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大小異なるサイズのテーブルを組み合わせた「RattanMix Nest Table」。ソファーでの食事やPC作業の時間を、より快適にしてくれます。
おすすめポイントを動画で解説します(音声解説)FEATUREおすすめポイント
リビングを広く使いながら、
リビングをより快適にする「ネストテーブル」
みなさんのお家のリビングでは、家具をどんな風にレイアウトしていますか?「ソファーがあって、その前にテーブルを置いて...」というのが、一般的なイメージではないでしょうか。
「ちゃぶ台」に代表される様に、家の中心である居間にテーブルがあるのが、旧来の日本の文化でした。
現代では、食事はダイニングで、団らんはリビングで、寝るときは寝室で...という風に、各部屋を目的別に使い分けるのが一般的です。
「居間」としてさまざまな役割を一手に担っていた「リビング」は、食事や就寝をそれぞれの部屋に役割を受け渡すことで「くつろぐ」に特化できる場所になりました。
さらに、お部屋の役割分担によって、リビングにあるテーブルは、お酒を飲んだり、動画を見たり、テレビを見ながらちょっとした調べ物をしたり、といったような「くつろぐ時間をサポートする」役割に変化したのです。
この観点であらためて見返したときに、「もしかしたら、リビングに置くテーブルは、小さなサイドテーブルでも良いのかも?」と、考えはじめたのが、「ネストテーブル RattanMix」の製品開発をするきっかけです。
よくよく考えると、日本の住宅は狭く、リビングとして、取れる大きさは限られています。
ですから「ソファー前にしっかりしたテーブル」ではなく「ソファーの横にサポート的なテーブル」を配置することで、テーブルのスペース分を減らすことができ、リビングを広く使うことができます。
現代のリビングの役割を見つめなおし、必要な機能性として「サイドテーブル」を選択するという発想の転換を促すことが「生活の不の解消」につながればと思います。
旧来の「ちゃぶ台文化」から、現代のスタイルにあったリビングへの転換としてのサイドテーブルの提案となるネストテーブル RattanMix/NAですが、ただ小さくなっただけでは、メリット・デメリットの取り合いになってしまいます。
ですから、今回提案するサイドテーブルは、
「背が高く、大きいサイズのウッドテーブル」
「背が低く、小さいサイズのラタンテーブル」
の2つのテーブルが「ネスト=入れ子」になっている仕様にデザインしました。
普段はコンパクトにまとまりながらも、使うときにはリビングで様々な役割を担えるようにと考えた結果、ネストという答えにたどり着きました。
「背が高く、大きいウッドテーブル」は、
ソファーでの食事や、PC作業をサポートします。
まずは「背が高く、大きいウッドテーブル」について、ご紹介していきます。
ワンルームにお住まいの方や、お仕事が忙しい方など、リビングで、パソコンやタブレットで調べ物をしたり、メールだけ返信したりという場面ってありますよね。
デスクや、ダイニングに向かうほどじゃないから、リビングでテレビを「ながら見」しながら、パソコンを使いたいような時です。
そんなときに、使ってほしいのが、こちらのウッドテーブルです。
テーブルの直径は、45cm。ノートパソコンを置いて、タイピングもしっかりとできる、ちょうど良いサイズ感にしています。
リビングのテーブルとしてはこぶりながらも、しっかりと必要なサイズ感は補えています。
また、高さにもこだわっています。
ソファーに座ってパソコンをする場合は、膝の上に乗せてパソコンをタイピングするか、床に座って、テーブルに向かって、パソコンをするか、という方が多いと思います。
でも、わりと使いづらかったり、傍から見て、美しい姿ではないですよね。
ネストテーブル RattanMix/NAは、高さ52cmと、通常のローテーブルよりも高く設計しています。
多くのソファーの座面高は、40cm程度の物が多いので、ソファーに座りながら、パソコンをするのにちょうど良い高さに設計しています。
また、ひじ掛けの高さもクリアできるものが多いので、タブレットなどを置いて、動画鑑賞などにもちょうど良い高さかなと思います。
つまり「背が高く、大きいウッドテーブル」は、「リビングで、仕事もしたい現代人」に向けて、従来のリビングテーブルよりも、さらに良い解決策を提示するアイテムとして、位置付けています。
「背が低く、小さいラタンテーブル」は、
しっぽりと夜を楽しむのに最適です。
次に「背が低く、小さいラタンテーブル」についてご紹介していきます。
こちらのテーブルは、中央に「ラタン」をあしらったディテール感のあるデザインで、直径35cm×高さ45cmと、ウッドテーブルと比べると、さらにこぶりなサイズ感です。
週末の夜に、ソファーに座って、映画鑑賞をするとき。そんなときに、ソファー横からひょいっと取り出してスナックや、飲み物を横に置いて、だらっと過ごすのに、最高の相棒です。
