淡も、濃くなったり、薄くなったりと様々です。

20220408144750.jpg棚板を外すと、日焼けラインがくっきりと出たチーク材のアンティーク家具

直射日光に当てなくても、長い年月をかけて、
少しずつ色味が変化していきますが、
どうせなら、急激に変化させずに使い込んでいきたいですよね。

理由③ 塗装が黄色くなったり、劣化します。

20220408145213.jpg
長いあいだ日に当たり、塗装がボロボロになったテーブル

紫外線は、木材だけでなく、木材を保護している
塗料にも、よくない影響を及ぼします。

塗料の透明な部分が、紫外線によって、
徐々に黄色く変色しながら、劣化してしまいます。

20220408145411.jpg
黄色くなったテープ

家に残っている昔貼ったセロハンテープや、
透明なプラスチック製品なども、年月を経て
黄色くなったり、ボロボロになったりしたものを
見た経験はございませんか。

それと似たようなことが塗料にも起きてしまいます。

劣化して、ボロボロになってしまうことは
まれですが、ずっと日に当たり続けると、
劣化が早まってしまいます。

大切な家具の見た目がすぐに変わってしまうと
寂しいですよね。

このように、直射日光を家具に当てると、
さまざまな原因で、よくない影響が起きてしまいます。

では、直射日光を避けるためには
どうするのがよいでしょうか。

直射日光を当てないためにできる工夫は?

直射日光を避けるためにできることを、3つご紹介します。

  • 配置を変える
  • カーテンを閉める
  • テーブルクロスを敷く

簡単にですが、ひとつずつ説明していきます。

対策① 窓から離れたところに、家具を配置しましょう。

20220408145530.jpg

まずは、直射日光があたらない場所に家具を
配置できれば、そうしていただくのが一番よいです。

日差しの入る窓の近くに家具を置かないように、
配置してあげると家具を長持ちさせられます。

南向きに面している窓は、夏以外の季節だと、
一日中日差しが入ってくるので、注意が必要です。

対策② 日差しをやわらげるカーテンを使いましょう。

20220406144219.jpg

お部屋の間取りの都合上、窓の近くに
家具を配置できないときは、カーテンを使いましょう。

少しぐらいの日差しは問題ないですが、
外出時にはカーテンを閉めてからお出かけして
いただければ、安心です。

特に西向きの窓は、夕方の日差しが強いので、
カーテンを閉め忘れないように、気を付けましょう。

対策③ テーブルクロスを敷きましょう。

20220408145631.jpg

日中は光を取り入れて、生活したいので、
カーテンを閉めっぱなしにするのはちょっと...
という方は、テーブルクロスを使いましょう。

テーブルクロスを使えば、家具に直接、紫外線が
当たる心配もありません。

棚などには、テーブルクロスでなくとも、
なにか布を敷いて、保護していただくことをおすすめします。

家具を長持ちさせるには、直射日光を避けましょう。

直射日光に当てると、家具に何が起こるのか
おわかりになりましたか。

冬など寒いときは、日差しが部屋に入ると、
居心地がいいので、カーテンを閉めずに
過ごしたくなるものですよね。

20220407132810.jpg

日差しに当てたら、家具がすぐさまダメになるわけではございません。

心配しすぎなくてもよいのですが、せっかくおうちに
迎えいれた家具を、ながくきれいに使えるように、
この記事を参考に、できる対策をしていただければ幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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