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世界中で70年以上愛され続ける、北欧の名作「ダイニングチェアー J39」。美しいオーク材を活かした、シンプルで洗練されたデザインが魅力です。
おすすめポイントを動画でご覧ください。FEATUREおすすめポイント
デンマーク国民がもっとも愛した、
ダイニングチェアーの傑作「J39」
北欧家具の名匠「ボーエ・モーエンセン」がデザインした「ダイニングチェアー J39」。このチェアーのもつ魅力は、一切の無駄を廃したシンプルなデザイン。
直線的ですらりと伸びた脚部と、背もたれの緩やかな曲線との組み合わせは、北欧家具ならではの温もりとモダンデザインの洗練された美しさを感じることができます。
1947年の発売から、一度も生産を止めることなく作り続けられているこのチェアーは、別名"ピープルズチェアー=みんなの椅子"と呼ばれ、誕生から70年以上経った今でも、世界中で愛用され続けるロングセラーです。
シンプルさゆえ「簡素で誠実なデザイン」と評されるこのチェアーは、どんなスタイルのお部屋にも合わせることができる「美しさ」と、長い期間使い続けることができる「耐久性」を合わせ持っています。
今回「名作」と呼ばれるこのチェアーを採用した背景には、Re:CENO productが掲げる「Good feeling design(心地のいいデザイン)」「Long life devise(長く使える工夫)」と共通した特徴を持っていることが、大きな要因のひとつです。
ナチュラルヴィンテージのスタイリングとの相性がよく、このチェアーがひとつ空間に加わることで、洗練された上質なスタイリングに仕上がります。
5年の歳月を掛けて生み出された、
特別な座り心地
もちろん、長く使い続けるためには、デザインだけでなく座り心地も快適でなければなりません。
5年という長い年月を掛け、幾度となく試作を繰り返しながら、緻密に計算されたデザインは、実にシンプルな構造ですが、この構造こそが長く使い続けるための「耐久性」と、椅子本来の役割である「座る」という機能面での、使い心地を実現しています。
座面は「J39」の特徴の一つであるペーパーコードが用いられています。中央にかけて低くなっていく構造は、平らな座面の椅子と比べ、自然な座り心地を感じていただけます。
使い始めは、ギッチリと固く張ったペーパーコードですが、座るごとに、お尻の形に合わせて少しずつ変形し、だんだんと自分のお尻にピッタリ馴染んでいくような感覚です。
ペーパーコードは長年使用して行くことで、緩みが生じてきたり、汚れが徐々に目立つようになりますが、私たちRe:CENOでは、それを味わいと捉えています。
大切なチェアーの経年変化と共に、家族の歴史を感じながら団欒の時間を過ごしていただく、なんていう素敵な使い方をしていただければと思います。
それでも、使用に影響がでる程の緩みや汚れが気になった場合、張り替え対応も行なっております。 ペーパーコードは強度のある素材ですので、交換の目安としては約10〜15年。頻繁に張り替える必要はありませんので、安心してお使いください。
「J39」は、座面のフィット感以外にも、背もたれの絶妙なホールド感が秀逸。曲木加工によって生まれる滑らかな曲線によって、アームがなくともすっとくつろぐことができます。
木特有の硬さを感じることもなく、腰と背中のちょうど真ん中あたりを優しく支えてくれるので、長時間のデスクワークにも最適です。
座面は少し高めの44.5cm。
オーダーカットも承ります。
日本製のチェアーは「座面高42~45cm」のものが多いのですが、このチェアーの座面高は、それよりもやや高めの「座面高44.5cm」です。
私たちで試した感じだと、身長160cm以上の方であれば「座面高44.5cm」でも違和感なくお座りいただけます。
ただ、身長160cm未満の方だと、深く腰掛けると足が床に届かない感じになりますので、座り心地は良くないと感じてしまうと思います。
また、ダイニングを快適に過ごす目安は「テーブル天板トップの高さ - 椅子座面高 = 26~30cm」です。 例えば、写真のfolkダイニングテーブルは高さ68cmですので、チェアーの座面高は38~42cmくらいの高さが最適です。
