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FEATUREおすすめポイント
ヴィンテージ家具とのスタイリングを求めた
siltaシリーズの「テレビボード」
「silta(シルタ)シリーズ」から、今回登場したのが「テレビボード」。まるでヴィンテージ家具のような趣のあるデザインに仕上がっています。
リセノが提唱する「ナチュラルヴィンテージスタイリング」。それを実現するために、ヴィンテージ家具や雑貨などを「アクセントアイテム」としてお部屋に取り入れることは、方法の1つです。
しかし、そんな「ヴィンテージ家具」を取り入れたお部屋のスタイリングをする際に、実は多くのひとが困ってしまう課題があります。
それが「テレビボード問題」です。
ヴィンテージ家具の作られていた1950年代というのは、北欧でも、テレビ放送がはじまって間もない時代。
ですから「テレビボード」という概念自体がそもそもなく、ヴィンテージ家具には「テレビボード」というものがありません。
そのため、お部屋を「北欧ヴィンテージ家具」を基調にスタイリングする際には、テレビボードが見つからずに「はて、どうしたものか」と、苦労するというわけです。
そういった経緯の中で「無いなら、私たちが作ろう。」と作ったのが、こちらの「TVボード silta」。
北欧ヴィンテージ家具のような上質な空気感を、お部屋に与えてくれるアイテムです。
「日本の住宅」にフィットする設計を。
奥行きが浅く、リビングを広く感じます。
「TVボード silta」は、見た目の美しさだけでなく、使い心地にもたくさんの工夫を施しています。
ひとつめの工夫は、通常のテレビボードよりも「奥行きを浅く」していること。
多くのテレビボードは、奥行き「42cm以上」で設計されていますが、このテレビボードは画像下のように、奥行きを「38cm」と、すこしスリムにしています。
わずかな差ではありますが、リビングを広く感じるにはこの数センチの差が、意外と印象に違いを与えます。
また、奥行きを縮めるとともに、高さも抑えています。
ほんのわずかな差ではありますが、奥行きの薄さと、シンプルな意匠デザインを掛け合わせることにより、驚くほどに圧迫感を軽減してくれます。
奥行きを抑え、高さを抑えることで、圧迫感を軽減することができ、大きなテレビを置いた時にも、お部屋を広く感じる効果があります。
高さを抑えたことで、
より楽な姿勢でのテレビ視聴が可能になります。
圧迫感を減らして、お部屋を広く感じる効果以外にも、高さを抑えたのには、もうひとつ理由があります。
テレビ視聴に適した姿勢は「首が10~15度下を向く姿勢」と言われています。
ソファーに座って、テレビを少し見下げる感じの角度が、長時間見ていても、肩が凝りづらいそうです。
通常のソファーの「座面高」は、およそ「38~40cm」。
そこから身長170cmほどの人の座高を足すと、目線の高さは、おおよそ「85cm」くらいです。
もうすこし身長の低い方なら「80cm」くらいですし、お子様なら「50~70cm」でしょう。
その目線の高さよりも、テレビの中心位置が低くなっていると、疲れづらいわけです。
55インチのテレビは、高さが80cmほどですので、
(目線高) 80cm - (画面中心) 40cm = 40cm
40cmよりも低いテレビボードが最適です。
市販のテレビボードは、高さ40cm前後のものが多いので、より女性や子供に焦点を当てたプロダクトとして設計したのが、今回のテレビボードで採用している高さ「36cm」です。
家にいることが多いであろう主婦の方や、子供たちが「大型テレビ」を「自然な角度で」見られるという解決を入れ込んだわけです。
また、ソファーに寝ころんでテレビを見るという方も多いと思います。寝ころんだ時の目線の高さは、床から「約50cm」です。
「寝ころんで視聴派」の方にとっても、低いテレビボードは、とても良いわけです。
細部にまでこだわった「美しいデザイン性」。
美しいオーク材の木目が、リビングを美しく彩ります。
