Re:CENO productのカバーは洗える？
生地に合ったお手入れ方法をご紹介します。

今回のテーマは、「ソファーカバーの正しいお手入れ方法」です。

ソファーカバーが汚れてしまったとき、どのように
お手入れするべきか、ご存知でしょうか？

ソファーカバーは素材によって、正しいお手入れ方法
があり、誤った方法でお手入れすると、
ソファーカバーが傷んでしまったり、縮んで装着できなくなってしまいます。

そこで今回は、リセノのソファーで採用している、
コーデュロイ、クリンプ、リネン、リネンミックスの
4つの生地の正しいお手入れ方法を、ご紹介します。

正しいお手例方法を覚えて、ソファーを
綺麗な状態で、永く使えるようになりましょう。

まずは一覧表で、お手入れ方法をチェックしよう。

まずは上の一覧表で、それぞれの生地のお手入れ方法を確認しましょう。

お手入れ方法は、ドライクリーニング推奨の生地と、
洗濯機丸洗い可能な生地に分かれます。

画像左：コーデュロイ　/　左：クリンプ

コーデュロイとクリンプ生地は、
水を使わずに洗浄する、ドライクリーニングを推奨しています。

水を使わないため、生地が縮むことがなく
洗濯後に、ソファーカバーが装着できなくなる心配がありません。

また、ドライクリーニングだと色落ちや毛羽立ちを
最小限に抑えることができます。

コーデュロイ、クリンプの2つの生地は
生地が縮みにくく、ダメージの少ないドライクリーニングでお手入れしましょう。

画像左：リネン　/　右：リネンミックス

リネンとリネンミックス生地は、洗濯機で丸洗いが可能です。

コーデュロイ、クリンプ生地と比べ、
生地が縮みにくいため、水洗いしても問題がありません。

ご自宅の洗濯機で洗うことができるので、
お手入れしやすいメリットがあります。

ちなみに洗濯機不可のコーデュロイ、クリンプでも
部分的であれば、水洗いしても大丈夫です。

飲み物をこぼしてしまった場合など、
ソファーカバーを部分的に洗いたいときは、
まず、桶に30度以下の水を入れて、その中に中性洗剤を数滴垂らしましょう。

汚れた部分だけを水につけて、優しく揉むように
手洗いすれば、部分的な汚れは綺麗にできます。

コーデュロイ、クリンプ生地はどうやって
ドライクリーニングすればいいの？

ドライクリーニングは、水を使わず特殊な溶剤を
使って洗濯する、お手入れ方法です。

そのため自宅では難しく、クリーニング屋さんに依頼しましょう。

費用は掛かりますが、縮みや色落ち、毛羽立ちを
抑えられ、ソファーカバーのダメージを軽減できるメリットがあります。

ちなみドライクリーニングの費用は、
2人掛けソファーの場合、おおよそ6,000円前後かかります。

ドライクリーニングの種類について

ドライクリーニングで使用する溶剤は、石油系と塩素系（パークロロエチレン）の2種類あります。
リセノでは、生地が傷みにくい石油系を推奨しています。

テキスタイルプロテクターW

クリーニング屋さんに持っていくのが面倒な方や
クリーニングの費用が気になる方は、
テキスタイルプロテクターのご使用を、お勧めします。

ソファー使用前にプロテクターを散布することで、
ソファーカバーが水分を弾くようになり、汚れが付着しにくくなります。

ドライクリーニングが手間だなと感じる方は、
ぜひ、プロテクターを試してみてください。

リネン、リネンミックス生地はどうやって
洗濯機で洗えばいいの？

リネン、リネンミックス生地は、ご自宅の洗濯機で丸洗いすることが可能です。

ただ洗濯機で洗うと、洗浄力が高い反面、
ドライクリーニングや手洗いするより、生地が傷みやすくなります。

なるべく生地を傷めないように、洗濯機で洗うときの
手順とポイントを抑えておきましょう。

① ソファーカバーを洗濯ネットに入れよう。

ソファーカバーは、洗濯ネットに入れてることを推奨しています。

ネットに入れることで、洗濯による生地の摩耗を
軽減し、生地が傷みにくくなります。

ちなみにソファーカバーは、裏返さず表にしたまま
洗濯しましょう。

表にしたまま洗うことで、カバー裏側の縫製箇所が
ほつれることを防止できます。

② 水温は30度以下に設定しよう。

水温が高いと洗浄力が上がりますが、
その分、生地が縮みやすく、色落ちしやすくなります。

洗濯する場合は、水温を30度以下に設定しましょう。

また生地のダメージを軽減するために、
洗濯の強度は、「弱」に設定することをお勧めします。

③ ソファーカバーを裏返して日陰干しよう。

洗い終えたら、ソファーカバーを裏返して、日陰で干しましょう。

裏返して日陰に干すことで、ソファーカバー表面の
日焼けによる変色を、防ぐことができます。

①～③のように洗うと、洗濯機で洗っても、
生地のダメージを最小限にすることができます。

生地に合ったお手入れ方法で、ソファーを永く綺麗に使いましょう。

今回ご紹介したように、
コーデュロイ、クリンプは、ドライクリーニングを、
リネン、リネンミックスは、洗濯機洗いが可能です。

ただ、洗濯機で洗うと生地が傷みやすく、
洗う回数が多いと、どうしても生地が傷んでしまいます。

ソファーカバーを清潔に、かつ生地を傷めず使う個人的なお勧め方法は...

• テキスタイルプロテクターを使用して、汚れにくくする。
• もし汚れた場合は、部分的に手洗いをする。
• 全体の汚れが気になる場合は、ドライクリーニングする。（年1～2回）

このようになるべく汚れにくく、汚れても
負担が少ない洗濯方法だと、ソファーカバーを綺麗な状態で永くご使用いただけます。

ソファーカバーの汚れが気になったときは、
今回ご紹介した正しいお手例方法で、ソファーカバーを綺麗にしてください！