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快適な座り心地を、コンパクトに持ち運べる「Nychair X 80(ニーチェアエックス80)」。シンプルで美しい、機能的なデザインの日本の名作チェアです。
おすすめポイントを動画でご覧ください。FEATUREおすすめポイント
くつろぎとアクティブさを兼ね備えた
日本の名作チェア
けっして広いとは言えない、わが家のリビング。ゆったりくつろげるソファーに憧れるものの、今後引っ越すかもしれないということも考えると、置くスペースも思い切って購入する勇気もないのが正直なところでした。
とはいえ、間に合わせで家具を買うのは、やっぱりもったいない...そんなわがままを叶えてくれたのが、「Nychair X 80(ニーチェアエックス 80)」でした。
「Nychair X」シリーズは、人間工学を基に計算された座り心地とシンプルで美しく、機能的なデザインが高く評価されている日本の名作。Nychair X 80は、そのシリーズ発売開始から10年後の1980年に誕生しました。
畳が一般的な住環境から、椅子のある生活様式が普及していった時代。日本人のライフスタイルの変化に合わせて生み出されたこのチェアは、他のNychair Xシリーズよりも座面高が高く設計されています。
また、他のタイプは座ると後傾姿勢になり、頭まで預けられるハイバック仕様。一度座ったら離れがたいような座り心地が特徴で、音楽を聴いたり映画鑑賞など1人で過ごすゆったりとしたリラックスタイムにうってつけです。
それに対してNychair X 80は、高い座面高に加えて傾斜も緩やか。腰掛けてみると、見た目のコンパクトさからは想像できない、体にやさしくフィットする座り心地を味わえます。
そして、ほどよくリラックスしながらも、立ったり座ったりの動作がスムーズに行えるのが大きな特徴。ちょうどソファーとチェアの間といった感覚でしょうか。
1人で過ごす時間だけでなく、私の家ではサイドテーブルと合わせて、ちょっとした食事やゲームなどの団欒の場にも活躍してくれています。
「くつろぐ」という要素と「楽しむ」というアクティブな要素と、どちらもバランスよく兼ね備えているのが、Nychair X 80の最大の魅力なんです。
お部屋からアウトドアまで。
快適な座り心地を、コンパクトに持ち運べます。
Nychair X 80は、心地よい座り心地に加え、なんといってもそのコンパクトさが特徴。面倒な組立はいらず、簡単に折り畳める構造になっています。
畳むと大きさは、およそ幅22cm×奥行き67cm×高さ78cmほど。自立してくれるので、使わない時はちょっとしたスペースに置いておくこともできます。
掃除や洗濯などの家事が忙しい時間帯に、さっとしまって動線を確保できるのは有難いですよね。それにもし引っ越すことになっても、気軽に持っていけるというのも気に入ったポイントでした。
重さは約6kgと軽量で、女性の私でも楽に持ち運ぶことができます。
例えば、私の家では普段リビングに置いてあるのですが、寝室でのんびりすることが多い早朝や夜は、ベッド横に持っていくことも。ベッドに入るとすぐに眠ってしまうので、眠る前の読書などにはこのチェアがぴったりなんです。
天気がいい日は、さっとベランダに持ち出してくつろぐなんて過ごし方も。
他のNychair Xよりも奥行きがコンパクトな分、あまり広くないベランダでも持ち出して楽しむことができます。
コンパクトさと軽量さを備えていますから、アウトドアやピクニックにももってこい。強度のある丈夫な帆布素材というのも頼れるポイントです。快適な座り心地は1脚広げるだけで、まるで家の中にいるようなリラックスした気持ちに。
実は最近、わが家でもアウトドアをするようになったのですが、頻繁には行かないのでアウトドアチェアを買うには迷っていたところ。Nychair X 80を迎えてからは、たまの休みには車に積みこんで、家族とピクニックに出掛けています。
こんな風に、過ごしたいと思う場所で気軽に、自由にくつろげるのがNychair X 80の大きな魅力です。
人間工学に基づいて設計された
座り心地の3つの秘密
折り畳み椅子ということで座り心地にはあまり期待していなかったのですが、一度座ってみると、しっくりと体に馴染む心地の良さに驚きました。この座り心地には、人間工学に基づいて設計された3つの秘密が隠されています。
まず一つ目は、肘掛け部分。よく見ると一般的なチェアに比べて、斜めに傾斜がかかっているのが分かります。これは腕をおろして、自然と肘から腕がかかる高さと角度。
高すぎると肩こりにつながり、逆に低すぎると腕の重みを預けられないので、この角度が絶妙。腕をしっかりと預けることができるので、大袈裟に聞こえるかもしれませんが、肩がふわっと軽くなる感覚があります。
次に、背もたれ部分。Nychair X 80の背もたれは横から見ると、緩やかなS字型になっています。これは腰を自然に支えられるように、背骨の形に合わせたもの。この形のおかげで、安心して体を後ろに委ねることができます。
また、シートには国内生産に拘られた、一級帆布と呼ばれる倉敷帆布を使用。最高品質というだけあって、その肌触りはしっとり、やわらか。一般的な帆布生地によく見られる、固くてがさがさとした感触はなく、素肌で触れても心地よさを感じるほどです。
木材などと違ってほどよくしなりがあるので、体の動きに合わせてやさしく馴染んでくれるのも疲れにくいポイント。
最後に、座面部分。後ろに向かって少し深くなっている構造は、体を預けてゆったりと座ることができるうえに、広さがあるので、脚をあげてくつろぐことも。
