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使い心地と機能性に優れたオフィスチェア「WIRY(ワイリー)」。天然木×ファブリックの柔らかなデザインがナチュラルヴィンテージにぴったりです。
おすすめポイントを動画でご覧ください。FEATUREおすすめポイント
使い心地が良く、見た目も柔らかに。
無機質ではない「オフィスチェア」
今回リリースするオフィスデスクとオフィスチェアは、実は、僕たちの本社用にデザインしたものです。
オフィスチェアは無機質で、メカニカルなデザインのものが多いです。
オフィスというのは、たくさんのデスクとチェアがざーっと並ぶ関係上、シンプルな方が美しいからでしょうか。
もしくは、無機質でメカニカルな方が、仕事に集中できる場所と認識しやすいから、かもしれません。
オフィスチェアの有名ブランドの「HermanMiller」や、美しいデザインの「Vitra」なんかも、メカニカルなデザインを打ち出しています。
ただ、オフィスの在り方は、昔と比べると効率性を求めるものよりも、あたたかみや居心地の良さを高めて、それにより仕事のパフォーマンスが最大化するという流れが主流になってきています。
シンプルなデスクと、オフィスチェアと、PCが並んでいると、どうしても無機質な「仕事場」という印象を受けてしまいます。
なので、もう少し家具のような質感があった方が、現代のオフィスには合っているのではないかと思います。
僕たちのオフィスもリノベーションをするにあたって、ファブリックフロアからオーク無垢床に張り替える予定で、居心地の良い空間で、リラックスして働ける場所にしようと考えています。
そうしたら、メカニカルなオフィスチェアよりも、ファブリックや木を使った「椅子」に近い意匠の方がデザイン的にもフィットしますし、リラックス感を感じられるだろうと思います。
使う人に合わせられる
「高さ調節」機能
さて、そういうわけで「椅子」の意匠に近づけて、「リラックスを感じられるオフィスチェア」というコンセプトが決まり、デザインがスタートしました。
「椅子」に近いデザインということは、「そうしたら椅子でいいのでは?」という疑問とあたることになりますが、そうではありません。
オフィスチェアに求められる要素として、大きく3つの要素が存在するからです。
その一つ目は、使う人に合わせられる「高さ調節」の機能。
オフィスチェアは、いろんなメンバーが入れ替わり使うことがありますので、それぞれの座高にフィットする「可変性」が必要です。
自宅での短時間の仕事や勉強ならば、座高が合ってない椅子をとりあえず使っていても良いともいえます。
ただ、1日8時間×平日5日間=40時間以上を過ごすオフィス仕事や、恒常的なリモートワークでは、高さが合わない椅子を使い続けると、姿勢が悪い状態が続くことで、体を痛めてしまいます。
コロナ禍の影響で、自宅でのリモートワークが急に始まった人の多くが苦しんでいるポイントでしょう。
なので、高さ調整の機能は、オフィスチェアに必須の機能であり、椅子ではまかなえない機能なのです。
今回のオフィスチェアは、大手メーカーも採用している機構を採用し、座面高さを 47cm~54cmの「7cm」の高さ調整が可能になっています。
自分に最適な高さに出来ることで、気持ちよくデスクに向かえると思います。
多機能を携えて実現した
快適な「座り心地」
必須の機能の2つ目は、快適な「座り心地」。
長い時間座り続けることを想定しているので、心地にもこだわっています。
座部分には、リセノのソファーでおなじみのコーデュロイのファブリックを張り込んでいます。
柔らかな触り心地が気持ちよく、とても人気の高いこの生地は、オフィスチェアらしからぬリラックス感を感じられます。
背もたれと座面には、取り外し式の固めのウレタンを仕込んでいるのでオフィスデスクにしては、気持ちのいい座り心地を実現しています。
また、レバーを操作すれば、後ろに倒れる機能が開放されて、こんな風に「船こぎ」ができるので、一息つきたいときに、気持ち良かったりします。
集中した後は、体が固まってしまいがちですから、体勢を変えて、体をほぐせるのが大事だったりします。
ちなみに座面下部の回転体を操作すると、この後ろに倒れる硬さを調整できますので、お好みの硬さが選べますし、倒さないようロックも可能です。
また、オフィスチェアの独特な機能として、足元にはキャスターが付いていますよね。