この収納家具には「オーク材」を使用しています。
オーク材は、独特な木目が美しく、木製家具としての美しさを感じることができます。
自然物としての「木目」は、お部屋に人工物では表現しえない「複雑性」を与えてくれます。
複雑性が入ることにより、お部屋はより趣深さを増し、豊かな空間となるのです。
真っ白で無機質な収納家具であったり、木を模した「プリント材」を使った収納ではなく、本物の木を使った「オークの無垢材・突板材」で作っています。
「お部屋に入って一番に目に入る場所」であるフォーカルポイントに、美しいオーク材の木目があることで、お部屋全体の美しさを引き上げてくれます。
「眼鏡橋」から想起した可愛らしい脚デザイン
もうひとつ意匠デザインとして入れ込んだのは、独特な脚のデザインです。
丸みを帯びた脚が、可愛らしさと、柔らかな存在感をお部屋に与えてくれます。
「おしゃれは、足元から」ですね。
ちなみに、この家具シリーズ名である「silta」とは、フィンランド語で「橋」の意味。
綺麗な「R(アール)」を描いた脚は「眼鏡橋」をどこか想起させます。
家具の「足元」という小さな小さなデザインですが、職人の手によって削り出された、手間暇のかかった設計です。
気に入っていただけるといいなと思います。
真鍮をあしらうことで、上質さをプラス
取っ手部分には「真鍮(しんちゅう)」をあしらっています。
リセノを長くご利用いただいている方には、おなじみの仕様ですね。
木製家具に、真鍮のゴールドをあしらうことによって、高級感をプラスしています。
こちらも小さなデザインではありますが、取っ手なので、普段よく手に触れる場所でもあり、素敵であると嬉しい場所です。
細かな工夫ですが、取っ手の穴をよく見ていただくと、貫通させずに、木を貼って、穴を閉じています。
これは「スライド扉」のため、貫通させると、お子様などが、もう1枚の扉に指を挟んでしまう恐れがあると思ったからです。
大人は気をつけると思いますが、お子様はふとした拍子に大きなケガにつながりかねません。
設計段階において、社内の品質検査で議題として上がり、その点も考慮した安全なデザインに変更しました。
スライド扉で、スムーズな取り出し
扉は、スライド扉なので、テレビボード前に扉を開閉する余分なスペースは要りません。
スムーズな開閉で、中のものを取り出しいただけます。
全体的に圧迫感を抑えた設計でありながら、扉内にはたっぷり収納できます。
意外とまだまだ活躍のあるDVDをたくさん収納していただくのも良いですし、電池や爪切りなど雑多な日用品を収納していただくのも、しっかり「隠す収納」を実現できます。
ウレタン塗装で水や汚れに強いから、
長くきれいにお使いいただけます。
私たちの家具は、設計や、細やかな工夫以外にも、物理的に長く使えるようにデザインをしています。
それは「ウレタン塗装」を施していることです。
ウレタン塗装は、水や汚れに強く、メンテナンス不要で、非常に長持ちする塗装方法です。
以前は「ウレタン塗装をすると、テカテカしてしまう」という問題があり、リセノの家具では、美しさの観点から、使用することを避けていました。
が、今は工場との連携で「艶消し/導管開き」というマットな仕上がりのウレタン塗装方法を見出し、その塗装方法にてウレタンを施しています。
つまり、気になる「てかり」はなく、とてもマットな仕上がりでありながら、長持ちするようにしています。
キッチンでの水にも強いですし、リビングでの使用時には、花瓶の水が付いてしまっても、問題ありません。
花が落ちやすい種類であっても、水拭きもできますので、長く清潔にお使いいただけます。
「テレビボード選びの基本」をアドバイス。
テレビとのバランスが大事です。
サイズ展開のご紹介の前に、テレビボードのサイズ選びのポイントをおさらいしておきましょう。
テレビボードの選び方の一番のポイントは「全体が三角形になるように選ぶ」ことです。
こんな風に、テレビとテレビボードのサイズが近いと不安定な印象を受けて、頭でっかちな不格好さが際立ってしまいます。