座面の高さは一般的なソファーと同じくらいですが、座った時に足の裏がしっかりと床につくように設計されています。こうすることで、座面の前の縁と膝裏とに隙間が生まれ、血流をさまたげることなく、脚への負担を軽減してくれるんです。
私は身長が低いので、ソファーやチェアに座った時に、足が床につかないこともしばしば。何度も体勢を変えて座りなおしていたのですが、Nychair X 80の場合、そんな必要はありませんでした。
これらの考え抜かれた設計によって、長時間座っていても疲れることなく、自然な体勢でリラックスして過ごせるチェアに仕上げられています。
1人で過ごす時間も、みんなで集まる時間も。
暮らしのあらゆる場面に寄り添うチェア
くつろぎとアクティブさを兼ね備えたNychair X 80は、暮らしのあらゆる場面に寄り添ってくれます。
例えば、一人暮らしのお部屋や寝室などでは、自分専用のパーソナルチェアとして。長時間座っていても疲れることなく、快適に読書やPC作業ができます。
お部屋のスペースに余裕がない方は、ダイニングチェアも兼ねて使用するのもおすすめの使い方です。
テーブルを囲んでのちょっとした食事や団欒にも。
私の家でもよくあるのが、客人を招いた際にリビングで「どこに座ろう?」なんて場面。そんな時は、Nychair X 80をさっと広げるだけでゲストを囲んだ団欒の場所に。
スツールなどと違って背もたれがあり、座り心地もゆったりと快適。もちろん使わない時はしまっておけますから、家にソファーがあるという方もひとつ持っておくととても重宝します。
また、家族と同じスペースにいても、その時々でくつろぎ方が違うこともありますよね。
このチェアがあれば同じ空間にいながらも、それぞれのパーソナルスペースを確保することが可能。1人はソファーでゆったりと読書、1人はスポーツ観戦を楽しみたい! なんて時も、お互いを邪魔することなく、リラックスして過ごすことができます。
着脱式で、お手入れもスムーズに。
ドライクリーニングが可能です。
ゆったりとくつろげるチェアだからこそ、うっかり飲み物をこぼしてしまった...! なんてこともありますよね。
そんな時は、本体のネジを緩めてパイプから外すことで、シートの着脱が可能。ドライクリーニングに出していただけるので、ご安心ください。
ただ、頻繁にドライクリーニングするとなると億劫に感じることも。そんな場合は汚れる前に「プロテクター」をしておくのがおすすめです。
こちらはリセノでも取り扱いのある、イタリア生まれの「ユニタス テキスタイルプロテクター」。ファブリック製品に付着する埃や皮脂の汚れを付きづらくするための汚れ予防の「プロテクター」です。
買った直後や洗ってすぐに振りかければ、汚れが付きにくくなり、また汚れを落としやすいようにもブロックしてくれるので、日々のお手入れの負担を軽減してくれます。
お部屋に合わせて選べる
豊富なバリエーション
リセノでは、ナチュラルヴィンテージテイストに合う、計6パターンの組み合わせをご用意しました。
肘かけは、天然木のビーチ材を使用したナチュラルとダークブラウンの2色。無機質なパイプフレームと、シンプルな帆布生地に木の温かみが加わることで、インテリアとしてお部屋に馴染むデザインとなっています。
生地は、キャメル、ホワイト、グレーの各3色になります。
自分の生活に合ったNychair Xを。
様々なタイプの取り扱いがございます。
お好みに合わせてお選びいただけるよう、「Nychair X 80」のほかに様々なタイプをご用意しました。
こちらはシリーズの先駆けとなる「Nychair X」の通常タイプ。体全体を包み込む背もたれが特徴的です。シリーズの中では一番座面が低く、深く腰掛けられることでリラックス感もアップします。
長時間じっくり座る時には、同タイプのオットマンを合わせると、足を伸ばして快適にお過ごしいただけます。
「Nychair X」のロッキングタイプはゆったりと揺れ動き、安心感のある座り心地。
しっかりと安定しているラウンジチェアタイプには無い、くつろぎ心地を味わえます。また、揺れの反動で立ち上がりやすいのも魅力です。
外のまぶしさや外からの視線を遮りながらも、ほのかに光や風、音を伝える役割を持っている「しきり」は、日本で古来から使われてきた生活の道具です。「Nychair X shikiri」は、そんな「しきり」をコンセプトに、格子・簾・障子から連想された柄模様が表現されています。
無地の「Nychair X」シリーズと比べると、柄模様がちょっとしたアクセントをプラスしてくれます。お部屋が少し物足りないなあという方には、こちらのタイプがおすすめです。
いつの時代も愛され続ける
暮らしの道具を目指して。
日本人デザイナー新居 猛(にい たけし)が目指したのは「多くの人から愛されるカレーライスのような椅子づくり」。そこには、座りやすい椅子を無駄なお金をかけずにつくるという、新居さんの一貫した姿勢があったそうです。
そうして生まれたNychair Xは、置く場所を選ばない美しく機能的なデザインで、50年以上たった今でも世界中の人々に愛され続けています。
「座り心地を落とさず、とにかく安く、道具のように役に立ってこそ椅子」という信念のもとに作られたNychair Xは、暮らしの役立つ「道具」のひとつとして、たのもしく、やさしく生活に寄り添ってくれます。
座り心地が良く持ち運びができるので、その時の気分でいろいろな場所に移動して使っています。
使用してみて、肘掛けの角度が絶妙なところも気に入っています。