キャスターがある事で立ち上がりが楽だったり、ちょっと考えごとをする時にデスクからすいーっと遠ざかったり、横や後ろの席の人と話をするときなど、なにかと便利な存在です。
なので、このオフィスチェアにもキャスターをばっちり装備しました。
また、360度回転もしますので、考え事をするときに、体を左右に振ることができるのも、仕事のストレスと向き合ううえで、地味に貴重な機能であったりもします。
素材を使い分けることで、
「耐久性」を考慮した工夫
そして、3つ目は長く使い続けられる「耐久性」。
オフィスチェアは、長い時間使うものですから、耐久性も重要なポイントです。
ウレタンシートは、取り外すことができて、これだけを買い替えができるように提供します。
すぐにへたれることはないですが、ウレタンの性質上ずーっと同じ場所に座っていると、だんだんと痛んできます。
なので、数年に1度くらいで買い替えていただければより長くお使いいただけるかなと思います。
また、アーム部分には、オーク無垢材を配しています。
オフィスチェアの手の部分はもっとも擦り切れてしまう箇所で、また、手で触りますので、自然と汚れが目立つところでもあります。
このアームにオーク無垢材を配することで、擦り切れてしまうこともなく、また、同時に意匠性も高めています。
生地は、オリジナルカラーに染色。
1cmの太畝で、ざっくりとした印象に。
生地は、手に触れた時のやわらかさを求めて、綿100%の綿糸をゆっくりと丁寧に織り上げた国産のコーデュロイ生地をオリジナルカラーに染め直したものです。
製造工程でこだわったのは、太い畝(うね)幅。
コーデュロイは、畝の太さで印象がガラリと変わります。畝幅が太ければ、ゆったりとラフな印象に。細い畝幅だとスッキリと引き締まった印象に。
WIRY(ワイリー)シリーズには、畝幅1cmの太畝を採用し、少し離れた場所から見ても、ざっくりとした温かみを感じるデザインを求めました。
カラーも、一から染め直したオリーブ&キャメルの2色の生地は、独特の深みと味わいがあり、ざっくりとワークな印象とともに、上質さも感じさせる色合いに仕上げています。
時が経つことで、
より深みのある風合いに。
コーデュロイ生地は、長い間使っていくと、いい感じにクタッとした雰囲気が増してきます。
何回も触れているうちに畝の凹凸が平らになり、色合いも少しずつ落ち着いて、周りの家具とも馴染みがよくなってきます。
使い始めにも増して、やわらかさ、色合いが経年で深みを出し、さらに懐かしさの感じられる風合いに。
時間を掛けることでしか生まれないその質感は、きっとインテリアにも新しいものでは得られない奥行きの感じられる空間にしてくれると思います。
ファブリックのカラーは
「キャメル」「オリーブ」の2種類をご用意しました。
今回、ファブリックはリセノでも安定して人気のある「コーデュロイ」を採用しました。
カラーは、お部屋のテイストに合わせて、「キャメル」「オリーブ」の2色からお選びいただけます。
ブラウンカラーのアームの他に、
ナチュラルタイプもご用意しました。
アーム部分を、やさしい色合いに仕上げたナチュラルカラーもございます。
落ち着きを感じさせるブラウンカラーに比べ、ナチュラルカラーは爽やかで軽快な印象に。どこか懐かしさを感じさせる、ナチュラルヴィンテージテイストにぴったりな仕上がりになっています。
ナチュラルヴィンテージのオフィス家具。
「木製×アイアン」のしっかりデスクも作りました。
オフィスチェアと並んで、デスクもご用意しました。
サイズは、幅120cm × 奥行き70cm × 高さ71cmのごく一般的なサイズを採用。
木材とアイアンを組み合わせてすっきりとした意匠に仕上げつつ、基本的な部分をしっかりと設計しているので、いままでの家具よりも、さらに快適に、気軽に、清潔にお使いいただけます。
カラーは、オーク無垢材を使用した、ナチュラルとミッドブラウンの2色展開です。チェアのカラーと合わせたりと、お好みに合わせてお選びいただければと思います。
チェア、デスクともにデザインが魅力的でセットで購入しました。
安い買い物ではないため、京都店に実際に見に行きました。
デザインやサイズはイメージ通りでした。
印象が変わったのは座り心地で、folkソファのようにふかふかした感じだと思っていましたが、座面も背もたれも硬めに出来ており、作業がしやすそうな印象でした。
実際に使ってみて、座面の広さや背もたれの高さもちょうどよく、とても気にいっています。
ちょっとリラックスしながら作業したい時には、背もたれにクッションを入れて調整したいと思います。