ソファーの前においても、そのサイズ感と、ラタンの抜け感があることで、ほとんど圧迫感がなく、取り回しの良さが最大の特徴です。
重量もわずか1.6kgと、とっても軽いのも、感じていただきたい嬉しいポイント。女性や、お子様でも、軽々と持ち出してこられます。
また、ラタンを採用することで、ほど良い「抜け感」と「ディテール感」をデザインとして加えており、ナチュラルヴィンテージスタイルとしても映えます。
通常、ラタンは長く使用しているうちに重さでたわんでくることがありますが、その心配も考慮済です。
ラタンの下にネットを張っていて、このネットが重量をしっかりと支えてくれるので、ラタンがたわむことなく、長くご愛用いただけます。
小さくてどこにでもフィットするテーブルですから、一人暮らしのワンルームならば、ソファー前でひとつ使って、もうひとつはベッドの横に置いてもいいかもですね。
引っ越して、お部屋が大きくなっても、なんなりと使えるフレキシブルさが魅力でもあります。
無垢のオーク材で、美しく。
水にも強く、お手入れも楽々です。
それぞれのテーブルは、無垢の北米産オーク材を採用し、木の美しさを感じられます。強い樹種ですから、何十年も使っていただくことを想定しています。
飽きの来ないシンプルなデザインと、どこにでもフィットするサイズに設計していますので、長くご愛用いただければと思います。
また、ウッド部分はすべて「ウレタン塗装」で仕上げていますので、グラスをそのまま置いても傷むことがなく、気兼ねなく晩酌などをお楽しみいただけます。
ラタン部分は、ウレタン塗装ができない為、ラッカー塗装で仕上げています。
ラッカー塗装は、それほど水に強い塗装ではないのですが、もともとラタンは水に強い素材のため、こちらもグラスをそのまま置いていただいても問題ありません。
自宅でもしばらくグラスを置いて実験してみましたが、特に問題が起こりませんでしたので、大丈夫かなと思います。
床に向かって細くなる「テーパード脚」で、
さらにすっきり、軽快な見た目に。
さて、次にお伝えしたいのは、デザインについてです。
各所こだわって何度も作り直しをしましたが、特に脚のデザインについては、何度も試行錯誤しました。
ストレート脚にしたり、金属パーツで作ってみたり、見た目のバランスと、耐久性について、何度も工場とディスカッションを重ね、その度に試作も行いました。
当初のストレート脚は、せっかく軽やかに使っていただきたいのにも関わらず、思ったよりも強い印象が出てしまいました。
太さや、高さを何度かやり直したうえで、最終的に行き着いたのが、今回の床に向かって細くなっていく「テーパード脚」です。
ソファーの横に置いた際に、なるべく存在感を消し、リビングで邪魔にならないようにと意識しました。
その結果、天板は20mm厚を採用することで、軽やかさと軽量化を実現し、また、脚はテーパード仕様にすることで、より軽やかさを感じるようにデザインしています。
床に向けて、すこしずつ細くなっていく姿は、美しさを感じられます。
また、価格を下げるためには、脚を組み立て式にして、お届け後に取り付けいただく仕様にすれば、配送費を削れるため、少しでも価格を下げることができます。
ただ、そうすると、天板との取り付け部分に金具を取り付ける必要があり、横から見える部分が美しく仕上がりません。
ですから、今回はネストテーブルで有名なアーコール社に倣って、ウッド仕様の完成品にしています。
すこし価格は上がってしまいますが、耐久性と、丸みを帯びた美しい接合フォルムに仕上がりましたので、ご容赦いただければと思います。
「ヴィンテージレッド」で作る、
北欧ヴィンテージの世界観
北欧のヴィンテージによく見られる、赤みがかった家具。「ネストテーブル RattanMix/RD」は、そんなヴィンテージ家具のような趣を感じさせてくれます。
この深い味わいは、写真のように、キリムのラグマットやヴィンテージ雑貨などをミックスしたスタイリングと相性がよく、北欧ヴィンテージの世界観を作るのに一役買ってくれます。
リセノで取り揃えているヴィンテージレッドの家具を取り入れて、より深く、より奥行きのあるコーディネートを楽しんでいただければと思います。
明るく爽やかな「ナチュラル」、
落ち着きのある「ミッドブラウン」もございます。
木本来の色味を活かした爽やかな印象の「ナチュラル」もございます。
スタイリッシュな佇まいでありながら重くなり過ぎず、軽快な空気感を演出。趣ある表情でナチュラルヴィンテージテイストのインテリアにも溶け込みます。
こちらは落ち着きを感じさせる「ミッドブラウン」。
深みのある木目が、リビングを趣ある雰囲気に変えてくれます。どこか懐かしさを感じさせる佇まいは、オリーブやキャメルなどのカラーと相性がよく、ナチュラルヴィンテージテイストにぴったりな仕上がりになっています。
ソファのテーブルとして購入させて頂きました。大きさと高さがちょうど良く別々に使っても良きかなと思います。テーブルの天板が籐になっていて抜け感があるのでステキです。