WOOD×IRONのオリジナル家具がいよいよ完成!
製造工場をレポートします。
こんにちは、よねもとです。
現在、製作中のオリジナル家具
「WIRY(ワイリー)」シリーズの製造
工場へ見学に行って来ました。
今日のウェブマガジンでは、一足早く
最新の情報をお届けします。
製作中のWIRYシリーズは、スタイリッシュなメンズライクテイスト
まず工場レポートの前に、製作中の
WIRYシリーズについてご紹介します。
今回のテーマは、スタイリッシュで上品な
印象のメンズライクテイストをイメージ。
ラインアップは、ダイニングテーブル、
ダイニングソファー、ダイニングベンチ、
リビングテーブルを予定しています。
特徴は、大きく分けて4つ。
- 細くてスタイリッシュな印象のアイアンフレーム
- 板目と柾目が絶妙なバランスで組み合わさった天板
- ディテールへこだわったオリジナルのファブリック
- ゴールドがアクセントになる真鍮のパーツ
メンズライクだけど、ゴリゴリになり過ぎない
ように、木目の模様のバランスや、アイアン
のフレームの太さ、真鍮のパーツなどにも
こだわり、念入りに調整を重ねています。
WIRYシリーズの概要は、今回はここまで。
特徴やこだわりについては、今後の
マガジンで詳しく報告できるように
していきますので、お楽しみに。
板目と柾目については、こちらの記事で
詳しく説明しています。
板目?柾目?節あり?家具選びは、<木目>にも注目しよう!
家具に軽やかな印象をプラス。アイアンフレームの製造工場を訪ねます。
では早速、製造工場を回って行きます。
初めに向かったのは、鉄工所。
ここでは、アイアンフレームと真鍮
パーツの、制作現場を見学。
アイアンのフレームは、切断、溶接、
研磨の工程を追って作られます。
特に溶接した時にできる、無骨な凹凸は
職人さんが一つ一つ丁寧に研磨して、
きれいに仕上げていました。
真鍮のパーツも、この地域ではなかなか無い
プログラミングに沿って、鉄を削りだす専用の
切削機械で行います。
あっという間に、ツヤツヤのきれいな仕上がりに。
この工程には、一瞬の出来事に驚かされて、
みんなも「すごーい」と、思わず笑顔に。
ちなみに鉄工所内の室温は、40度以上。
暑くて過酷な状況でも、一つ一つ丁寧に作業を
する職人さんの姿を見て、フレームづくりの
現場をリアルに感じることができました。
木材加工から、塗装や縫製まで。全てを賄っているメイン工場へ
次に向かったのは、木材加工や塗装、
縫製まで、アイアン以外の製造工程を
全て賄っているメインの製造工場へ。
今回この工場を案内してくださったのが、
こちらのヨウさん。
ヨウさんは、日本に留学経験もあるので、
日本語も堪能。
ぼく達が求める細かなニュアンスも
通じるので、今回の製品づくりでは、
とても頼りになるパートナーです。
"人"が主役の家具づくり
この工場では、作業工程がエリア毎に
細かく分かれていて、約70名の職人さん
が家具作りに携わっています。
どの工程でも、必ず関係してくるのが
その作業を専門としている"人"です。
機械でオートマチックに製造される家具
づくりもありますが、ここでは全てを機械に
任せずに、人の手を入れることで丁寧に
家具づくりがされています。
こちらは、木材加工エリア。
木材パーツの組み合わせなども人の手で、
細かく調整されています。
研磨も隅々までしっかり職人さんが行います。
こちらは、塗装エリア。
ダイニングテーブルの天板の塗装では、ムラが
出ないように、慎重かつスピディーに作業が
進められています。
仕上がりもこの通り。一切ムラがありません。
こちらは、裁断、縫製エリア。
ここでは、ソファに使用する張地の
裁断から縫製までを行います。
細かなパーツによっては、丁寧に手で裁断することも。
切る、磨く、塗る、縫う。
どの工程の中にも、職人さんひとり一人の
手が入ることで、丁寧に家具づくりがされて
いるのを知ることができました。
細かな最終チェックも、念入りにします。
こうして作られたオリジナル家具は、
最終チェックも必ず自分たちの目で
確認して調整を掛けていきます。
例えばダイニングテーブルは、
柾目、板目のバランスは良い感じ
に振り分けられているのか。
高さや、座り心地はどうなのか。
意図したものに仕上がっているのか。
4人で座ってみた感じはどうなのか。
などなど、いろんなチェック項目を炎天下
にも関わらず、朝から晩まで、自分たちが
納得いくまでひたすら念入りに調整を行いました。
今後の動向も、乞うご期待!
今回は、オリジナル家具の製造工場を
お伝えしましたが、いかがでしたか。
意外と知られていない家具の製造現場
ですが、地道な作業の繰り返しが多く、
人の手で丁寧に作られているということも
知っていただけたかと思います。
ご紹介したWIRYシリーズは、
遅くとも9月には発売予定です。
今後のマガジンでも、追って
報告できるようにしていきます。
これからの動向もお楽しみに!
それではまた、次回に。
よねもとでした。