ですから、テレビのサイズに対して、テレビボードは大きいものを選ぶことによって安定感が増して、小顔のスタイルの良い印象を与えることができます。
目安は「テレビの横幅+左右に30cmずつ」くらいのスペースを作るのが良いでしょう。
そうすることで、安定感が生まれるとともに、左右にフォトフレームや、お花などを飾ることができます。
テレビというのは、消えている時は「黒い物体」ですので、インテリアの美しさを損ねやすいです。
左右にディスプレイを置くことで、テレビ以外に目線がいきやすくなり、インテリアスタイリングの印象も引き上げることができます。
テレビサイズやお部屋にあわせて選べる、
4つのサイズをご用意しました。
幅120cmタイプは「24~32型」くらいのテレビ用に。
1人暮らしのコンパクトなお部屋や、書斎などに小さなテレビを置く際に最適です。
幅150cmタイプは「40型」くらいまでのテレビ用に。
小さめのリビングなどに最適なサイズ感で、テレビは32型以下などの小さな場合にも、余白を使って、花瓶や小物などを置くディスプレイスペースとして使うことで、きれいなテレビエリアを作るのにも最適です。
幅180cmタイプは「55型」くらいまでのテレビ用に。
重心が低く、お部屋に圧迫感を与えませんので、小さなリビングに大きなテレビを置く際には、活躍してくれると思います。
幅200cmタイプは「65型」くらいまでのテレビ用に。
65型のテレビを置けるリビングは、かなり広いことが多いと思いますので、テレビボードもしっかりと大きなサイズを選ぶことで、高級感を増すことができます。
「ウッド扉」と「ガラス扉」。
各サイズで扉のタイプを選べます。
扉のタイプは、全面ウッド扉タイプと半面ガラス扉タイプの2種類からお選びいただけます。
ウッド扉は、木製家具ならではの美しい木目を感じられます。
中にたっぷりと収納できますので、一人暮らしなどの小さなお部屋では、収納家具としても高い機能性を発揮してくれます。
またガラス扉は、半分がガラスの扉になります。
120cmと150cmタイプは、2枚扉ですのでどちらか一方がガラスに。180cmと200cmの扉は、3枚仕様のため、画像のように1枚がガラス仕様になります。
DVDやBlue-rayプレイヤーの赤外線を通しますので、それらの機器を頻繁に使われる方は、ガラス扉をお選びいただくと良いでしょう。
扉の開閉用のレールは「前・後」に2本通っています。
2本のレールにそれぞれ扉をのせて、設置いただければと思います。
お部屋の雰囲気にあわせて選べる、
美しい3つのカラーをご用意しました。
カラー展開につきましては、3色をご用意しました。
こちらは、北欧家具をイメージした「ヴィンテージレッド」。
北欧の1950年代頃のヴィンテージ家具をイメージしたコンセプトカラーです。
赤味のあるブラウンカラーが、ヴィンテージ家具の様な趣きと、上質さ、そして落ち着きを感じさせてくれます。
こちらは、定番でお部屋馴染みの良い爽やかな「ナチュラル」。
ナチュラルは、ナチュラルヴィンテージのお部屋作りの中でも、さわやかで、明るい印象のスタイリングがお好きな方に、おすすめのカラーです。
家具の色味は、明るいほどにお部屋は広く見えます。
一人暮らしの小さなお部屋の方や、リビングをできるだけ「軽やかに、広く見せたい」という方にもおすすめです。
深みがあり、こっくりと趣深い「ブラウン」。
こちらは、深みを感じられる色味で、ナチュラルではすこし物足りないという方におすすめのカラーです。
ブラウン色の家具と合わせて、リネンのファブリックなどと合わせることで、深みがありながらも、さわやかな印象を兼ね備えた、絶妙のバランスのスタイリングに仕上がります。
サイドボードもご用意しております。
お好みに合わせて「5つのタイプ」からお選びいただけます。
siltaシリーズには、テレビボード以外にサイドボードも展開しています。
「LDKを美しく」というテーマを軸に、デザイン・設計・開発をおこなった収納家具です。
さまざまなご自宅にフィットするよう5種類をご用意しておりますので、ぜひ家具選びの際にご検討いただければ幸いです。