FEATUREおすすめポイント
座り心地へのこだわりは、生地の触り心地にも。
オリジナルカラーに染めた国産のコーデュロイ生地を。
座り心地へのこだわりは、生地にも。
手に触れた時の柔らかさを求めて、コットン100%の綿糸をゆっくりと丁寧に織り上げた国産のコーデュロイ生地を、リセノのオリジナルカラーに染め直しました。
洋服でおなじみのコーデュロイ生地。国内での生産は、95%以上が静岡県で製造されています。当店も良質なコーデュロイを求め、静岡県の工場にオリジナルカラーの生地の生産を依頼しました。
製造工程でこだわったのは、太い畝(うね)幅。
コーデュロイは、畝の太さで印象がガラリと変わります。畝幅が太ければ、ゆったりとラフな印象に。細い畝幅だとスッキリと引き締まった印象に。
WIRY(ワイリー)シリーズには、畝幅1cmの太畝を採用。アイアンのすっきりとした印象とは対照的に、ざっくりとした温かみを感じるデザインを求めました。
カラーも、一から染め直したオリーブ&キャメルの2色の生地は、独特の深みと味わいがあり、ざっくりとワークな印象とともに、上質さも感じさせる色合いに仕上がりました。
サラッとした感触で年中使える。
「クリンプ生地」カバー新登場
独自に染めあげたコーデュロイ生地が人気のWIRYシリーズ。
「コーデュロイ生地は素敵だけど、秋冬のイメージが強いので、夏の時期にもサラッと使える生地がほしい」との声を、お客様よりたくさんいただいていました。
というわけで、今回待望の新生地として、folkシリーズでおなじみの「クリンプ生地」でカバーをつくりました。WIRYの持つアンティークライクな印象はそのままに、短い毛足と滑らかな触り心地で、季節を問わずお使いいただけます。
爽やかな生地感と柔らかな触り心地。
耐久性にも優れています。
クリンプ生地とは、正確に言うと「モケット」の「クリンプ生地」。
モケット生地は、電車やバスなどの座席でよく見るあの生地です。柔らかな触感が気持ちよく、公共交通機関で採用されるほどの高耐久性。そして、この「モケット」という生地に「クリンプ」というパーマのような仕上げを施しています。
モケット生地は毛並みが一方向に向いてしまうと、そこだけ色が変わってしまう特性があります。電車なんかで小さいころに、椅子に手で絵を描いたりしたことありますよね。あれがそうです。
クリンプ生地は、モケットにパーマのような加工をかけることによって、毛並みが一方向に向いてしまわないようにするとともに、毛の先端と側面の色を変えることにより、色が混じりあった様な独特の色合いに仕上げています。
今回のクリンプ生地は、和歌山県の高野口で製造。製造工程では、パイル織物ならではの柔らかさや独特の風合いを最大限引き出すための工夫をしています。
クリンプ糸は、工場で染色した後、ニット機で編み上げてから高温で低湿乾燥するという手の込んだ工程を取り入れています。
さらに、色を染め上げる過程において、染料の計量は、自動計量システムに任せるのではなく、直接人の目でチェック。染色後の色確認も、現場作業者と試験室技術者が自ら行っています。
こういった細かいこだわりが、クリンプ生地ならではの触り心地や風合いを生んでいます。
以前購入したオリーブ色のWIRYは夏には少し暑く感じたのでこちらのグレーを購入しました。
雰囲気も変わって季節ごとに楽しめそうです。
1枚目がグレー
2枚目がオリーブです。
※WIRYのベンチは床がどうしても凹んでしまうためベンチの下にラグを敷く予定です。
ラグが入荷するまでの間タオルで代用しています。