こんな風に、ダイニングテーブルとチェアーの差尺も日々の快適さに深く関わってきますので、いろんなテーブルに合わせていただける様に、「オーダー脚カット」を承ります。
一生物のチェアーですので、できれば購入前にご自宅でお持ちの椅子の下に雑誌を挟むなどして、高さはチェックされたうえで、オーダーカットをご依頼いただくと良いと思います。
ちなみに、デザイン的にもまっすぐ下に伸びる脚デザインなので、カット後のデザインも崩れないチェアーだと思います。
仕上げは「ソープ」「オイル」の
2種類からお選びいただけます。
「J39」に使用されているのは、デンマーク産ヨーロピアンオークの無垢材。美しい木目と、時間の経過と共に優雅に熟成する、世界最高峰の素材が使用されています。
塗装方法は「ソープ仕上げ」と「オイル仕上げ」の2種類。どちらも素材本来の特徴を最大限活かす仕上げ方法なので、お好みでお選びいただければと思います。
ソープ仕上げは木の素材感や美しさをそのまま表現できる塗装方法。オイル仕上げのように濡れ色にはならず、白い木肌と、さらりとした肌触りを楽しむことができます。
ナチュラルカラーのダイニングはもちろんのこと、Re:CENO productの「伸長式ダイニングテーブルfolk-natural」のような、木肌が白いテーブルと合わせていただくことで、より洗練された空間に仕上がります。
オイル塗装は、しっとりとした「濡れ色」になります。メンテナンスよって、傷や染みを消すことも、そのまま取り込んで表情にすることもできるので、唯一無二の味わいを楽しむことができます。
落ち着いた柔らかい色味なので、ブラウンカラーのダイニングに合わせるのも良いですし、ナチュラルカラーのダイニングのアクセントとしてお使いいただくのもおすすめです。
シンプルなデザインは、
他のチェアーともよく合います。
ダイニングシーンにおいて、すべて同じチェアーで揃えて統一感を出すのも良いですが、敢えてチェアーの種類を揃えないコーディネートもおすすめ。
別々のチェアーをひとつのテーブルに合わせて使うことで、ダイニングにメリハリが生まれ、よりセンスアップした素敵なインテリアコーディネートに仕上がります。
また、一脚一脚チェアーのストーリーを感じながら、買い揃えていく楽しみを味わうことができるのも、魅力のひとつです。
メンテナンスをしていただくことで、
より愛着を持ってお使いいただけます。
「ソープ仕上げ」「オイル仕上げ」のチェアーで気になるのは、日常のお手入れ方法ではないでしょうか?
過度な心配は不要ですが、厚い保護膜がない塗装方法であるため、シミや汚れ、傷には弱い仕上げとも言えます。そのため、飲み物などをこぼしてしまった場合はすぐにふき取るようにしてください。
また、月に1度と決めて、乾いた柔らかい布で、埃などを落とすように乾拭きしていただくのが良いかと思います。
汚れがとても目立つ場合や、綺麗な状態でお使いいただきたい場合には、専用のメンテナンスキットを使用した、お手入れ方法をおすすめしています。
蓄積した埃や肌の油分で汚れてしまったチェアーが、丸っと綺麗な状態になります。
メンテナンスを行う度に、また長く大切に使おうと愛着が湧いてくるはずです。メンテナンスが苦手だなと感じる方も、1年に1回程度の作業で問題ありませんので「楽しみ」として行なっていただければと思います。
デンマークを代表する家具メーカー
「Fredericia(フレデリシア)」
Fredericia(フレデリシア)社は、1911年からチェアーを主力とする家具メーカーとして誕生しました。
創業以来、職人の高い技術力を起点に、世界最高峰の木材を使用したシンプルで機能的な家具デザインを数多く誕生させ、デンマーク国内のみならず、世界中から愛される家具メーカーとして、現在でも家具業界を牽引しています。
北欧の名匠
「Borge Mogensen(ボーエ・モーエンセン)」
「ボーエ・モーエンセン」は、シンプルで機能性に優れた木製家具を数多く発表し、いずれもシンプルなデザインと耐久性を考慮した構造が特長となっています。
Yチェアーで有名な「ハンス・J・ウェグナー」と共に、第二次世界大戦後のデンマークモダンを牽引した、大きな影響力をもつデザイナーの一人です。
親しみやすく、長く使えるものだからこそ、愛着も深まり暮らしになくてはならない存在となっていきます。彼の代表作でもある「J39」の使い心地を、ぜひお楽しみ下さい。